東京には、小さなものから大きなものまで、沢山の博物館があります。
都市部に博物館が多いというのは、統計的にも実証されています。
今回は、定番の博物館から、ちょっと変わった博物館まで、バラエティーに富んだ博物館を選んでみました。
また、博物館を鑑賞する際のマナーについてもまとめていきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
東京で子供が楽しめる博物館6選
まずは、子供が楽しめる色々なジャンルの博物館を6箇所ご紹介します。
東京で博物館選びに困ったら、参考にしてみて下さい。
国立科学博物館
【名称】
国立科学博物館
【住所】
東京都台東区上野公園7-20
【営業時間】
通常:9時~17時(最終入館は16時30)
金・土:9時~20時(最終入館は19時30分)
※GW期間は開館時間が異なりますので、HPで確認してください。
【定休日】
月曜日(祝日の場合は翌平日が定休日)
年末年始(12月28日~1月1日)
【料金】
大人・大学生:630円
高校生以下:無料
※特別展示は上記の値段の他に料金がかかります。
【交通アクセス】
電車:JR上野駅 上野駅より 徒歩5分
東京メトロ・京成電鉄 上野駅より 徒歩10分
【駐車場】
専用駐車場はありません。
【公式HP】
https://www.kahaku.go.jp/
【特徴】
1877年設立の国立では唯一の総合科学博物館です。
常設展、特別展共に見ごたえがありますが、その中でも一押しなのは、シアター36〇です。
2005年に行われた「愛・地球博」の長久手日本館で人気だった「地球の部屋」が国立博物館に移設され、体験することが出来るのです。
球体上の建物で、その内側全てがスクリーンとなっているのです。
360度すべてに映像が映し出され、迫力のある展示となっています。
こちらは追加料金は発生しないので、常設展の入場料で見学できます。
江戸東京博物館
【名称】
江戸東京博物館
【住所】
東京都墨田区横綱1-4-1
【営業時間】
9時30分~17時30分(最終入館は閉館の30分前まで)
【定休日】
月曜日(祝日の場合は翌平日が定休日)
年末年始
【料金】
大人:600円
大学生・専門学校生:480円
高校生・中学生・65歳以上:300円
中学生・小学生・未就学児:無料
【交通アクセス】
電車:JR総武線 両国駅 徒歩3分
車:首都高速6号 向島線駒形出口より 約10分
【駐車場】
あり/有料 2時間まで1000円 以降30分ごとに300円
【公式HP】
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
【特徴】
江戸と東京の歴史や生活、文化などを体感することが出来る博物館です。
5階、6階の常設展示では江戸時代の芝居小屋などを実物大で再現していたり、明治時代の銀座煉瓦街の様子を立体的に展示してあります。
その他は、籠籠、人力車、浮世絵、着物、生活道具など江戸時代のもの展示がされています。
また、1階の特別展示室では、年5回程度特別展を開催しているので、季節を変えて訪れてみるのも良いと思います。
ミュージアムショップやレストランも併設されています。
消防博物館
【名称】
消防博物館
【住所】
東京都新宿区四谷3丁目10番地
【営業時間】
9時30分~17時
【定休日】
月曜日(祝日の場合は翌平日が定休日)
年末年始(12月29日~1月3日)
【料金】
無料
【交通アクセス】
電車:東京メトロ丸ノ内線 四谷3丁目駅 2番出口すぐ
JR中央本線 信濃町駅・四ツ谷駅 徒歩12分
都営新宿線 曙橋駅 徒歩7分
【駐車場】
専用駐車場はありません
【公式HP】
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/ts/mus-kannai.html
【特徴】
1992年に開館した、消防について分かる広報・教育施設として開館しました。
江戸時代の消防に関する展示物から、明治~現代にかけての消防について分かるものを中心に展示しています。
地下1階から地上10階まで展示室や図書館休憩スペースがあります。
中でも、実際に使われていたポンプ車やはしご車を間近で見ることが出来、迫力満点です。
ミュージアムショップでは、消防博物館の記念グッズなども販売されています。
日本科学未来館
【名称】
日本科学未来館
【住所】
東京都江東区青海2-3-6
【営業時間】
10時~17時(最終入場は16時30分)
【定休日】
火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)
年末年始
【料金】
*常設展*
大人:630円
小学生~18歳以下:210円
小学生未満:無料
*ドームシアター*
大人:310円
18歳以下:100円
【交通アクセス】
電車:新交通ゆりかもめ 東京国際クルーズターミナル駅下車 徒歩5分
バス:都営バス 錦糸町駅→日本科学未来館まで
京浜急行バス 大井町駅→テレコムセンター駅前
車:レインボーブリッジ(一般道)を渡る レインボーブリッジ入口交差点より約4分
【駐車場】
175台/有料 1時間:440円 当日1日最大:1650円
