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はじめての子ども手帳の中身はどんなことを書くの?金銭感覚を身につける方法もご紹介

みなさんは「子ども手帳」をご存知ですか?

子ども自身の気持ちを尊重しつつやる気を育てたいという際にオススメです。

ここでは、子ども手帳の基本的な使い方を確認。

あわせて、ポイント制度を活用して金銭感覚を自然と身に付ける方法も調べました。

また、子ども手帳を導入することのメリットもご紹介します。

はじめて子ども手帳を知ったという方でもすぐに始められる情報ばかりです。

ぜひともチェックしてみてください。

 

はじめての子ども手帳の中身と使い方

そのネーミングから、お子さんがワクワクする印象が強い子ども手帳。

どのような手帳なのかが気になります。

そこで、子ども手帳の基本的な部分から、わかりやすい手帳づくりのための書き方などをご紹介します。

 

子ども手帳とはどんなもの?

子ども手帳とは「子ども自身がやることを管理しやすくするための手帳」の事を言います。

子ども手帳に関する書籍が2006年。

当時はワークブック形式になっていました。

勉強をしよう・机に向かおうという気持ちを自然と引き出してくれる特徴があります。

基本的な作りはとてもシンプルなので、継続しやすい手帳です。

 

基本的な使い方

実際に子ども手帳を使用する場合、まずはその基本的な使い方をおさえておくのがオススメです。

ここでは、子ども手帳の使い方についてご紹介します。

 

1,やるべきことを書く

何をするのか・すべきなのかを書き出します。

手帳に書くことによって「目に見える」状態にするのです。

そのことでやるべきことが見えてきます。

と、同時に「まだ手を付けていないこと」「進めていないもの」も認識しやすくなるのです。

 

2,終わったら赤で消す

終わったら消すのは、シンプルで基本的な使い方ですが「タスク管理の第一歩」ともいえます。

計画的に物事を進める力が養われますし、その作業を苦痛に感じにくくなるのです。

なお、赤で消すのは視覚的にわかりやすいという理由。

これ以外の方法でも構いません。

シールを貼ったり、スタンプを押したりと方法はたくさんあるので、子どもに合った方法にしてください。

 

3,ポイントを清算する

出来たことをポイント化させ、それを集計清算します。

1週間の最終日に今週頑張った分」を計算するのです。

このことで、どれだけのポイントを獲得したのか・前週と比べてどの程度伸びたのかなどが掴めます。

頑張った証ともいえるポイント清算。

さらなるやる気や向上心にもなるのです。

 

目標や約束事を1週間単位で書いておく

子ども手帳「1週間」を1つのくくりとして考えてください。

そのうえで、達成できるような目標を定めることが大切です。

高みを目指すのではなく、より身近で手が届きそうな内容にしてください。

これとあわせて「約束事」も記します。

約束事も、大きなものではなく「脱いだお洋服は洗濯機へ入れる「自分の食器は下げる」などです。

約束事を子ども手帳は「正しい人格形成」につながりやすくなります。

家庭のルールを「守る」「継続する」ということで、約束の大切さを学べるのです。

 

土日の予定は少なめにする

手帳となると予定を埋める意識が強くなりやすいのですが、土日は少なめにしておくのがオススメ。

「平日にやれなかったこと」を埋める日に充ててください。

土日まで予定を詰めてしまうと、息苦しく感じる可能性もあります。

子どもの余裕がなくなってしまうからです。

 

次週の目標は日曜日にまとめて書く

子ども手帳は、1週間が経過しポイントの清算終わったら「次」に進みます。

週の始まりに、次の目標ややるべきこと・約束事を書くようにするのです。

サイクルとして短いように感じるかもしれませんが、その方予定が立てやすくなります。

また、やる気や達成感にもつながるのです。

 

はじめての子ども手帳で金銭感覚を身に付けよう

ポイント制度でやる気につながる子ども手帳。

この制度は、実は目標ややるべきこと以外にも役立てることができます。

それが「金銭感覚」です。

ここでは、そんな金銭感覚を身に付けるための子ども手帳についてまとめていきます。

 

貯まったポイントをお小遣いとする

もし、ご家庭で「お小遣い」を定期的にあげていないという場合にはポイントを活用してみてください。

子どもが獲得したポイントをお金に交換するのです。

このことで、お小遣いの習慣化のきっかけとなります。

ポイント清算は1週間ごとですが、お小遣い交換は「1ヶ月くらい」がオススメ。

 

1ポイント=1円が相場

還元率は「1ポイント1円」を目安にすると良いでしょう。

子ども手帳を使ったお小遣いの習慣化の相場でもあります。

親御さんも子どももポイント管理がしやすい還元率です。

 

自分で頑張って手に入れたお金は無駄遣いをしなくなる

1ヶ月決まった金額を渡すお小遣い制度よりも、子ども手帳を使った交換制度の方が無駄遣いを防げます。

子ども自身が頑張って獲得したポイントがそのままお金になるので「お金の価値・大切さ」が分かるのです。

どれだけのポイントや頑張りが必要かを認識していると、「本当に今、買うべきものなのか」と考えます。

このことで、無駄遣いを防げるのです。

 

はじめての子ども手帳を付けるメリット

はじめての子ども手帳。

つけるからにはやはりその魅力を確認しておきたいものです。

ここでは、手帳を付けるメリットをまとめていきます。

 

物事を計画的に進められるようになる

自ら書き出すという作業。

そして、それを視覚化することによって、物事を計画的に進められるようになります。

子どもでも把握しやすい1週間という設定もまた、計画性を培うのにピッタリです。

 

やるべきことが明確になり動きやすくなった

手帳に「やるべきこと」を書き出すと、「今は何をすべきなのか」が把握できます。

子ども自身が明確に認識できれば、動きやすくもなるのです。

これは、物事の優先順位や効率化にも役立ちます。

 

まとめ

・子ども手帳の基本的な使い方を知って向上心ややる気を育てる
・金銭感覚を身に付けるためにも役立つ
・子ども手帳を導入するメリットはたくさんある

強制するのではなく「子ども自身の気持ちを動かす」ための役立つ子ども手帳。

シンプルな使い方ですので、はじめて手帳をつけるという子どもでも取り入れやすいのです。

達成感ややる気・金銭感覚など、大人になっても大切なものが身に付きます。

ぜひ、お子さんと一緒に始めてみてください。


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