潮干狩りに子供連れで行く時、どんな道具を持って行くべきか悩んだことはありませんか?
そこで、子供連れで潮干狩りに行く時にはどんな道具が必要かについて詳しく紹介していきます。
さらに子供連れの際にあると便利な道具もご紹介しますので、ぜひ子供連れで潮干狩りへ行く人は参考にして下さいね。
目次
【潮干狩り】子供連れに必要な道具は?
子供連れで潮干狩りに行く場合には、大人だけで行くのとは少し違った道具が必要になります。
同じ道具でも、大人と子供とでは少し違ったものが適していることが多くありますので、それぞれに合った物を用意しましょう。
熊手
「これ無しでは潮干狩りはできない!」と言ってもいいほど必要なのが熊手です。
一般的に販売されている熊手には種類が多くありますが、忍者熊手がおすすめです。
忍者熊手は、潮干狩り以外にも花壇の土おこしなどの園芸用品としても使われている便利なアイテムです。
しかし、爪部分が金属製の物や先が鋭く尖っているタイプの熊手は、重くケガの危険があるため子供には適していません。
子供には砂場用のおもちゃの熊手やプラスチック製の熊手を選ぶようにしましょう。
おもちゃの熊手やプラスチック製の熊手は100円ショップでも購入することができます。
網
網は採った貝を入れるのに使用します。
有料の潮干狩り場に行くと、網は貰えると思いますが、無料の潮干狩り場では全て持っていかなければなりません。
砂や水を落としやすい網目の粗いタイプの網がおすすめですが、貝が抜け落ちない程度の目の細かさを目安にしましょう。
子供用にはあまり大きくないミカン袋や洗濯ネットもおすすめです。
バケツやかご
網の中がいっぱいになった時に入れておくのに使用します。
バケツは蓋付きの物を選ぶと、腰かけながら潮干狩りができるので便利です。
潮干狩りは常にかがんだ姿勢でいるため、腰に負担がかかりやすくなりますので、特に大人に便利なアイテムです。
かごは、買い物かごタイプで大きめの格子の物がおすすめです。
買い物かごならたくさんの貝を入れても持ち運びしやすいのと、かごのまま水をかけて貝を洗うことができるので便利です。
クーラーボックス
潮干狩りシーズンは気温が高めのことが多いため、貝を持ち帰る際にクーラーボックスに入れれば鮮度を保つことができます。
クーラーボックスの中には保冷剤を忘れずに入れておきましょう。
家族で潮干狩りを行う場合には、持ち帰る貝の量も多くなるため、大きめのクーラーボックスがおすすめです。
クーラーボックスの中にはキャスター付きのタイプもありますので、大きいサイズの場合にはこれらを利用すると便利ですよ。
空のペットボトル
採った貝の砂抜きに必要な海水を持って帰るのに使います。
アサリたちは今まで住んでいた海岸の水ですと、砂を吐きやすくなります。
帰宅後に塩水を作っても良いのですが、海水を汲んでくると手っ取り早く処理できます。
日焼け止め
潮干狩りで注意が必要なことの一つが紫外線です。
曇っているから大丈夫と思っていても、海辺の紫外線は強いため日焼け対策は万全に行いましょう。
うつむいて潮干狩りをするため、首の後ろやうなじの周辺は特に日焼け止めを念入りに塗ってくださいね。
子供は砂や水で遊んだりして日焼け止めが落ちやすいため、定期的に体を拭いてから日焼け止めを塗り直すようにしましょう。
帽子
日焼け帽子や熱中症防止のためにも、帽子は親子共に必須アイテムの一つです。
潮干狩り会場は日差しが強いことが多いため、しっかりと紫外線対策のできるUVカット機能のある帽子がおすすめです。
帽子の素材は通気性の良い素材の帽子を選ぶと、暑さによる不快感が軽減できます。
ツバの大きいタイプの帽子がおすすめですが、風が強い時には帽子が飛ばされやすいので注意が必要です。
また、貝を採る時にうつむいた姿勢になるため、首の後ろが日焼けしやすくなります。
そのため、ネックガード付きの日除け帽子を選びましょう。
子供の帽子には、ゴムやネックガードがついているタイプで、水や砂で汚れても洗える素材の物がおすすめです。
飲料
夢中になって貝を探していると、つい水分補給を忘れがちですが、熱中症防止のためにもこまめな水分補給が大切です。