【公式HP】
https://www.miraikan.jst.go.jp/
【特徴】
広い館内を効率よく回れるようにモデルコースの紹介が公式HPに載っています。
- 半日コース
- 120分コース
- モデルコース「クエスト」
の3つです。
日本科学未来館では、プラネタリウムも併設されているので、ぜひそこも見学していて欲しい所です。
半日コースには、プラネタリウムの入館も入っているので、時間があるのならば、半日コースをおススメします。
また、モデルコース「クエスト」は、スマホのアプリを使って博物館内を回るコースです。
お子さんのスマホ利用に抵抗がなければ、利用してみて下さい。
※現在は入場に日時指定の事前予約が必要になるので注意してください。
子供科学センター・ハチラボ
【名称】
子供科学センター・ハチラボ
【住所】
東京都渋谷区桜岡町23-21 文化総合センター大和田3階
【営業時間】
10時~17時
【定休日】
月曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
【料金】
無料
【交通アクセス】
電車:JR渋谷駅 徒歩5分
【駐車場】
専用駐車場はありません
【公式HP】
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/shisetsu/kosodate/hachirabo.html
【特徴】
学校の授業やクラブ活動だけでは体験できない科学・技術・数学のプログラムを学ぶことが出来ます。
施設は内容ごとに分かれていて
- なるほど実験室(実験室)
- ひらめき工房(ワークショップ)
- ハチギャラリー(体験型の展示スペース)
- ラウンジ(図書館的な役割)
です。
また、この博物館が入っている渋谷区文化総合センター大和田には、コスモプラネタリウムが併設されているので、天文学についても学ぶことが出来ます。
ぜひ、子供科学センター・ハチラボとセットで楽しんでみて下さい。
宇宙ミュージアムTeNQ
【名称】
東京ドームシティ 宇宙ミュージアムTeNQ
【住所】
東京都文京区後楽1丁目3番61号黄色いビル6階
【営業時間】
平日:11時~21時(最終入館は20時まで)
土日祝・特定日:10時~21時(最終入館は20時まで)
【定休日】
年中無休
【料金】
大人:1800円
高校・大学・専門学生:1500円
4歳~中学生:1200円
シニア(65歳以上):1200円
※4歳未満の子供は基本的にはできません。(ファミリーデーは除く)
【交通アクセス】
電車:水道橋駅西口より 徒歩2分
後楽園駅より 徒歩7分
【駐車場】
近くの有料駐車場(タイムズ)を利用してください。
【公式HP】
https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/
【特徴】
9つのエリアの映像や展示には「宇宙を感動する」演出がたくさんつまっています。
9つのエリアは、エントランス、トンネル0、始まりの部屋、シアター宙、サイエンス、イマジネーション、企画展示室、つながる場所TeNQ宇宙ストアです。
1番の魅力は、プロジェクションマッピングなどによる映像演出で、アートと科学が組み合わさった博物館です。
博物館の鑑賞マナー
続いては、博物館での鑑賞マナーについてご紹介します。
博物館の歴史
博物館の歴史としては千年以上前に書物などを展示していた東大寺の正倉院が始まりだと言われています。
江戸時代に入ると、各地の産物を集めた物産会が行われるようになり、徐々に博物館のような展示がされるようになりました。
そして、ウィーン万国博覧会へ出品準備として1872年に開催された文科省博覧会が近代博物館の始まりとされていて、日本最古の博物館「東京国立博物館」の始まりとされています。
鑑賞マナー
鑑賞マナーはいくつかありますが、その中でも代表的なものを挙げておきます。
大きな荷物はコインロッカーへ
展示物に間違ってぶつかってしまってはいけないので、大きな荷物や傘などは、コインロッカーへ預けるようにして下さい。
博物館の入り口にコインロッカーが良くあるのはこのためです。
飲食物NG
もちろん、博物館では飲食物の持ち込みは原則NGです。
展示物を汚してしまう可能性があるものは基本的にNGです。
大きな声でのおしゃべりNG
大きな声でのおしゃべりは、周りにいるゲストの邪魔になりますので、NGです。
博物館内で必要最低限の会話にしておいて、博物館を出てから思いっきり会話を楽しんでください。
写真撮影は博物館による
写真撮影が許可されている博物館以外は、基本的に写真撮影はNGです。
これも貴重な展示品を守るためですので、ルールをしっかり守るようにしてください。
今は、写真撮影がOKな博物館もありますので、確認をしてみて下さい。
まとめ
- 子供が楽しめる博物館を色々なジャンルから集めてみましたので、行ってみたい博物館があったのではないでしょうか。
- 鑑賞マナーはしっかり守って、博物館を楽しんでください。
博物館と言っても、子供も楽しめる博物館は東京だけでも沢山ありました。
敷居が高いと思われる博物館ですが、無料で楽しめる博物館もありますので、気軽に行ってみて下さい。