本物のお祭りも良いですが、自分たちで色々と準備して、「お祭りごっこ」をするのはいかがでしょうか?
今回は、幼稚園や保育園でお祭りごっこをするために必要な、いくつかの製作をご紹介していこうと思います。
また、お祭りごっこをすることは子供達にどのような影響があるのかについても、まとめていきます。
目次
お祭りごっこの製作はこれ!屋台の食べ物を工作しよう!
まずは、お祭りごっこには必須の屋台の食べ物の製作をご紹介します。
どれも、可愛らしい出来上がりのものばかりなので、気に入った作品があれば参考にしてみて下さい。
可愛い顔がついたベビーカステラ
お祭りで、甘いにおいを漂わせている、ベビーカステラ。
製作品には1つずつ可愛らしい顔を付けてみましょう。
《材料》
・スポンジ
・紙袋(包装紙用)
・画用紙(包装紙用)
《使う道具》
・はさみ
・セロテープ
・マジック
《ベビーカステラの作り方》
① スポンジを小さな丸型に切る
② マジックで色々な顔を書いていく
《包装紙の作り方》
① 紙袋をベビーカステラが入る大きさにカット
② 画用紙にベビーカステラのラベルを書く
③ 紙袋にラベルを貼り付ける
④ 袋にベビーカステラを入れて、できあがり
本物みたいなたこ焼き
たこ焼きは茶封筒を使って、簡単に作りましょう。
たこ焼きが入っているお皿も一緒に作って、気分を盛り上げましょう。
《材料》
・画用紙
・茶封筒
・綿
《使う道具》
・はさみ
・のり
・セロテープ
・絵の具
《たこ焼きの作り方》
① 茶封筒は前面と裏面に分けてカットする
② 茶封筒の真ん中に丸めた綿を置く
③ 綿をくるむように丸めて、セロテープでとめる
④ たこ焼きのソースように茶色い絵の具を用意
⑤ 表面を茶色で塗ったら、乾かす
⑥ 青のりや、紅ショウガに見立てた、ミドリや赤の画用紙を細かく切っておく
⑦ ソースの塗られている上に、海苔で貼り付ける
《お皿の作り方》
① 茶色の画用紙の両脇を、間隔をあけて2カ所ずつ切れ目を入れる
② 切った部分を重ねてセロテープで固定する
③ 作ったたこ焼きを盛り付けて、できあがり
紙だけで作れる焼きそば
本物のお祭りでも焼きそばは大人気ですよね。
今回は色とりどりの画用紙を使って、焼きそばを作っていきます。
《材料》
・画用紙
・発砲トレイ
《使う道具》
・はさみ
・セロテープ
《焼きそばの麺の作り方》
① 茶色の画用紙を細く切る
② 切った細い画用紙を手で揉みこんでおく
《具材の作り方》
① 画用紙を切ったり、手でちぎったりする
② 形にとらわれず、自由に作る
③ 麺と絡めて、発砲トレイに盛り付けて、できあがり
小さな子に大人気チョコバナナ
子どもに人気のチョコバナナもスポンジをベースに作ることが出来ますよ。
トッピングが自由に出来るところが製作のポイントです。
《材料》
・スポンジ
・画用紙
・スパンコールなどのキラキラしたもの
・割りばし
《使う道具》
・はさみ
・絵具
・ボンド
《作り方》
① スポンジをバナナ型に切り取る
② 割りばしに①をさす
③ 茶色の絵の具を、割りばしに刺さったバナナへ塗る
※絵の具は濃い目に溶きましょう
④ スパンコールなどを思う存分貼り付けて、できあがり
お祭りごっこを盛り上げるゲーム類の製作をしてみよう
続いては、お祭りごっこをより楽しめる、ゲームの製作をご紹介します。
年齢によって、出来るもの・出来ないものが出てくると思いますので、紹介した中から選んで作ってみて下さい。
牛乳パックで作れる金魚すくい
ほとんどの材料を牛乳パックで作る金魚すくいです。
牛乳パックは水にとっても強いので、金魚すくいの製作にもってこいです。
《材料》
・牛乳パック
・排水溝の水切りネット(ストッキングタイプの物)
《使う道具》
・はさみ
・ホチキス
《作り方》
① 牛乳パックを開いて、口部分と底部分を除いた4分の1を切り取る
② 4分の1に切ったものを、更に3等分に切る
③ 2本使って円を作り、ホチキスで留める
④ 水切りネットの中に牛乳パックを入れて、しっかり張って結ぶ
⑤ 残してあった1本の牛乳パックは半分に折って、④の編み部分にホチキスで留める
⑥ 残りの牛乳パックで金魚を書いて切り抜く
⑦ 水に金魚を浮かべて、できあがり
景品がもらえるつかみ取りゲーム
どんな年齢でも楽しめるのが、つかみ取りゲームですよね。
一体いくつの景品が手に入れられるのか、ワクワクしながらのゲームを準備してみましょう。
