阪急バスの路線バスは、大阪、京都、兵庫の関西圏の広い範囲に路線網を持つ利便性の高いバスです。
子供から大人まで利用する路線バスですが、意外と知られていないのが子供の乗車料金です。
バスも電車と同じ様に子供料金があります。
そこで、阪急バスの子供料金やお得に利用する方法をご紹介します。
阪急バスの子供料金って何歳から適用になるの?
阪急バスでは、小学生以上中学生未満の子供は子供料金が適用されます。
子供料金は、大人料金の半額ですが、10円未満の端数は10円単位に切り上げとなります。
中学生以上は大人料金が適用されます。
では、小学生未満の子供はいくら料金がかかるのでしょうか?
1歳以上小学生未満の子供は、大人が同伴し同一区間利用する場合のみ、最大2名まで無料になります。
ただし、3人目からは子供料金(大人料金の半額)が発生します。
小学生未満の無料は人数に制限があるので注意が必要ですね。
お得に阪急バスを利用する方法
初めて阪急バスを利用する人も、利用頻度が多いという人も、せっかくなら少しでもお得に阪急バスを利用できたら嬉しいですよね。
そこで、阪急バスをお得に利用できる方法についてご紹介します。
知っておくと便利な方法ばかりですので、ぜひ阪急バスを利用する前に参考にしてくださいね。
1日乗車券
同じ日に数回阪急バスを利用する場合には、1日乗車券がおすすめです。
1日乗車券は大人660円、子供330円で購入できます。
阪急バスの乗車料金は、距離によって変動する場合と一律料金との2種類があります。
距離によって運賃が変動する場合に、最短距離で大人160円からの料金設定となっており、一律料金の場合の大人料金は220円です。
例えば一律料金の区間を1日に4回以上利用するなら、1日乗車券を利用すれば3回目以降の乗車料金がお得になります!
1日乗車券はその名の通り、有効期限が1日限りですので、翌日以降は使用できません。
また、距離によって運賃が変動する場合には、1回の乗車料金によっては4回以上利用しないとお得にはならない場合がありますので注意が必要です。
1日乗車券は、販売窓口で購入が可能です。
利用する際には、1日乗車券の券面を乗務員に提示して乗車します。
同日中に4回以上阪急バスを利用する人は、ぜひお得な1日乗車券を利用してみてはいかがでしょうか。
ICカード「PiTaPa」
関西のほとんどの交通機関で使用ができ、利用した分だけの後払い制なので事前のチャージが不要ととても便利なICカードの「PiTaPa」。
乗車時に読み取り機にかざすだけで乗車ができるので、スムーズに乗車ができます。
そんな便利な「PiTaPa」は、利用すればするほどお得な割引制度があるんです。
区間や事前登録は不要で、一ヶ月間の利用額に応じて自動的に割引が適用される「利用額割引」という制度があります。
この利用額割引は、月始めから月末までの利用金額に応じて割引率が変わります。
たくさん利用すればするほど割引率が上がるのが特徴です。
また、一ヶ月間一定の料金以上は何回利用してもかからない「登録型割引」という割引もあります。
こちらの割引は、事前に利用する区間の運賃を登録する必要があります。
事前の登録は「PiTaPa」のホームページ内の会員サイトから行うことが可能です。
どちらも「PiTaPa」のICカードのみ適用されるため、他の交通系ICカードでは割引になりませんので注意が必要です。
hanicaはんきゅうグランドパス65
hanicaはんきゅうグランドパス65は、65歳以上の高齢者向けの割引サービスです。
このパスを持っていると、阪急バスの全線がフリーパスとなります。
パスの料金は1ヶ月5,800円で、1日当り193円で阪急バスの全線が利用できるため、とてもお得です。
1ヶ月分のパス以外にも、3ヶ月、6ヶ月、1年と利用する期間が選べて、期間が長ければ長いほど割引率も高くなりお得です。
パスは阪急バスの定期券販売所及び営業所で購入が可能です。
購入する際には、顔写真(タテ3.0cm×ヨコ2.5cm)と、年齢を証明する証明書(運転免許証や健康保険証など)を持参する必要があります。
京都市域共通回数券・大阪市同調区間回数券
京都市と大阪市の指定する区間の利用できる回数券もお得に利用ができます。
京都市域共通回数券は、10回乗車分の料金で11回分乗車ができます。
大阪市同調区間回数券は、普通券と昼間券の2種類があり、昼間券は10回分の乗車料金で12回分乗車ができるためとてもお得です。
どちらも区間や路線が指定されているため、利用する区間が適用になるかを事前に確認してから購入しましょう。
まとめ
阪急バスの子供料金や適用年齢について、また阪急バスをお得に利用する方法についてご紹介しました。
毎日利用する人も1日だけ利用する人も、阪急バスの路線バスを利用するなら、ぜひ今回ご紹介したお得な割引方法を参考にしてみてくださいね。