新学期は友達作りや、自己紹介などで緊張する機会が多くなりますよね。
どちらもスムーズにいけば問題ないのですが、なかなか難しいものです。
今回は、そんな新学期に緊張しない方法をご紹介していこうと思います。
また、最後に、緊張しているお子さんに親御さんができる事もまとめていこうと思います。
目次
【新学期・緊張しない方法】友達作りで緊張したら?どんな対応するのが良い?
自分から無理に話しかけようとしない
初めて会った人に、自分から話しかけようとするのは、なかなか難しいものです。
「何か話さなきゃ」という強い思いが、逆に空回りすることがあります。
例えば、今までの話題と全然違う話題を持ち出してきてしまったり、相手の話を聞く暇もなく自分の話をしてしまったりということです。
このような時には、一度、自分からのアプローチはやめてみましょう。
無理をするのではなく、話せるきっかけがあったり、きっかけを作ってくれたりした時に、自然に話すという方法をとれば、あまり緊張せずに話すことができると思います。
話しかけられやすい雰囲気を作る
相手に伝わるほどの緊張はあまりよくありません。
緊張は周りも気づかれ「話しかけないでオーラ」だと思われてしまいます。
そこで、どうしたら話しかけられやすい雰囲気になるのかと言いますと、ずばり「笑顔でいること」です。
心の中では、とても緊張しているとしても、笑顔でいれば周りからも話しかけられやすい雰囲気になることでしょう。
話せる話題を考えておく
いくつか会話のネタを持っておきましょう。
- どんなものが好きか
- 今流行っているもの
- 持ち物について
などです。
そのほかにも入学したての頃だったら、部活についてとか、どこの中学校(小学校)出身なのかなど、話を広げられそうな話題を考えておくのもいいでしょう。
また、相手の話に出てきた話題で、自分も興味があるものに関しては積極的に話を聞いてみましょう。
例えば、「それって私も興味があるんだけど、詳しく教えてくれない?」などと聞けば、話が広がって、自然と緊張せずに会話が楽しくなりますよ。
最終的には自分から動くことも大事
最終的には、自分から動くことが大切です。
入学したてや、進級したては誰だって緊張しているものです。
その中で、どのように動くのか、それが大事なのです。
部活を見学に行ったり、クラスの委員になってみたり、自分から行動してみましょう。
緊張するのは、行動を起こす前まで。
一度動き出してしまえば、緊張は自然と和らいでいくものですよ。
新学期恒例の自己紹介を成功させるためには
続いては、新学期には必ず行われる自己紹介を、成功させる方法について解説していこうと思います。
第一印象を良いものにするには
自己紹介で一番大切なものは第一印象です。
第一印象をよくするための3つのポイントをご紹介します。
笑顔を絶やさない
先ほども、笑顔でいる事が大切だとお話ししましたが、自己紹介でも同じく、笑顔は重要なポイントです。
笑顔でいると、第一印象もとてもいいですよね。
また、「あの子の笑顔がとても素敵だったから、後で話しかけてみようかな」と思われたりするでしょう。
前を向いて話す
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緊張しているからと言って、下を向いてモジモジと話すのは、印象を悪くしてしまうので、絶対にNGです。
何をしゃべっているのかわからない、暗い印象、話しかけづらいなどの印象を与える場合があります。
しっかりと前を見て、自己紹介するのが大切です。
ハキハキとしゃべる
せっかく、笑顔でいて前を向いていても、声が聞き取りにくければ印象が悪くなってしまいます。
ハキハキと大きめの声で話すことで印象が良くなります。
以上の3点を意識して行うことで、自己紹介での第一印象はとっても良くなりますよ。
友達を作りやすいように共通点となりやすいことを話しておく
みんなの印象に残るような共通点を自己紹介に取り入れておくといいでしょう。
例えば、部活や趣味などは必須項目です。
その他には、
- 地元について
- 家族構成について
- お気に入りのスポットを紹介
- 最近のマイブーム
などから1つ2つ、話しやすいものを選んでみるのもいいでしょう。
緊張して、うまく話せない人は、紙にどんなことをしゃべりたいのかを書いてみて、練習してみるのも1つの手だと思います。
新学期が始まり毎日緊張している子供に親ができる事
お子さんが、新学期が始まって緊張していて、心配だという親御さんいらっしゃると思います。
そんな親御さんが、お子さんにできる事をまとめてみました。
緊張は肯定的なことだと教える
「緊張」=「ワクワクしている」と捉えると、緊張を肯定的にとらえていることになると思いませんか?
「緊張しないで」という声かけよく聞きますが、これは緊張している自分を否定的にとらえることになり、さらに緊張が増してしまうのです。
ちなみに、「緊張しなくても大丈夫」「心配ないよ」はあまり意味がないようですよ。
親ができる事は子供の緊張を受け止めてあげる事や、共感しながら前向きにとらえてあげるとこが、適切なフォローだと言えるでしょう。
学校行事を終えて帰ってきたらたくさん褒めてあげる
上手にできていた部分を積極的にほめてあげましょう。
失敗してしまったところは置いておいて、成功した部分を子供が思い出せるようにしっかりとほめてあげることが重要です。
成功体験を積み重ねていくことが、子供の自信に繋がり、同じような場面に立った時に緊張が和らぐようになるのです。
もちろん、失敗してしまった個所への反省も大切です。
出来ていることは普段から褒めてあげる
褒めるタイミングは、何もイベント事ばかりではありません。
普段の生活でも、褒めてあげるべき個所は多いはずです。
小さなことでも褒めてあげることで、子供の自信に繋がるのです。
先ほどもお話したように、子供に自信がつけば、緊張をあまりしなくなります。
そこで、親や大人ができる事は、子供の良い点を積極的に見つけ、褒めてあげることです。
親は、良い点を見つけるよりも、悪い点に目が行ってしまいがちです。
なので、子供の良い部分を見つけようと意識付けすることが重要です。
そうすることで、普段の生活でも、子供の良い部分を見つけやすくするものなのです。
まとめ
- 友達作りに緊張してしまうという時には、積極的だけでなく、自然と話しかけられる雰囲気を作ることも重要です。
- 緊張する自己紹介ですが、クラス中に印象付けたいのであれば、「笑顔・前を見る・ハキハキと」を心掛けましょう。
- 子供の緊張をほぐしてあげるためには、子供が自信をつけて行動できるように、褒めるということが大切になってきます。
新学期は何かと緊張してしまう時期ですよね。
今回のお話で、緊張しながらも新学期を楽しく迎えてほしいと思います。