《材料》
・箱
・ポリ袋(透明な物)
・景品(なんでもOK)
《使う道具》
・カッター
・のり
《作り方》
① 箱の上部分に手が入るくらいの大きさの丸を切り取る
② 側面も自由に何カ所か切り取る
※外側から中に何が入っているかを確認出るようにするための穴です
③ 箱の内側からポリ袋をピンと貼り、側面の穴をふさぐ
※景品が零れ落ちないようにポリ袋を貼り付けます
※ただし、ポリ袋は中が見えるように透明なものを選んでください
④ 箱を飾り付けて、できあがり
《遊び方その1》
① 箱の中に手を入れて、中のものを掴めるだけ掴む
② 箱から出せた分をゲット
③ 景品は手作りのもので、なんでもOK
《遊び方その2》
① 箱の中に手を入れて、中のものを掴めるだけ掴む
② そのまま箱から出し、いくつ取れたか数える
③ つかめた数に応じて、メダルをゲットできる
新聞紙で作ろう簡単輪投げ
子どもたちが簡単にできるゲームといえば、輪投げですよね。
新聞紙で輪投げを作ると、手にフィットしやすく投げやすくなります。
難易度は輪っか大きさを変えることで調節できますよ。
《材料》
・新聞紙
・ペットボトル
・画用紙
《使う道具》
・はさみ
・ビニールテープ
・セロテープ
・マジック
・絵の具
《輪っかの作り方》
① 新聞紙を半分に折る
② 更にもう一度半分に折る
③ 手で、細長くくしゃくしゃに丸める
④ 新聞紙の端と端をくっつけて輪っかにして、セロテープで止める
※新聞紙の端と箸は2~3㎝重なり合うように止めると強度がアップします
⑤ 周りにビニールテープを巻いていく
※ビニールテープを強めに巻き付けると手で持ちやすくなる
⑥ 色とりどりのビニールテープを使うと可愛くできる
《ピンの作り方》
① ペットボトルに水を入れ、絵の具を少量の水で溶いたものを入れる
※しっかりキャップを締める
② 画用紙に輪投げのラベルを書く
③ ペットボトルにラベルを貼り付けたら、できあがり
女の子へおススメ手作り指輪
女の子にぴったりなキラキラの指輪を作ってみましょう。
作り方のベースとなるのは、ペットボトルのキャップです。
材料次第で色々な指輪が楽しめます。
《材料》
・ビニタイ(パンなどの袋を停めてある針金の事)
・アルミホイル
・カラーセロファン
《使う道具》
・はさみ
・ペットボトルのキャップ
《作り方》
① 指の太さに合わせてビニタイをねじる(リング部分を作る)
② 5㎝×5㎝程度のアルミホイルをペットボトルのキャップに詰めて押し込む
③ 真ん中にカラーセロファンを詰め、宝石部分とする
④ ペットボトルのキャップから外し、アルミホイルとカラーセロファンが外れないように形を整えて固定
⑤ ①で作ったリングの両端を宝石部分のふちに引っ掛けて固定すれば、できあがり
《工夫の仕方》
・カラーセロファンの他にもモールや、ビーズなどを使うと、アレンジが出来ます。
・宝石部分はハート形や楕円、四角などに変えてもOKです。
・リング部分を小さく作って毛糸などを通せば、ネックレスが出来上がります。
幼稚園などで夏祭りごっこを行うねらいとは?
最後に、お祭りごっこを行うことによって、子供に与える影響をまとめていこうと思います。
夏祭りを通して日本文化を学ぶ
夏祭りでは、うちわや風鈴、金魚すくいなど、日本ならではの夏の風物詩を体験できます。
夏祭り行事を保育園や幼稚園で行うことは、楽しみながら日本の伝統文化を学ぶ、とても貴重な体験と言えます。
製作をすることによって夏祭り気分を味わう
夏祭りの製作をすることによって、お祭り気分を味わえるという狙いがあります。
保育園や幼稚園で、夏祭りの行事を開催することによって、本物のお祭りも楽しみになるでしょう。
また、最近は夏祭りの行事が親子参加型になっている園も多くなっていて、親子同士の交流が深まるきっかけになります。
まとめ
- 食べ物の製作は本物よりも、見た目が可愛らしく作れます。
- ゲーム類の製作は、子供の年齢によって難易度を変えられたりすることが出来ます。
- 保育園や幼稚園で夏祭りごっこをする狙いは、日本の夏の風物詩を感じてもらう狙いが大きいです。
お祭りごっこの製作は工夫次第で、種類も沢山作ることが出来るので、好みに合わせて、色々と挑戦してみて下さい。
子どもたちみんなが楽しめるように、年齢に合わせた製作を取り揃えるようにして下さいね。