新学期の始まり、先生への挨拶は必要だと思いますか?
ズバリ、挨拶はしておいた方が良いです。
でも、どんなことを書いたら良いのか分からないという親御さんも多いと思います。
今回は、新学期にする挨拶の例文や、連絡帳の使い方などをご紹介していきます。
また、最後には新学期の挨拶以外の基本的な連絡帳の書き方についてもご説明します。
目次
【新学期の挨拶の例文】先生に好印象な例文5選
まずは、新学期が始まったら、先生から好印象を持たれるような挨拶をしておきましょう。
挨拶をするツールは連絡帳が良いでしょう。
連絡帳を使うメリットなどを下記にて説明しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
新学期当日には簡潔バージョンで
新学期当日に長文の挨拶はやめておきましょう。
その理由も、次の章で詳しく解説していきます。
それでは、下記の例文を参考に短めの挨拶を考えてみて下さい。
「初めまして。○○の母です~」
《例文》
「初めまして。○○の母です。これから1年間よろしくお願い致します。」
たったこれだけ?と思うかもしれませんが、先生の負担も考えて最初はこれくらいが良さそうです。
「初めまして。○○の母です。普段、私は仕事をしていますが~」
《例文》
「初めまして。○○の母です。
普段、仕事をしていますが、何かあった時には直ぐに連絡していただけたらと思います。
これから1年よろしくお願い致します。」
自分が働いているのであればそれを知らせつつ、子供のことへの協力は惜しまないという事を伝えておきましょう。
新学期が始まって数日たってからバージョン
新学期が始まり、数日がたった頃には少し長めの挨拶でも、先生の負担になる事はなさそうです。
長文になりつつも内容はシンプルなものが良いです。
また、先生も、連絡帳は必ずチェックしますが、同じボリュームのお返事はなかなかできないと思っていた方が良いでしょう。
それでは、少し長めの挨拶の例文をご紹介しておきます。
「初めまして。○○の母です。息子は先生が担任の先生で~」
《例文》
「初めまして。○○の母です。
息子は先生が担任の先生になってくれたことが、とても嬉しかったようです。
家でも先生の話をよく聞かせてくれます。
ただ、仲の良かったお友達とクラスが分かれてしまい、新しい友達が出来るかどうか不安に思っているようです。
先生の見られる範囲で構いませんので、気にかけてもらえると助かります。
1年間どうぞよろしくお願い致します。」
数日たつと子供たちの様子も分かってきますので、それを交えて、気なる点も入れつつ挨拶とするのがいいでしょう。
「○○です。1年間よろしくお願い致します~」
《例文》
「○○です。1年間よろしくお願い致します。
娘も〇年生になり、教室が上の階になったと張り切っています。
クラス替えでお友達と離れてしまいましたが、早速新しいお友達も出来たようです。
今年の娘の目標が、算数を頑張るという事でした。
先生のご指導、どうぞよろしくお願いいたします。」
こちらの例文では、子供が頑張りたいことを書き、指導して欲しいことに繋げています。
「初めまして。○○の母です。新しい学年になって~」
《例文》
「初めまして。○○の母です。新しい学年になって、息子は毎日笑顔で登校しています。
息子は今年、運動を頑張りたいと話していました。
新しい先生はスポーツが得意だという事で、とても楽しみなようです。
親子共々どうぞよろしくお願い致します。」
子供の状況を入れつつ、子供が頑張りたいという事は伝えておく方が良いと思います。
新学期の挨拶には連絡帳が大活躍
先生と親とのコミュニケーションツールとして、連絡帳は大事なものですよね。
ここでは、連絡帳を使うメリットや注意点についてまとめていこと思います。
連絡帳で新学期の挨拶をするメリット
連絡帳を使って挨拶をするメリットは全部で3つです。
その①担任の先生と信頼関係を築きやすい
