夏のお楽しみはいろいろあるけれど、子供のテンションが一番上がるのは、やっぱり水遊び!
まだ水遊びの経験が浅い、チビッ子たちだって、こんなに暑い夏の日には、青い空の下、思いっきりバシャバシャして遊びたいですよね。
でも、幼児を連れての、海や川へのお出かけは、なかなかハードルが高い…。
そんな親子にぴったりの、気軽に行ける水遊びスポットを、千葉県でさがしてみました。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
目次
千葉の水遊びに最適なスポット10選|小さなお子さんにもオススメ
千葉の水遊びスポットは、県内全域に点在していますが、ここでは、
- 緑が豊富など、環境が良い
- 地下水を使うなど、水質が良い
- 清掃が頻繁で、管理がしっかりしている
- 子供のことをよく考えられていて、満足度が高い
などの、おすすめポイントを持った10ヶ所を、千葉県の地理に詳しくなくても、わかりやすいように、県北部と県南部に分けて、お伝えしていきます。
千葉県北部で行くなら
ふなばしアンデルセン公園(船橋市)
旅行サイトによる、日本のテーマパーク部門で、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに次いでの全国3位に選ばれ、一躍有名になった、ふなばしアンデルセン公園。
ふなばしアンデルセン公園
https://www.park-funabashi.or.jp/and/
広い敷地内を5つのゾーンに分け、さまざまな遊び方を提供してくれる、魅力的な公園ですが、もちろん、水遊びだってできます。
水遊びができるのは、ワンパク王国ゾーンにある『にじの池』と、『アルキメデスの泉』です。
『にじの池』は、中央にシャワーミストを出す噴水があり、晴れていれば、その名前の通り、虹が見られます。
洋服でも入ることのできる、じゃぶじゃぶ池ですが、とても広々としていて、まるで浅いプールのように、のびのびと遊べます。
『アルキメデスの泉』は、科学者アルキメデスが考えたと言われる、ポンプや水車の仕組みを、遊びながら学べる施設です。
難しいことはわからなくても、見たこともない遊び方で水と遊べるので、幼児も目を輝かせてしまうこと、間違いなしです。
このエリア周辺には、日影がほとんどないので、訪れる家族のほとんどが、日よけのための簡易テントを、用意してくるようですよ。
手賀の丘公園(柏市)
柏市で人気のじゃぶじゃぶ池といえば、手賀の丘公園です。
ここのじゃぶじゃぶ池の特徴は、なんといってもすべり台でしょう。
地形を利用し、斜面の上の方の池と下の方の池を、小川のような水路でつないだ形になっていますが、その中間にすべり台があります。
石でできたすべり台ですが、幼児でも遊べるくらい短く、なだらかです。
流れる水と共にすべるのは、幼児にとっては、興奮のウォータースライダー体験となるでしょう。
手賀の丘公園のじゃぶじゃぶ池は、自然林の中にあるため、木陰が日よけになってくれるので、見守る大人も快適というところも、高ポイントです。
ただし、林ですので、虫よけ・虫刺されの薬を持って行ったほうが、虫に悩まされることなく、安心して遊べるでしょう。
千葉ポートパーク(千葉市)
千葉港に面した、千葉ポートパークの中には、『ウォータープラザ』という、水遊び場があります。
千葉ポートパーク
http://chiba-portpark.com/guidance
階段状に、池が4つほど造られていて、一番上の池から順に、下の池へと水が流れていく形の、ユニークなじゃぶじゃぶ池です。
こちらの水は、水質検査済みの地下水だそう。
地下水だけに、真夏でも冷たさがキープされ、気持ちよく遊ぶことができます。
また、パークの『ビーチプラザ』は、長さ590メートルに渡る、人口海浜になっていて、砂浜を散策できるスポットになっています。
ビーチでの遊泳は禁止ですが、水遊びに行って、貝ひろいまでできるという、ちょっとお得な千葉ポートパークです。
香澄公園(習志野市)
香澄公園は、大型商業施設が立ち並ぶ、幕張エリアにほど近い公園です。
ところが、そんな都会の中にいると思えないような、緑の中での水遊びが、できてしまうのです。
じゃぶじゃぶ池としては広さがあり、のびのびと遊ぶことができますが、深さは最も深いところでも、40センチ程度なので、幼児でも遊びやすいです。
地下水を汲み上げ、滅菌処理をしたものを流していたり、週に一度は、清掃のために休みをもうけていたりと、衛生管理がしっかりとされているところも、安心感があります。
