子供の習い事をどれにするか選ぶこと以上に悩ましいのが、どれくらい親の付き合いがあるかどうかではないでしょうか?
実際に子供の習い事で、親同士の関係にトラブルがあって困っているという人も少なくないでしょう。
今回は、子供の習い事でありがちな複雑な親の付き合いをいかにシンプルに考えてトラブルをなくすか、そして大人も楽しく子供の習い事をサポートできる考え方をご紹介したいと思います。
目次
子供の習い事で親の付き合いにありがちなトラブル
子供の習い事に行くだけなのに何だか気が重い・・・
どうしてもついてまわる親同士の関係に、こんなトラブルで疲れてしまっていませんか?
子供の習い事での親同士のトラブルあるあると、簡単な対処法をまとめてみましたよ。
自分の子供の自慢ばかり
誰だってわが子が一番かわいいですが、かわいさ余って自分の子供の自慢ばかりをする親もたまに見られますよね。
そんな自分の子供の自慢話ばかり聞かされるほうはウンザリですが、反対に自分もそうしていないか振り返るきっかけにしてみませんか?
自分の子供がスポーツ系でも学習系でもよい結果が出せたのなら、まず自分の子供を褒めてあげることが大事ですから。
他の親に自慢しても何もメリットがありませんし、聞かされてたほうは「またか」と心の中で思いつつ適当に聞き流しましょう。
他の親(保護者)の悪口を聞かされる
子供の習い事の待ち時間に親同士で繰り広げられる井戸端会議。
人間って何かにつけてアラ探しをしてしまう生き物なのかもしれませんが、それが大好きな人もたまにいますよね。
特に親同士のグループがはっきり分かれていると、なかなか中立でいるのも難しいもの。
でも、同じように居心地の悪さを感じて輪の中にいたくないと思っている親はきっといるはずです。
他の親の悪口を聞いても「そうなの?」程度で本気にしない、そして陰でコソコソ噂話をされているかも?と心配したり気にしないで。
習い事の待ち時間にお茶タイムへ強制参加
子供の習い事以上に、ただただお話しがしたいという話好きの親もいるかもしれません。
子供の習い事とはいえ、親同士の付き合いをまったくしないというのもなと思っていると、待ち時間のお茶タイムをなかなか断ることができませんよね。
同じ習い事をしている子供たちの良い情報も得られることも多いですが、毎回毎回参加する必要などないのでは?
当番を押し付けられる
習い事によってはスムーズな運営ができるように、親の手伝いやサポートが必要なところもありますよね。
下の子がまだ小さいから、上の子の学校の行事があるからなど、いろいろな理由をつけて絶対に当番を引き受けたくない親も中にはいます。
「やってもいいけど・・・」というスキがあると、全ての当番を押し付けられることになってしまいます。
自分が無理なくできることをしっかり相手に伝えることが大事ですよ。
親の付き合いより子供の習い事にポイントをおくとトラブル回避できる!
子供のための習い事なのに、どうして自分がその親同士の人間関係で悩まなくてはならないのか・・・
そう考えると面倒臭いトラブルからも自然と抜け出せるかもしれませんよ。
次のようなポイントに焦点を当ててみて下さい。
子供のための付き合いだと割り切る
そもそも子供が興味をもってやりたいと言って始めた習い事です。
その親同士の付き合いは習い事に関してメリットになる情報交換の場と考えて、それほど関係がないことには進んで頭を突っ込まない姿勢でいるとよいでしょう。
他の親(保護者)の悪口をよく言う人に対しては、あまり話の内容に興味がないような態度で接することで、もうそれ以上話しかけてくることもなくなるはずです。
自分の子供の自慢ばかりする人も、もしかすると案外子供っぽい性格なのかもしれませんね。
子供が習い事をしている限りどうしてもその親同士の関係が面倒だなと感じてしまいますが、上手い関係を築く必要なんてないと思います。
気の合う親同士とは自分が無理をしなくても自然と良い関係が築けるものですから。
子供の習い事に対する姿勢はどうか
たまに、子供の習い事に熱心になり過ぎてしまう親もいるようですね。
自分の子供より上手だったり結果を出せる子供やその親に対して嫉妬をしたり、それがエスカレートするとイジメなどに繋がるケースもあるそうです。
子供の習い事に対する親の姿勢は様々。
送り迎えだけであとは親は一切介入せず、先生や子供たちだけで練習することを重視する人や、スポーツ系の習い事なら遠征や試合まで一から十まで徹底的にサポートすることに人生をかけている人など。
子供が選んだ習い事の種類にもよりますが、どこまで親(保護者)のサポートが必要か把握しておくと、その先の親同士の関係も想像できるのではないでしょうか。
子供も親も楽しく習い事をしていくために
せっかく子供の習い事を始めるのなら、子供はもちろんのこと親である自分も楽しんでサポートしていきたいもの。
本格的に習い事をスタートする前に次のようなことを考えてみてくださいね。
習い事を始める前に雰囲気をチェックしておく
いざ習い事を始めてみたものの、子供が全然楽しそうではない・・・。
習い事を選ぶのと同じくらい大切なのは教室選びです。
先生はどんな人か、集まる生徒はどんな子供たちか、そしてその親はどんな感じの人が多いのか前もって雰囲気をチェックしておきましょう。
最近ではお試し体験コースが充実していますから、是非利用してくださいね。
子供にやりたい気持ちがあるか確認する
その習い事、本当に子供の意思によるものですか?
正直親が無理やりやらせても長続きがしないどころか、たとえ好きなことであっても嫌いになってしまう可能性もあるといいます。
まず子供にやりたい気持ちがあるのか確認するとともに、子供が好きなことにも現在の年齢に合っているかなど無理はさせていないかも注意してあげて。
習い事で必要なサポートは自分ができる範囲か考える
最後に、子供の習い事に対して自分がどの程度サポートできるのか考えてみてください。
習い事によっては週末のお休みがなくなるほど親の負担が大きいものもありますから。
たいがいそういった習い事では、親同士の関係は蜜になりやすく、それだけトラブルも発生しがち。
子供の習い事に必要なサポートは大なり小なりありますが、自分が無理せずできる範囲かよく考えてくださいね。
まとめ
【子供の習い事で親の付き合いにありがちなトラブル】
・自分の子供の自慢ばかりする
・他の親(保護者)の悪口を聞かされる
・待ち時間に強制的にお茶タイムに参加させられる
・当番を押し付けられる
【トラブルを回避するためには子供の習い事にポイントをおく】
・子供のための付き合いだと割り切る
・子供の習い事に対する姿勢を考える
【子供も親も楽しく習い事をするためのコツ】
・始める前に習い事の雰囲気をチェックしておく
・子供にやりたい気持ちがあるか確かめる
・親自身が無理なくサポートできる範囲か把握しておく