フリーマーケットは、自分が不要になったものを売りに出し、新たに引き取り手を探す、エコな活動。
最近では、ハンドメイド作品を出品している方も沢山見かけます。
都内でも毎月のようにフリーマーケットが行われ、大勢の人で賑わっているんですよ。
さて、本記事ではフリーマーケットにマストであるポップの書き方や完売させるためのコツを紹介します。
目次
ポップとは
出店するからには、やっぱり売りたいですよね?
ここで必須になるのがポップです。
ポップは商品名と値段など商品の情報を記載したもの。
雑貨屋さんに行ったときに可愛いポップがあると、ついその商品を手に取りたくなりますよね。
これがあるのとないのでは売れ行きに差が出てくるのです。
さて、そんなポップを作って少しでも売り上げアップを目指しましょう。
材料
- 貼れるボード又は粘着のり付きパネル(100円ショップで売っています)
- A4サイズのプリンター用光沢紙
- ポスカ
- カッター
- カッティングマット(テーブルが傷つかないようにするためのもの。雑誌などでもOK)
作り方
① プリンター光沢紙にポップを書く。
② ①を切る。余白は大きめに残しましょう
③ 貼れるボードに②を貼る。
④ カッティングマットを下に敷いて、カッターで余分なところを切りましょう。
⑤ 完成!
基本的な書き方
ポップは広告ですので、文字数は必要最低限にしておくことを意識しましょう。
基本的には
- 値段
- 商品名
この二つを記載します。
しかし、一つ一つの商品にポップを作っていたら大変ですし、お客さんが何を見たら良いのか分からなくなってしまいます。
むしろ逆効果になってしまう可能性も。
なので、自分が売りたい商品や目玉商品にのみポップを作ることをおすすめします。
「商品名」と「値段」の他に、お客さんが知りたいであろう情報を書き込むことがポイントになってきます。
例えば…
- 子供服ならサイズ
- 電化製品ならアピールしたいポイント
- キャッチコピーを入れてみる
などのサブ情報を入れると効果的ですよ。
値段を売りにしたいのであれば、商品名は記載せずに値段のみの記載もアリ。
実際にお店に行って貼られているポップを真似してみるのも良いかと思います!
例えば、某遊べる本屋さんのポップはなかなかユーモラスで可愛いものが多いですよ。
もっと知りたいテクニック
文字はただ書いただけでは、他のお店と差が付きません。
より目立たせて可愛くする必要があります!
例えば…
- 吹き出しを作る
- 濃い色の文字は周りを白で囲む
- 効果的にイラストを入れる
- 出来る人はフォントも工夫してみる
- 文字の大きさを工夫してアクセントをつける
- 使う色は統一させる(3色以内が見やすい)
工夫しながら楽しくポップ作りをしてみてくださいね。
【他言無用!?】フリーマーケット出店のコツ
ポップ以外にも、売り上げアップにつながる方法はないの?
そんなわがままなあなたに4つの方法を教えちゃいます。
フリーマーケット出店のコツ
テクニック①出品する品物を選ぼう
お客さんが持って帰りやすいものを選びましょう。
例えば文房具屋おもちゃ、洋服などです。
大きすぎる家電やインテリアグッズは持ち帰ることが出来ないので売れません。
また、いくら不要だといっても、ボロボロになったものや汚いものは他の人も買い取りません!
出品前に動くかどうか、汚れていないか、個人情報が記載されていないかきちんと確認しておきましょう。
汚れているけれど、どうしても売りたい場合はメモを添えておきましょう。
テクニック②価格設定はこれに習え!
自分だったらいくらで買うかを考えてみましょう。
あくまで目安ですが、未開封のものや新品のものは購入価格の5割から3割、中古品は購入価格の3割から1割程度です。
フリーマーケットでは値切る人もいます。
それを想定して、少し高めに値段設定をしておくのもコツですよ。
値札を貼る際、商品に直接ガムテープで貼り付ける人やマジックペンで書く人もいるようですが、これはNGです。
買った商品がテープでベタベタなのは誰でも嫌なはず。
次の引き取り手にも大切に使ってもらえるよう、手作りのタグや値札を作りましょう。
テクニック③お客さんのニーズを想定しよう
マーケティングの基本になるのですが、商品を売る際は購入層を設定してから商品を売ります。
例えば、年配が多く訪れるようなところではアクセサリーは売れ行きが悪くなります。
反対に、若い人が多く訪れるようなところでは、古いデザインの着物や雑貨は売れません
会場のホームページや写真を参考に、訪れる客層に合わせた品物を選びましょう。
テクニック④ディスプレイに気を使おう
あなたが商品を買いたくなるようなお店の雰囲気ってどんなものでしょうか。
少なくとも、商品が乱雑に置かれていたり、いやな匂いがするお店ではないはず!
フリーマーケットでもお店の雰囲気づくりは大切です。
商品が少しでも綺麗に可愛くみえるようにディスプレイに気をつかいましょう。
例えば…
- アクセサリーは100均のウッドボックスに飾る
- 服は綺麗に並べる
- 可愛い飾り物を置いておく(飾り物を売ってほしい、なんて方が現れるかも?)
自分が行ってみたい!と思う店作りにしてみてください。
フリマ出店の持ち物はこれで決まり!
出店当日に慌てたくはないですよね。
フリマ出店は会場直後が勝負だとされています。
ここでは出店の際の持ち物を紹介します。
- レジャーシート
なければゴミ袋を広げたものでもOK。
商品が良く見えるように可愛い布を引いてみましょう。
- おつり
お釣り用の小銭を準備しておきましょう。1000円から2000円分くらいあれば大丈夫!
当然ですが、お金をいれる入れ物の準備も忘れずに。
- ペン、メモ帳
値段を書き換えたり、売り上げをメモするのに使います。
- 商品を入れる袋
今はコンビニでもスーパーでもレジ袋有料化の流れになっていますが、手ぶらでくるお客さんもいるので準備してあげましょう。
- 折りたたみ椅子
レジャーシートの上に長時間座るとお尻が痛くなります。
帰り際に「痛くて立てない!」なんてことは避けたいですね。
- ゴミ袋
売れた商品の値札や自分が食べたものなど、意外とゴミは沢山でます。
そのままポイ捨てはせずにしっかり持ち帰りましょう。
- 飲み物、食べ物
お客さんが沢山きて現場を離れられないことはてよくあります。
接客中に倒れる、そんな想像はしたくありませんが飢えを凌ぐためにも準備しておきましょう。
いま改めて考える|フリーマーケットとは
そもそもフリーマーケットの起源はフランスの蚤の市。
「蚤が湧きそうなほどボロボロの布を持ち寄っているから」、「蚤のように人が集まるから」などの説が由来とされています。
「ものは使える限り大切に」という省資源、省エネルギー、環境保全まで含めた考え方がベースになっており、不用品やまだ使えるものを公園に持ち寄り、交換・売買し、それが各地に広がっていきました。
近年は公園やサッカー場といったイベント会場で行われるだけでなく、インターネットを通したフリーマーケットが非常に盛んです。
「メルカリ」や「ラクマ」、「ジモティー」といったフリマアプリを利用したことがある方もいるのではないでしょうか。
時代の変化とともに、フリーマーケットは私たちにとって身近な存在になってきています。
まとめ
フリーマーケットは誰でも行うことができ、お客さんとのやり取りも楽しいものです。
少しでも売り上げアップに繋がるように、ポップやディスプレイを工夫してみましょう。
あなたがフリーマーケットに出店の際の参考になれば幸いです。