また、じゃぶじゃぶ池のすぐそばには、バーベキューのできるエリアがあります。
いっぱい水遊びをして、お腹を空かせてから、美味しいバーベキューを食べるという、大満足な休日プランも、立てられそうですね。
青葉の森公園(千葉市)
千葉県立の施設である、青葉の森公園でも、水遊びができます。
『水の広場』のじゃぶじゃぶ池には、上から雨のように水が降ってくる『雲の噴水』や、水が湧き出る『泉の噴水』など、子供が喜ぶ仕掛けが、用意されています。
「噴水の迫力はちょっと怖い…」という子にも、小川のせせらぎのような、おだやかな水の流れる、水路もありますので、ご安心を。
じゃぶじゃぶ池周辺に、木陰はありますが、多くの方は、簡易テントを用意して、パーソナルエリアを、確保されているようです。
『水の広場』に隣接する施設、『つくしんぼの家』は、千葉市の『赤ちゃんの駅』に登録されていて、授乳室や、パパも使えるおむつ替えコーナーがあります。
また、トイレに幼児用便座があるというのも、幼児連れに優しい、青葉の森公園です。
千葉県南部で行くなら
百目木(どうめき)公園(袖ヶ浦市)
百目木公園での、幼児の水遊びスポットは、小川のような水路です。
地下180メートルから汲み上げた、冷たくて綺麗な井戸水を利用しているという、人気のせせらぎです。
真夏でも、冷たい水の流れるせせらぎは、毎シーズン、子供達でにぎわっています。
また、百目木公園には、有料プールがあるのですが、こちらも同じく、井戸水利用というので驚きです。
プールにも、幼児用の『ファンタジープール』がありますので、お子さんの水慣れレベルに合わせて、せせらぎかプールか、選んで遊びに行ってみるのもいいですね。
富津公園ジャンボプール(富津市)
こちらは富津市にある、海と緑に囲まれた公園の中のプールです。
富津公園ジャンボプール
https://www.cue-net.or.jp/kouen/futtsu/
ここにある4つのプールのうちの、『児童プール』は、水遊び用おむつの幼児でも、入ることができます。
おむつOKのプールは、なかなかないので、幼児がプールデビューするには、最適なスポットですね。
パラソルや日傘、脚付きテントの使用はできませんが、簡易テントの利用がOKなのは、暑いプールサイドでは、とっても助かります。
比較的混雑しないので、のんびりゆったり、子供のペースに合わせて遊べるプールです。
上総更級公園(市原市)
市原市の中心部近くに、2015年にオープンした、まだ新しく、きれいな公園です。
じゃぶじゃぶ池の水深は浅く、幼児が安心して、水遊びに熱中できる感じです。
池のある『けやき広場』は、池を取り囲むように、けやきの樹が植えられています。
年数が経ち、公園のけやきが成長するにつれ、じゃぶじゃぶ池の風景も、またさらに自然の清々しさが増すことでしょう。
上総更級公園は、大きなショッピングモールのすぐそばにあります。
ショッピングのついでに、手軽に寄ることができるので、一日の行動のプランニングがしやすい、ちょっと便利な水遊びスポットです。
道の駅ちくら・潮風王国(南房総市)
外房の海に面し、海の幸を買ったり味わったりできる道の駅ちくらに、なんと、水遊びのできるスポットがあります。
道の駅ちくら・潮風王国
https://shiokaze-oukoku.jp/
こちらのじゃぶじゃぶ池の特徴は、海水を引いてきているということ。
ただの水遊びというよりは、まるで海で遊んだかのような、ちょっと特別な感じがします。
しょっぱい海水に、初めての幼児はびっくりかもしれませんね。
また、潮風王国の裏手の海は、岩場になっているので、気軽に磯遊びもできます。
アクアシューズを用意し、岩場におりて、小魚やカニを観察してみるのも、楽しいですよ。
潮風を感じながらの水遊びは、まさに、潮風王国ならではです。
千葉県酪農のさと(南房総市)
千葉県酪農のさとは、南房総の山の中にある、日本酪農発祥の地につくられた施設です。
千葉県酪農のさと
http://www.e-makiba.jp/
酪農資料館や、ヤギや白牛のいる牧場がある施設ですが、こちらの中に、親水公園があり、水遊びができるようになっています。
敷地内に、丸山川という小川が流れていて、そこで水に親しむことができるように、配慮されているのです。
川岸には、遊歩道が整備されていて、川の中には、飛び石も設置されています。
自然の川ですので、水量の増減はありますが、基本的には浅い川なので、幼児の水遊びも大丈夫。
牧場ののんびりとした雰囲気の中、自然を満喫する水遊びができそうです。
幼児の水遊び・チェックすべきポイントとは?
