子供の夏休みの過ごし方について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを解決するために、時間割の作り方や規則正しい生活へのポイントを紹介していきます。
目次
子供が有意義な夏休みを過ごすためには時間割が効果あり
一年の中で最も長いお休みとなる夏休みは、子供にとって自由な時間がたくさんある楽しみな期間です。
一方で、自由過ぎて生活のリズムが壊れないか、宿題を計画的にできるかなど、つい心配になるのが親です。
そんなお悩みを解決するために役立つのが時間割です。
時間割を作成すれば規則正しい生活のリズムと、有意義な夏休みを過ごす事ができます。
時間割を作ると以下のようなメリットがあります。
1.一目で今やるべき事がわかる
2.自分でスケジュールを決めるから実行しやすい
3.目標に向かっての達成感を感じられる
4.遊びと勉強を両立できる
5.正しい生活のリズムができる
長期間に及ぶ夏休みは、過ごし方によって子供の成長が左右すると言っても過言ではありません。
子供が楽しく充実した夏休みだったと感じるためにも、ぜひ子供と一緒に時間割を作って活用しましょう。
時間割を作る時のポイント
実際にどんな時間割を作ればよいのか、悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで、時間割を作る時のポイントをいくつか紹介します。
目標を設定する
最初に行うのが、目標設定です。夏休みが終わる頃にはどうなっているか、目標や到達点を自分で考えます。
自分で目標を決める事によって、それに向かって行動する意識が自然と働きます。
また、スケジュールを組むのにも到達点は必須となりますので、まず初めに決めましょう。
ここで大切なのが、目標は具体的にする事です。
壮大すぎる目標や達成できたかわかりにくい目標は避けましょう。
およそ1か月半という期間でやり遂げられる目標を子供と一緒に考えましょう。
一日の計画を立てる
やりたい事と、やらなくてはいけない事、いつまでにやる必要があるのかを書き出します。
期限からさかのぼって、いつからやればよいのか考えながら計画を立てていきます。
ここで大切なのは、無理なスケジュールにならないように計画する事です。
毎日時間割通りに過ごす事が子供のやる気と自信に繋がります。
無理をする必要があるスケジュールは避けて適切な量と時間で計画を立てましょう。
習い事等の予定を最初に埋める
習い事等のあらかじめ決まっている予定は、最初に時間割表に書き込んで埋めておきます。
後から習い事があるからと時間割を変更するのは、あまり望ましくありません。
変更を繰り返してしまうと時間割を作っても、「変更すればいいや」と思ってしまうからです。
時間割には、自分で考えて作った計画を予定通りに実行するという目的があります。
達成感は子供にとってやる気へと繋がりますので時間割は変更の無いように作成しましょう。
起床時間と就寝時間を決める
あらかじめ起床時間と就寝時間を、決めておく事も大切です。
夏休みはつい就寝時間が遅くなりがちです。その結果、起床時間も遅くなるという悪循環に。
就寝時間は成長ホルモンに大きな影響を及ぼすため就寝時間が遅いと子供の成長に悪影響を与えます。
規則正しい健康的な生活のためにも、あらかじめ起床時間と就寝時間を決めておきましょう。
ゲームやテレビの時間を決めておく
ゲームやテレビを見る時間は、子供と一緒にあらかじめ決めておきましょう。
「昼食の後に30分、宿題が全部終わったら30分」のように時間を決めておけば、ダラダラする事を防げます。
ゲームやテレビ以外にも自分の好きな事をする自由時間として時間割に入れてもよいです。
生活リズムの整え方
正しい生活のリズムは健康にも繋がります。
生活リズムを崩さずに過ごすには、どのような方法があるのでしょうか。
ここでは、生活リズムの整え方についてご紹介します。
一定の睡眠時間
睡眠時間は子供にとって悪影響を起こしかねない重要な要素です。
睡眠時間が少なかったり、就寝時間が遅いと、子供のイライラに繋がるとも言われています。
また、睡眠時間の他にも時間帯も重要です。
成長ホルモンが効果的に出るためには、午後8時~10時に就寝するのがベストです。
子供の成長のためにも、睡眠時間を一定に保ち就寝する時刻にも気を付けましょう。
栄養バランスのとれた食事
夏は暑さのせいもあり食欲が出ない時があります。
しかし、そんな夏だからこそ栄養バランスのとれた食事を意識する必要があります。
まずは3食きちんと食べる習慣をつけましょう。食事の時間もしっかり時間割表に入れておきます。
栄養バランスの他にも気を付けたいのが、添加物や塩分取り過ぎです。
添加物や塩分の取り過ぎは、身体だけではなく無気力や無関心など、心への影響を与えます。
食生活は子供の身体と心に重要な影響を与えかねません。バランスの取れた健康的な食事を心がけましょう。
遊びや運動も必要
夏休みの宿題だけではなく、時には心のリフレッシュも必要です。
時間割の中には、遊ぶ時間や運動をする時間を忘れずに入れましょう。
気持ちのスイッチを入れ替えることによって、より宿題に集中でき効率アップにも繋がります。
時には家の中で遊ぶ時間を作ったり、外でキャッチボールや縄跳びをする時間も作るとメリハリのある時間割になります。
まとめ
子供の夏休みの過ごし方に不安を感じたり、悩んでいる人も多いかもしれません。
しかし、子供と一緒に時間割を作って目標を達成したらきっと夏休みを有意義なものにできるはずです。
時間割りは以下の内容を忘れずに作りましょう。
・目標を子供と一緒に設定する
・無理のないスケジュールを組まない
・早寝早起きを習慣に
・時には息抜き時間も組み込む
ぜひ今回ご紹介した時間割を作る時のポイントや生活リズムの整え方を参考にして充実した時間割を作って下さい。
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