千葉県の船橋市には「船橋三番瀬」という潮干狩り場があります。
耳にしたことがある方も多いでしょう。
有名な有料潮干狩り場の1つです。
三番瀬での潮干狩りは、無料で採捕できるスポットがあります。
それが、三番瀬と漁業権がある場所の境です。
本当に小さなスポットですが、こうした場所での潮干狩りはおススメできません。
法律に触れる可能性がないように楽しむことが大切なのです。
目次
千葉県船橋市では無料の潮干狩りスポットはあるのか?
千葉県船橋市には、無料の潮干狩りスポットは「ある」ということになります。
潮干狩り場として開場されてはいないものの、確かに存在はしています。
結論
おススメできるとは言い難いのですが、潮干狩りを無料で行うことはできます。
潮干狩りというと「あさり」が代表的な種類です。
しかし、船橋で行う無料潮干狩りを行う場合、あさりではなく違う種類の貝を採捕するようです。
その貝は「ホンビノス貝」という種類です。
時期や時間などのタイミングが合えば、かなりの量を採捕することができるかもしれません。
有料の潮干狩り場で貝を採る方がメリットが多い
エリアとエリアの隙間で行う法律ぎりぎりの潮干狩りを行うより、有料潮干狩り場が良いでしょう。
有料の潮干狩り場の1つである「船橋三番瀬」では、あさりがしっかり採捕できるようになっています。
入場料金がかかるものの、料金を確認するとお手頃であることも分かります。
以下、料金についてご紹介します。
入場料金
- 大人 430円
- 子供 210円
買取価格(持ち帰り料金)
- 100gあたり80円
です。
有料の潮干狩り場は入場に1,000円以上かかることも少なくありません。
それらと比較をすると、非常にお手ごろな価格だといえるでしょう。
また、有料だからこそのメリットもあります。
それが「設備」です。
トイレも充実していますし、車いす対応のスロープや授乳室などが完備されているのです。
あらゆる方々が潮干狩りを思う存分楽しめる環境が整っています。
千葉県の船橋三番瀬海浜公園で潮干狩り
安全で充実した潮干狩りができる。
そんな千葉県船橋市にある「船橋三番瀬海浜公園」の基本的なデータについて調べてみました。
潮干狩りプランを立てたいという場合にぜひとも参考にしてください。
住所・最寄り駅
- 住所
千葉県船橋市潮見町40番
- 最寄り駅
「船橋駅」または「二俣新町駅」が最も近い駅です。
最寄り駅から船橋三番瀬海浜公園までバスが出ていますので利用しましょう。
約25分程度で到着します。(交通状況により時間変更あり)
開催期間
2020年は4月21日(火)~6月7日(日)開催予定でした。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。
2019年には、4月18日(木)~6月9日(日)まで開催されました。
料金
船橋三番瀬海浜公園の潮干狩り料金を以下、ご紹介します。
- 入場料金
大人 430円
小人 210円
なお、団体割引や前売りもありますので確認しましょう。
- 持ち帰り料金
100グラムあたり80円
駐車場
船橋三番瀬海浜公園に駐車場が用意されています。
普通車1日1回 500円となります。
なお、大型車は1日1回 2,160円です。
大型車はあらかじめ予約が必要となりますのでご注意ください。
設備
- トイレ(授乳室、おむつ替え台、ベビーチェアあり)
- 足洗い場
- 潮干狩り期間中は臨時トイレ
- 休憩所
など充実しています。
公園全体でみると、レストランからテント、バーベキューが楽しめる設備もあるのです。
小さなお子様の知育にも大人も楽しめる環境科学館などもあります。
アクセス
アクセスは電車の場合と車の場合、それぞれを確認していきます。
- 電車の場合
JR総武線船橋駅・京成本線京成船橋駅、・JR京葉線二俣新町駅いずれかで下車。
それぞれの駅から「船橋海浜公園行き」のバスに乗車。
終点が到着地点です。
バス乗車時間は約25分程度になります。
- 車の場合
・京葉道路の原木インターチェンジから4キロほど。
・国道357号線東京方面から、栄町交差点を右に進みます。中央埠頭2つ先の信号を左。
・首都高千鳥町インターから国道357号線。湾岸市川分岐をさせつし、中央埠頭方面に入ります。
採れる貝
船橋三番瀬海浜公園では、さまざまな貝の種類を採ることができます。
以下、代表的な貝をご紹介します。
- あさり
- ハマグリ
- バカ貝(アオヤギ)
- ホンビノス貝
- シオフキ
などです。
特徴
東京湾の中でも貴重な干潟である「三番瀬」を望めるのが船橋三番瀬海浜公園です。
都心に最も近い潮干狩り場として大人気のスポット。
低料金な設定で気軽に足を運ぶことができます。
潮干狩り初心者・初体験で道具が無いという場合も、レンタルがありますので活用すると良いでしょう。
あさりを中心とした貝を採捕できますが、ホンビノス貝やついていればハマグリに出会うこともできます。
また、国土交通省関東地方整備局が選んだ「関東の富士見百景」に選ばれています。
潮干狩りを楽しみながら、ぜひともその景観も堪能してください。
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ホンビノス貝の下処理の仕方
ホンビノス貝は、内房の海よりも船橋周辺でよく採捕されます。
三番瀬ではあさりも多く採れるのですが、ホンビノス貝の産地ともいえる船橋。
美味しく食べるためにも、下処理方法を知ってお得便利です。
ここではホンビノス貝の下処理の仕方をご紹介します。
砂抜きは不要
ホンビノス貝は、下処理が楽な貝のです。
一般的に、砂抜きという方法を行わなくてはならない貝類ですが、これが必要ないのです。
沼地に生息をしているホンビノス貝は砂を噛むことがありません。
ですから、あさりやハマグリのように砂を抱えていないのです。
これが、砂抜き不要の理由です。
塩抜きの方法
砂抜きが不要なホンビノス貝ですが「塩抜き」は行いましょう。
貝が含んでいる塩分(海水)を出すことが主となる目的です。
砂抜き方法は簡単で、ホンビノス貝が浸かる程度の水道水の中で1~2時間放置するだけです。
水管を出すことがありませんので、周りが汚れることも全くありません。
こうして塩抜きが管理用したら、流水で貝殻表面をこすり合わせて良く洗って調理をしてください。
まとめ
- 船橋三番瀬では無料で潮干狩りが行えるエリアがある
- 法律に抵触する可能性もあるのでおススメはできない
- 有料の船橋三番瀬海浜公園は設備も充実していて安全に楽しめる
- 魅力的な特徴がある潮干狩り場を低料金で利用できる
- さまざまな貝を採捕可能
- 船橋が産地のホンビノス貝の下処理方法を知っておくと便利
犯罪になるかもしれないというギリギリの潮干狩りは楽しさがありません。
低料金で全員が楽しめる船橋三番瀬海浜公園を利用するのがおススメです。
設備も整っていますので、快適な環境があります。
ルールやマナーを守りつつ、潮干狩りを行い楽しい思い出作りをしましょう。