新学期に贈る言葉とはどんなものを想像しますか?
贈る言葉は両親・先生・著名人などそれぞれの立場で贈りたい言葉は変わってくると思います。
今回は、それぞれの立場別に子供に贈りたい言葉を紹介しつつ、言葉の裏にはどんな意味が隠れているのかを解説していこうと思います。
目次
新学期に贈る言葉・ご両親からかけてあげたい言葉
はじめに、両親がかけてあげたい言葉をまとめていこうと思います。
1番身近である両親は、どのような言葉がぴったりなのでしょうか。
「頑張って」の言葉をかける前に一度考えてみよう
まずは、新学期に不安を抱える子供に対し、「頑張って」と言う言葉はかける前に少し考えてみましょう。
「この子の重荷にはならないだろうか」、「プレッシャーになるのではないか」などです。
子供の精神状態によっては、「頑張って」という言葉がかえって負担になってしまうかもしれません。
そのため「頑張って」と声をかける前に一息置いてみましょう。
「頑張らなくていい」が子供を救う言葉に
「頑張って」では、プレッシャーをかけてしまうならば、どんな言葉をかけてよいのか迷いますよね。
そんなときは「頑張らなくていい」と声をかけてあげるのがおすすめ。
その言葉で子供の気持ちも軽くなり、リラックスして学校に行くことができるでしょう。
「今まで、十分頑張ってきたよ」、「無理して学校に行かなくてもいいよ」などの言葉をかけてあげるだけで、子供の不安を少しずつ解消してあげることが出来ます。
学校がすべてではなく、家で安心できる場所を確保してあげることも、両親が出来ることの1つです。
成長を一緒に喜ぶ言葉を選んでみよう
「頑張って」と言う言葉をかけない代わりに、どんなポジティブな言葉をかけるのが良いのか迷いますよね。
例えば「今日から〇年生だね。今日まで元気に成長してくれて、お母さん嬉しい」と言う言葉は、いかがでしょう。
子供の成長を心から喜んでいる母親の気持ちが伝わってきますよね。
始めの内は照れ臭い言葉かもしれませんが、嬉しい気持ちを素直に子供にかけてあげるのは重要なことだなと思います。
新学期に贈る言葉・先生方からの名言
続いては、先生方から贈られた名言です。
今まで、生徒たちを見てきたからこそ、この言葉を贈りたいのかもしれません。
目標を達成し成功をつかむためには…
こちらの言葉には続きがあって、
「曖昧な目標ではなく、後で具体的に検証できるものしろ」
というものです。
「目標を立て、実践し、結果を見て検証をする」これが出来るようになり、習慣になれば、いつかは高い所に立てた目標に手が届くはずです。
小学生ではこのプロセスを踏むのはなかなか難しいかと思います。
中学生以上なら実践することが可能だと思いますので、ぜひ頭の片隅に残しておいてください。
今しかやれないことを!
入学式後に新入生に贈られた言葉です。
続きがあって、
「学業だけでなく、他にやりたいことがあればそちらに本気になって良いです。今しか出来ない事をやってください」
と言う言葉です。
これから過ごす高校3年間に向けて、どんな目標でも今しか出来ない事に全力を注げるようにとかけられた言葉です。
実際に、この言葉を贈られた生徒さんは、勉強はあまりできなかったが、部活を3年間頑張り続けることが出来たとの事です。
出来ない事は恥ずかしいことではないが…
これにも続きがあります。
授業中に、問題が解けず、開き直った生徒に、
「出来ない問題があるのは別に恥ずかしい事じゃないのに、出来なくてもいいんだと満足してしまうのはどうなんだ?」
と言う言葉を掛けられたそうです。
結果、この言葉をかけられた生徒さんは、勉強を頑張ったそうです。
確かに、分からない問題があることは誰でもあることなので、恥ずかしいことではないですよね。
しかし、それを分からないからやらなくていいと満足してしまうのは、違いますよね。
先生が学生さんのやる気を出させるための一言は、大きいですね。
著名人の言葉で励まされる・新学期に覚えておきたい名言集
それでは最後に、著名人の言葉を解説していきましょう。
一生懸命な姿が、人は一番美しい
坂本金八(3年B組金八先生より)の言葉です。
名言の多い金八先生の言葉ですが、その中でも名言だなと感じたこの言葉を選んでみました。
人はどんなことに対しても、努力する姿が一番美しく輝けるものだと説明できます。
学生のうちは勉強に部活に努力していますよね。
そんな姿が美しい、金八先生はそう言いたいのかもしれません。
新学期を迎えて、努力することが多いと思いますが、それは貴重でとても素敵な経験だという事を忘れないでください。
よき友を持つものは自分の方でもよき友に…
武者小路実篤の残した名言です。
続きがあるのでご紹介します。
「よき友を持つものは、自分の方でもよき友になれるものでなければならない。自分だけが得をすることは不可能である」
友人関係で悩んでいる学生も多いかともいます。
どちらが一方的に得をする関係は「よき友」ではなく「都合のいい友」なのです。
よき友を作りたいのであれば、まず自分がよき友となれるように努力することが必要だという事です。
夢を見ることが出来れば、それは実現できる
ウォルト・ディズニーの残した名言です。
未来を想像できれば、確実にそれを現実化することが出来るという意味です。
小さな夢でも構いません。
一歩ずつ始めてみましょう。
行動することが何よりも大切なのです。
自分には無理と思い限界を決めるのではなく、可能性を信じることから考えましょう。
新学期に向けて学生さんに響く一言ではないでしょうか。
まとめ
- 両親からの新学期に贈る言葉は頑張ってよりも効果的な言葉がありました。
- 先生から届く言葉は、新学期をやる気の満ちたものに変えてくれるものが多かったです。
- 著名人からの言葉は、友人関係、夢、努力など、多種多様でしたが、どれも新学期に贈りたい言葉ばかりでした。
新学期に向けて、色々なことに敏感になっている時期に、ヒントになるような言葉はありましたでしょうか?
もし、どれか一つでも響いたのであれば、その言葉を胸に、新学期を迎えてみて下さい。