先生方から見た挨拶をきちんとしてくれる親御さんというのは、とても好印象なようです。
これから1年、信頼関係を築いていく上で、挨拶をしておくと、良いスタートを切ることができるでしょう。
その②子供のことを気にかけてもらえる
保護者からの挨拶があった子供は、どんな子かなと先生も気になりますよね。
保護者の挨拶の中に、例えば「人見知りな性格」ですと書いてあれば、友達は出来ていかなと、少し気にかけてくれるでしょう。
ただし、挨拶をしたからと言って、特別扱いはされないということを覚えておいて下さいね。
その③先生の人柄を知ることが出来る
今度は、先生からの返信で分かることがあります。
それは、先生の人柄です。
どのような文章を書くかで、人柄って分ったりしますよね。
また、「保護者への誠意」「子供への思い」なども知ることが出来ますよ。
新学期に挨拶をする注意点
注意点が2つほどありますので、ご紹介しておきます。
新学期当日は先生も忙しいので挨拶は短く
新学期と言えば、子供達からの提出物が沢山ありますよね。
それを集めるだけでも大変ですし、連絡帳も急な用事が無ければ、コメントの返信は無く、確認印だけという事もあります。
なので、新学期当日に、どうしても挨拶をしたいのであれば、上記の章で書いた、短い例文で済ますのが良いでしょう。
しっかりと目を通してもらいたい時には数日後に
しかし、子供の状況を知ってもらいたい、こんな指導をしてほしいなどの要望がある場合は、新学期が始まって、少し経ったくらいに挨拶をしてみましょう。
この場合は、少し長文でも構いません。
こちらも上の章で挙げた例文を参考にしてみて下さい。
【番外編】連絡帳の基本的な書き方と例文
番外編として、色々な用事で使用する連絡帳の基本的な書き方と例文をご紹介します。
書き方の基本
連絡帳を書く上で、気を付けたい事は4つあります。
その①丁寧な言葉遣いを心がける
文末は、「~です」、「~します」など、丁寧な言葉遣いで書きましょう。
先生は、友達ではありません。
くだけた言葉遣いは失礼にあたりますので、注意しましょう。
その②連絡したいことは明確にしておく
一体どのような内容のことを書きたいのかを明確にしておきましょう。
だらだらと、余計な言葉を並べると一体何が用件なのかわからなくなってきます。
伝えたいことを出来るだけはじめに持ってくるといいですよ。
ちなみに、季節の挨拶は必要ないです。
その③シンプルな構成にすること
文面は、シンプルな構成しましょう。
いつ
子供がどうした(または、子供がどうするのか)
の最低限のことが分かるように、シンプルに書きましょう。
その④先生に失礼が無いように
子供のことで、感情的になっている時に、連絡帳を書くのはやめておきましょう。
先生にも失礼な文面になる可能性も高いです。
少し落ち着いて、冷静になってから書くようにしましょう。
例文
簡単な例文はこのような感じです。
《例文》
「お世話になります。
(連絡したい内容)
よろしくお願いします」
()内の内容を変えるだけで、連絡したい内容は伝わります。
例えば、欠席したい場合には、
「○○ですが、昨日より発熱し、今朝も熱が高いままです。本日はお休みさせていただきます。」
というような、文面を()内に入れます。
もう一つ例文をあげておきます。
体育の授業をお休みしたい時には、このように書いてみるのはいかがでしょうか。
「昨晩より、風邪気味のようで、朝は頭痛がするようです。
本日の体育の授業は見学させてください。」
これくらい、簡潔に読みやすく、丁寧な言葉づかいで連絡帳を書いてみて下さい。
まとめ
- 先生への挨拶は、時期を見て文章のボリュームや内容などを変えていきましょう。
- 連絡帳は先生と繋がる大切なツールです。
- 連絡帳は、丁寧に用件が伝わりやすいように書きましょう。
新学期が始まると、子供も親もどうしてもそわそわしてしまいますよね。
少しでもお子さんが学校生活を充実できるように、先生への挨拶はしておくといいでしょう。