水筒の中に飲料を入れても、ペットボトルの飲料でも構いませんので、十分な量の飲料を持参しましょう。
タオル
濡れた時の体を拭く用以外にも、首に巻いたり肌寒くなった時に一枚体にかけるなど、意外と使う場面が多いのがタオルです。
途中でおやつや食事をする時など、一時休憩時に手足を洗う頻度が多いのでタオルは多めに持参すると便利です。
潮干狩りで使用するタオルは、吸水性と速乾性に優れた物がおすすめです。
また、小さなお子さん連れでしたら、バスタオルが身体に巻けるようになっているもの(ラップタオル)もおすすめです。
厚手のゴム手袋
大人も子供も素手で掘るのは危険ですので、厚手のゴム手袋を着用しましょう。
砂の中には割れた貝などがあるため、素手で触るとケガをする可能性があります。
そのため薄手のゴム手袋では簡単に破けてしまうので、ゴム手袋は厚手のものを選びます。
【子供連れ】あると便利な道具
基本の道具を紹介しましたが、ここからは子供連れの際にあると便利な道具について紹介していきます。
子供連れならでは悩みやあると便利なアイテムばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。
砂遊び道具
潮干狩りを始めてからしばらくは夢中になって貝を探しているかもしれませんが、次第に飽きてしまうことも多いのが子供です。
そこで便利なのが砂遊び道具です!
子供は砂遊びが大好きなので、公園で遊ぶ時に使う砂遊び道具を持って行くと砂を掘ったりや山を作ったりして楽しめます。
簡易テント
簡易テントは日除けや荷物置き場としても使えるため、持って行くと便利なアイテムです。
また、テントを閉めてその中で子供の着替えができるので、子供連れの際にはとても活躍します。
潮干狩りは長時間外にいるため、一時休憩する際やおやつを食べる時にテントの中で涼しく過ごせるのはとても快適ですよ。
折りたたみチェア
潮干狩りは長時間かがんだ体勢で行うため、椅子に座って行うと体への負担が軽減できます。
折りたたみチェアなら、軽量でコンパクトなので荷物の負担になりにくく便利です。
砂を洗い流すための水(簡易シャワーなど)
潮干狩りで採った貝の砂を落としたり、自分の手足をきれいに洗う時用の水(水道水)を用意しておくととても便利です。
ペットボトルの中の水は水道水で構いませんので、水を入れたものを数本持って行きましょう。
ちょっと手を洗いたい時などにも砂を洗い落とすことができます。
簡易シャワーなら手足を洗う際にも採った貝の砂を落とすのにも、水圧があるのでよく落とすことができ便利です。
また、折りたたみポリタンクが一つあれば、十分な水量を使用することができ、使用後は折りたたんで持ち帰ることができるのでおすすめです。
絆創膏や消毒液
子供はいつどこでケガをするかわからないため、絆創膏と消毒液などの簡単な傷を処置できるものも持って行くと役立ちます。
潮干狩りでは、砂の中にある割れた貝の先などで手や足を傷つけてしまうことがあります。
そんな時にすぐ対応できると、安心ですよね。
ビニール袋や新聞紙
ビニール袋は汚れたものを入れて持ち帰るのに便利なアイテムです。
潮干狩りは道具はもちろん洋服や持ち物などの全ての荷物に砂が入り込むことが多いため、そのままでは車の中が砂だらけになりがちです。
潮干狩りで使ったものは全てビニール袋に入れて持ち帰るのがおすすめです。
また、帰りの車の中に砂だらけになると、後の掃除が大変ですよね。
そこで、帰りの車には新聞紙を敷いておくと車の汚れを防ぐことができます。
まとめ
子供連れで行く潮干狩りでは、大人だけで行く場合とは違って子供に必要な持ち物を用意する必要があることがわかりましたね。
子供と一緒に楽しい潮干狩りを行うためにも、ぜひ今回ご紹介した道具やあると便利なアイテムを参考にしてくださいね。
★子供連れに必要な道具
・熊手
・網
・バケツやかご
・クーラーボックス
・空のペットボトル
・日焼け止め
・帽子
・飲料
・タオル
・厚手のゴム手袋
★子供連れにあると便利な道具
・砂遊び道具
・簡易テント
・折りたたみチェア
・砂を洗い流すための水(簡易シャワーなど)
・絆創膏や消毒液
・ビニール袋や新聞紙