潮干狩りと言うと、何かと荷物が多いものですよね。
今回は、これだけは最低持っていきたいアイテムと、潮干狩りにぴったりな服装、注意点についてまとめてみました。
おすすめ商品もいくつか紹介しておきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
潮干狩りに便利な持ち物
はじめは、潮干狩りにこれだけは持っていきたいという持ち物を、ピックアップしてみました。
最低限、これだけあれば潮干狩りを楽しんで、採った貝も新鮮なまま持って帰ることが出来るはずです。
着替え
お子さん連れでしたら必須です。
大人ばかりでの潮干狩りでは必要ないかもしれませんが、案外ボトムスが濡れてしまうケースが多いので、着替え一式ではなく必要なものだけを持つのがいいでしょう。
タオル
タオルはどの年齢の方たちにも必要なものです。
また、小さなお子さん連れでしたら、バスタオルが身体に巻けるようになっているもの(ラップタオル)があると着替えを周囲の目を気にすることなくできますよ。
網orビニール袋
ここからは、潮干狩り自体に必要なものです。
有料の潮干狩り場に行くと、網は貰えると思いますが、無料の潮干狩り場では全て持っていかなければなりません。
ベストは網ですが、ビニール袋でも代用は可能なので、忘れずに持っていきましょう。
熊手
最近では100円均一でも売っている、熊手。
お子さんに大人用の熊手を持たせるのは危険なので、おもちゃの熊手は準備していくと便利だと思います。
ちなみに、お子さん連れでしたら、おもちゃの熊手、スコップ、バケツくらいは準備すると、お子さん達が飽きるまでの時間を稼げると思います。
このようなセットが1つあると便利ですよ。
バケツ
網や袋だけでは心もとないので、バケツもあった方が良いでしょう。
潮干狩り場がご自宅から、近い場合は、下記に記載するクーラーボックスの代わりとしてバケツを使うのも良いでしょう。
空のペットボトル
これは何に使うのかと言いますと、採った貝の砂抜きに必要な海水を持って帰るのに使います。
アサリたちは今まで住んでいた海岸の水ですと、砂を吐きやすくなります。
もちろん、塩水を作っても良いのですが、海水を汲んでくる方が手っ取り早いと思います。
クーラーボックス
採った貝は暑さにとても弱いです。
キンキンに冷やすというわけではないのですが、潮干狩り場がご自宅から遠い場合(2時間以上かかる)は持っていくと、貝たちの鮮度を落とさず持って帰ることが出来ますよ。
帽子
4月5月ともなれば、日差しが大分強くなってきます。
帽子で直射日光を避けて、熱中症予防に気を付けましょう。
日焼け止め
帽子に関連して、日焼け止めも持っていくと便利です。
海岸には日差しを遮るものは何もありません。
お肌を守れるのは自分自身だけです。
潮干狩りにぴったりな服装
続いては、潮干狩りに合った服装についてです。
お子さん向けのものから、大人向けのものまでまとめてみました。
服装を選ぶためのポイント
服装を選ぶポイントはいくつかあります。
1つずつ挙げていくと、
- 濡れ対策
- 寒さ対策
- 日差し対策
- 足元の安全対策
- 子供には海水浴のような恰好
これらから、自分たちに合ったものを選べば、潮干狩りでの服装選びは簡単になるでしょう。
半ズボンor裾があげられるズボン
こちらは、濡れ対策ですね。
大人は、子どものように砂浜におしりを付けたりしないので、最低限足元が汚れないものを選ぶといいでしょう。
羽織物
こちらは寒さ対策と日差し対策です。
3月4月の海岸はまだまだ寒いものです。
また、5月になれば日差しがさして暑いくらいなのですが、その分日焼けしてしまう可能性も高くなります。
潮干狩りに行くというのであれば、薄いものでいいので、羽織物を持っていきましょう。
お子さんには、長袖のラッシュガードが寒さ対策、日差し対策にぴったりだと思います。
スパッツやレギンス
こちらも、寒さ対策と日差し対策です。
女性やお子さん向けです。
羽織物と同じような理由から、服装に取り入れてみても良いと思います。
水着
これは、小さなお子さん用の海水浴のような恰好です。
どんなに濡れてしまっても水着なので大丈夫。
のびのびと遊ぶことが出来ますよね。
ちなみに、ラッシュガード+スイムパンツと言った組み合わせも着替えやすく、お値段も安く済むのでおススメです。
マリンシューズ
足元の安全対策用です。
サンダルではなく、マリンシューズが良いのは、底が厚めに出来ているからです。
《マリンシューズ大人用》
《マリンシューズ ジュニア用》
大人用子供用、どちらもそんなに高額なものではないので、安全のためにも1足準備してみるのはいかがでしょうか。
ちなみに、海水浴や川遊びでも重宝しますよ。
潮干狩りで注意したい事
潮干狩りには色々なルールが存在します。
また、自分たちで気を付けたい熱中症についても、簡単にですが対策を考えてみましたので、参考にしてみて下さい。
行った先の潮干狩り場のルールは守る
こちらは、潮干狩りを楽しむうえで、大前提ですよね。
有料の潮干狩り場には明確にルールが決められていますが、無料の潮干狩り場にはきちんとルールが決められてない所も結構あります。
それでも、暗黙のルールなどはありますので、きちんと守るようにしましょう。
漁業権の侵害をしない
特に、無料の潮干狩り場は、漁業権のある区域と区域の間のほんの少しのエリアだけというところもあります。
漁業権を侵害すると罰金などの罰則があるほか、大切な海の資源を採りつくしてしまう可能性がありますので、十分に気を付けるようにしましょう。
食中毒
春の貝には含まれていない貝毒ですが、初夏から夏にかけては貝毒が発生しやすくなっています。
また、地域によっては、どの季節においても貝毒が発生してしまっている可能性があります。
貝毒は熱を加えただけではなくなりません。
そのような貝は、海に帰して家には持ち帰らないようにしましょう。
潮干狩り場によっては、貝毒が発生することが分かっている場合、潮干狩りで採った貝と検査を受けた無毒の貝と交換してくれるところもあります。
熱中症
日差しを遮るものがない潮干狩り場。
熱中症対策は万全にしていきましょう。
お子さん連れですと、貝を採るのに夢中になってしまって、水分を取り忘れていたり、帽子を外してしまったりすると思いますので、十分注意してあげて下さい。
また、大人の方々も、自分は大丈夫とは思わずに、こまめな水分補給などしてください。
まとめ
- 潮干狩りに便利なアイテムは数えきれないほどありますが、本当に必要なのは限られてきます。
- 潮干狩り向けの服装は、見た目もよりも機能性を重視して選びましょう。
- 潮干狩りのルールは1人が守るものではなく、潮干狩りに来た全員が守るものです。
楽しく潮干狩りをするためには、入念な準備も必要です。
ぜひ今回の記事を参考に、準備をしてみて下さい。