子連れで高速バスに乗ることについて、皆さんはどのように思いますか?
やはり、子供が騒いでしまう可能性があるので、やめて欲しいと思う方も多いのではないでしょうか。
ですが、高速バスを子連れで利用する家族にはそれなりの理由があって乗っているわけですし、きちんと料金も払っているわけですから、高速バスに乗れないという事はないと思います。
今回は、高速バス内でうるさく感じさせてしまう原因と、どうすれば静かに目的地まで乗っていけるのかを、ご紹介していこうと思います。
目次
高速バスで「うるさい子供」になってしまう原因
一般のお客さんにとって、高速バスはただの移動だけでなく、必ず座れるリラックスタイムであるかもしれません。
そんなお客さんにとって、うるさい子供と思われてしまう要因をまとめてみたので、ご紹介します。
子連れのお客さんは、これを参考に対策を考えるのも良いと思います。
昼間の高速バスの場合
まずはどのような要因があるのか、先にまとめてみます。
- 子供の車酔いの心配
- トイレの心配
- おむつの心配
- 渋滞などで乗車時間が長くなる
どれも、子供と長時間の移動で、起きそうな心配ですね。
車酔いはあらかじめ薬を飲んでおいたりすると防げそうですね。
トイレトレーニング中であれば、トレーニングパンツを履かせるのではなくオムツを使うとか、休憩があるのなら、必ずトイレに行かせるなど、出来る限りの工夫できることは全てやってみましょう。
最後に、渋滞の問題ですが、これはどうすることもできません。
渋滞にはまりにくい時間帯の高速バスを選ぶなどが、自分たちで出来る対処方法だと思います。
夜行バスの場合
こちらも、先に「うるさい子供」の要因をまとめてみます。
- 夜泣きやぐずり
- 小さな声での会話も響きやすい
- 飲食禁止なので、お腹が空いた時に困る
まずは、夜行バスに乗る前に、子供連れでも乗車OKなのか、必ずバス会社に問い合わせましょう。
もしかすると、乳児・幼児連れだと利用することが出来ない場合もあるからです。
乗れたとしても、昼間の高速バスの問題にプラスして、夜独特の要因もあります。
少しの物音でも響く、夜行バスの車内。
絶対に騒がないという、お子さんはいないと思います。
昼間の高速バスとは違う夜行バスなので、よくよく考えてから夜行バスは乗るようにしてください。
高速バスには何歳から乗ることが出来る?
どんなお子さんが「うるさい子供」と、思われてしまうかが分かったところで、実際、バス会社が決めている、高速バスにいくつから乗れるのかをまとめていきましょう。
昼間の高速バスの場合
昼間の高速バスは、年齢で乗車を断れることは、ほとんどないそうです。
ただし、年齢制限のあるバスもあります。
また、トイレ付きのバスを使って欲しいというバス会社もあるそうです。
そのように、決まりやルールがある方が、子連れで乗る際にも安心して、高速バスを利用できますよね。
夜行バスの場合
夜行バスは、乳児などは断られる場合もあるそうです。
夜行バスは長時間の移動になるので、赤ちゃんなどへの負担が大きくなるという理由で、断られるそうです。
また、親御さんの膝の上にお子さんを乗せてバスに乗ろうといるのは、夜行バスでは限界があるので、やはり、小児料金を払って子供用の席は確保したほうが良さそうです。
高速バスで子供が騒がないための対処方法
「うるさい子供」と思われ、予期しないトラブルになる前に、子供が静かに過ごせるような準備をしていきましょう。
ここでは、静かに過ごせる方法をご紹介します。
絵本や音の出ないおもちゃの準備
おもちゃなどは、音が出ないという事が必須です。
その中でも、絵本はとても良いおもちゃだと思います。
お気に入りの絵本でもいいですし、静かに熱中できそうな絵本を新しく用意してもいいでしょう。
また、おもちゃも音がしないもの、子供が一人遊びでも声を出さないものなどが良いと思います。
お母さんの膝の上で抱っこをして、寝やすい環境を作る
遊び飽きてしまったら、そのまま寝られるように、まずはお母さんの膝の上で寝かしつけるという方法も良いと思います。
寝てから体勢を変えることもできるでしょうから、まずは、安心できる場所で寝かしつけをしてみて下さい。
飲み物・食べ物の準備は十分に!
飲食が禁止されていないバスなら、お菓子や飲み物を十分準備していきましょう。
それも、バリバリガサガサと音が鳴らなくて、においも比較的しないものを選びましょう。
種類は少し限られてきますが、一般のお客さんにとって、音やにおいは迷惑だと感じられます。
グミみたいなものは、食べるのに時間もかかりますし、音も匂いもほとんどしないので、おススメですよ。
嫌いじゃなければおしゃぶり昆布のようなものも、とってもおススメです。
まとめ
- 「うるさい子供」像が見えたら、それを反面教師にしてバスの中での過ごし方を工夫しましょう。
- 昼間の高速バスはいくつからでも乗れますが、夜行バスに乳児が乗ることは断れるかもしれません。
- 高速バス内で静かに過ごすためには、親の工夫と子供の協力が必要です。
高速バスに乗るうえで、静かにしていないといけないことは、子供にしっかりと説明しておきましょう。
工夫を重ねて、高速バスを快適に乗ってみて下さい。