生後3ヶ月頃になると、赤ちゃんを連れてお出かけする機会が増えてきます。
しかし、暑さの厳しい夏は外出をためらってしまうという人も多いのではないでしょうか。
そこで夏の赤ちゃんとのお出かけで大切なのが、十分な準備や対策です。
赤ちゃんを連れて安心してお出かけするために用意しておくべき持ち物や、赤ちゃんの服装選びの注意点について紹介します。
暑さ対策以外にも室内との温度差対策や紫外線、虫よけなど、夏のお出かけに必要な情報を紹介しますのでぜひ参考にして下さいね。
目次
【生後3ヶ月頃のお出かけ】夏に持って行くべき物は?
夏のお出かけは他の季節と違って、短時間であっても暑さによる体調不良を起こしやすいため、親子共々注意が必要です。
ここでは、夏のお出かけに持って行くべき物について紹介します。
飲み物
赤ちゃんは大人よりも新陳代謝が活発なので、多くの水分が汗や尿となって体から排出されます。
そのため、赤ちゃんはこまめに水分補給をする必要があります。
特に夏の季節は暑さによって汗がかきやすくなり水分補給がさらに必要になりますので、お出かけの際には飲み物を忘れずに用意しましょう。
飲み物は常温の水または白湯、赤ちゃん用麦茶や赤ちゃん用イオン飲料もおすすめです。
イオン飲料は、ミネラルを補給することができるので、汗をかくことで排出されるミネラルを補うことができます。
暑いからとつい冷たいものを飲みたくなりがちですが、大人と違って赤ちゃんは冷た過ぎる飲み物は負担になるため避けましょう。
夏は大人も適度な水分補給が必要ですので、赤ちゃんの飲み物と一緒に大人の飲み物も忘れずに用意しておきましょう。
保冷剤
ベビーカーや抱っこ紐を使用してお出かけする際には、赤ちゃんの体に熱がこもりやすくなります。
そんな時に便利なのが保冷剤です!
ケーキやアイスを購入した時についてくる保冷剤をタオルに包んで赤ちゃんの背もたれ部分に当てれば、熱がこもるのを防ぐことができます。
ベビーカーを使用する場合には、赤ちゃんの首や脇のあたりに保冷剤を置くと、体に溜まった熱を効果的に下げることができるのでおすすめです。
タオルやガーゼ
赤ちゃんは汗をかきやすいため、タオルやガーゼでこまめに拭いてあげましょう。
汗をそのままにしておくと、赤ちゃんの肌はデリケートなため、あせもができる原因にもなりかねません。
お肌に優しくて水分をより吸収する素材のものを選びましょう。
虫よけスプレー
公園などを散歩する場合には、虫よけ対策も行いましょう。
虫よけは、スプレーやクリームタイプなどの直接肌につけるタイプから、衣類に貼るシールやぶら下げて使う物まで様々な物があります。
直接肌につけるタイプの場合には、赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、できるだけ肌に優しい成分の物を選びましょう。
日焼け止め
暑さと同様に夏の季節に注意したいのが紫外線です。
夏の紫外線はとても強いため、敏感で刺激に弱い赤ちゃんの肌を守る必要があります。
日焼け止めは、乳液やローションタイプの物まで様々なタイプの物がありますが、どれを選んだら良いのか迷う人も多いのではないでしょうか。
日焼け止めを選ぶ際には、赤ちゃんも使える日焼け止めであることが第一です。
大人用の日焼け止めは赤ちゃんにとって刺激が強過ぎるため、必ず赤ちゃんも使える物を選びましょう。
乳液タイプは、伸びが良く塗った後も比較的しっとりとしているので、肌を日焼けと乾燥から守ります。
ローションタイプは軽い付け心地でサラサラしているので、ベタつきが気になるという人におすすめです。
どのタイプにするかは赤ちゃんの肌に合わせて選ぶことが大切です。
お出かけ前に日焼け止めを塗ったら、外出先でも塗り直しができるよう忘れずにバックの中に入れておきましょう。
脱ぎ着しやすい羽織り物
外は暑いですが、室内や建物の中は冷房が効いているため長時間いると体が冷えてしまうことがあります。
そんな時に、脱ぎ着がしやすい羽織り物があると寒さ対策ができるので便利です。
赤ちゃんによっては、袖を通すのを嫌がってなかなか羽織れないということがあるかもしれません。
袖を通さないポンチョタイプの羽織り物なら、スムーズに羽織ることができるのでおすすめですよ。
【生後3ヶ月頃の夏のお出かけ】赤ちゃんの服装選びの注意点
生後3ヶ月頃の赤ちゃんは、自分で体温調節ができないため、快適に過ごせる服装を選んであげることがとても大切です。
ここでは、夏のお出かけで着る服装を選ぶ時の注意点について説明していきます。
汗をしっかり吸う素材を選ぶ
汗をかきやすい赤ちゃんの着るものは、汗をしっかりと吸ってくれる素材のものを選びましょう。
綿素材は汗をしっかりと吸ってくれるためおすすめです。
肌着などの直接肌に触るものは、綿素材のものを選ぶと汗を吸収して不快感無く過ごせます。
また、吸収した汗を蒸発させる通気性に優れた素材であることも大切です。
汗が蒸発せずに濡れたままの状態でいると、赤ちゃんが風邪をひいてしまう可能性があります。
メッシュ生地や速乾性の高い綿素材などの通気性の高い素材を選びましょう。
気温調節しやすい服装
外は気温が高いけれど、室内に入ると冷房が効いているので肌寒く感じることが多いのも夏の特徴です。
室内に入っても、気温差に対応できるように脱ぎ着しやすい上着や靴下を持参すると便利です。
夏は素足でいることの多い赤ちゃんですが、足の冷えが気になる時用にレッグウォーマーもおすすめです。
夏用の薄地のレッグウォーマーなら、サラッとした肌触りで快適に過ごせます。
紫外線をカットできる服装
紫外線から赤ちゃんを守るために、なるべく露出の少ない服装を選ぶ必要がありますが、気温が高いとあまり厚着にしたくないですよね。
風通しの良い素材で、UVカット素材のパーカーなどが一枚あると、それだけでしっかりと紫外線対策ができるのでおすすめです。
抱っこ紐を使用する時には、赤ちゃんに帽子を被せてあげると、顔や頭の日焼けを防止できます。
まとめ
赤ちゃんは大人よりも汗をかきやすく暑さに弱いため、夏のお出かけ時にはきちんと対策できる物を持参する必要があります。
また、夏は外と室内との気温差も注意が必要なため、暑さと冷えの両方の備えがあると安心してお出かけができます。
今回ご紹介した、夏のお出かけ時の持ち物や服装選びの注意点を参考にして頂き、ぜひ赤ちゃんと一緒に快適で楽しいお出かけをして下さいね。