楽しそうな施設がいっぱいで、早速お出かけしたくなりますね。
その前に、チェックすべきポイントを、おさらいしておきましょう。
家を出る前のチェックポイント
幼児を水遊びに連れて行こうと決めたら、まずは、行く先の施設のルールを確認しましょう。
お子さんがおむつをしている場合、施設によっては、入ることができない場合があります。
また、水遊び用のおむつならばOKという場合でも、立って遊ぶだけなら良いけれど、座ってお尻をつけて遊ぶのはNGなど、細かいルールがあったりします。
次に、お子さんの体調のチェックです。
- 体温・食欲・睡眠の様子
- 鼻水や咳などの、風邪症状がないか
- 目ヤニや、目の充血・腫れはないか
- 湿疹・かぶれなど、皮膚の異常はないか
- 爪は短く切ってあるか
後あとつらい思いをさせないように、しっかりジャッジしてあげてくださいね。
水遊び場でのチェックポイント
水に入る前には、必ずトイレを済ませましょう。
遊び始めたら、どんな水深の場所であれ、絶対に、目を離さないでくださいね。
幼児は、たった数センチの水でも、溺れてしまいますし、大暴れしながら溺れるというイメージとは逆で、とても静かに溺れるのだそう。
幼すぎて、自分に何が起こっているか、理解できず、助けを呼ぶこともできないので、必ず近くで見守りましょう。
また、公共の場である以上、どこかに不審者がいることもあり得ますので、とにかく幼児からは、目を離さないことが大切ですね。
遊び時間は、一気に長時間ではなく、休憩をはさみ、短時間を複数回、とるようにした方がいいでしょう。
水に濡れているので気付きにくいですが、実は水遊びの時には、かなり汗をかいています。
こまめに水分を摂らせ、熱中症を予防してあげてくださいね。
水遊びの持ち物・あると便利なアイテム
水遊びの持っていくもので、意外と見落としがちなもの、あると便利なものをまとめてみました。
持ち物は?
まずは着替えですが、ここでお伝えしたいのは、大人の着替えです。
浅い水場だから、大人は大丈夫だと思っていても、意外と濡れてしまうものです。
特に、水遊びグッズが持ち込み可能な場所だと、まわりの子が遊んでいる水鉄砲に、いつの間にか被弾して、びしょ濡れなんてことも…。
そんなハプニングがあっても、笑って楽しめるように、大人も着替えを持って出かけましょう。
また、屋外の水遊び場は、ほとんどが日よけされていませんので、日焼け止めや、太陽から頭を守る帽子のご用意を。
虫がいることもありますので、虫よけや虫刺されの薬があれば、安心です。
最後に、水遊びの後は、急速に体が冷えますので、冷えた体を温める用に、大きめのバスタオルを持って行ってくださいね。
便利アイテムは
- ポップアップテント(ワンタッチテント)
日よけになったり、活動基地として使えることはもちろんですが、小さな子供の着替えの、目隠しとしても使えます。 - カート
水遊び場は、駐車場から遠く離れている場合も多いので、荷物運び用のカートがあれば、何かと増えがちな水遊び用の荷物も、余裕で運べます。
まとめ
個性豊かな、千葉の幼児向け水遊びスポット、いかがでしたか?
千葉県では海水浴だけでなく、いろんなスタイルで夏の水遊びを楽しめますね。
みなさんも、親子でとっておきの、夏の思い出を作ってみてくださいね。