新学期を迎えるにあたり、不安を感じている学生さんも多くいらっしゃると思います。
そんな時に、聞いて欲しい読んで欲しい名言は、学生の皆さんにとってプラスになるものだと思います。
今回は、そんな名言の中から、新学期にぴったりのものを日本だけでなく世界からも集めてみましたので、ご紹介していこうと思います。
目次
【新学期の名言】日本人が紡いだ言葉の数々をご紹介
まずは、日本国内で生まれた名言をご紹介していこうと思います。
また、名言を残した方々の敬称は省略させていただきます。
たとえ結果に結びつかなくても…
王貞治の名言です。
『たとえ結果に結びつかなくても、努力したという事が必ずや生きて来るのではないだろうか』
これには続きがあり、「それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とは言えないのではないだろうか」というものです。
少し厳しいような感じのする名言ではありますが、新学期を迎える学生さんにとって、努力とはいかに大切かを教えてくれる名言です。
それについてくる結果についてもなるほどと納得させられるものでしたね。
進まざるものが必ず退き…
福沢諭吉が残した名言です。
『進まざるものは必ず退き、退かざるものは必ず進む』
一万円札でもお馴染みの福沢諭吉ですが、慶応義塾大学の創始者であることをご存じでしたか?
その後も教育に携わる教育者として活動されていました。
今回、紹介した名言を分かりやすくしてみると、「人は前進するか後退するかどちらかで、その場所にとどまり続けることはできない」という事になります。
同じ場所にとどまり続けることが出来ないという事は、自分が立ち止まることで、周りはどんどん進んでいく、それを客観的に見れば後退しているのと同じことになるのです。
よって、人は常に意識して前に向かって歩んでいくことの大切さを教えてくれているのです。
人を信じられなくなったら…
美輪明宏の名言です。
『人を信じられなくなったら、自分は信じられる人間かどうか反省してみましょう。
そして人からも自分からも信じられる人間になればよいのです』
美輪明宏さんの名言は沢山ありますが、これから、新しい関係を作っていかなくてはならない新学期こそ、この名言を読んで欲しいと思います。
人を信じられなくなった時、あなたは自分のことを信じてあげられていますか?
自己肯定感とも言いますがそれが低かったり、自分のことが嫌いだったりすると、人のことは信頼することは難しいです。
なので、まず取り掛かるべきことは、自分の事を好きになり、自分自身が信頼できるようになる事なのです。
それが出来る様になると、自然と人を信じることが出来るようになってくるのです。
ただし、八方美人になるのではなく、本当に信頼できる相手は選ぶことが重要です。
それを頭に入れて、新学期の友人関係などを見直してみてはいかがでしょうか。
【新学期にぴったり】世界に溢れる様々の名言をピックアップ
そして、世界の偉人、著名人からの名言集です。
新しいスタートを切る新学期へ向けた名言を集めてみました。
昔を振り返るのはここでやめにしよう…
スティーブジョブズが残した名言です。
『昔を振り返るのはここでやめにしよう。大切なのは明日何が起こるかだ』
「アップルコンピュータ・カンパニー」を創業した一人で、iPhoneなどの生みの親としても知られています。
失敗してしまった今日を悔やんでも時間は戻っては来ません。
明日は何が起こるのかを考えた方が、現実的で新しい一歩を踏み出せるのです。
明日のために今何が出来るのか、明日を楽しみに思う事で、昔を振り返る時間は不必要なのではないでしょうか。
明日死ぬかのように生きろ…
マハトマ・ガンジーが残した名言です。
『明日死ぬかのように生きろ、永遠に生きるがごとく学べ』
ガンジーは、インドの宗教家として、世界に知られている偉人の一人です。
この言葉は、スピードスケート選手の小平奈緒さんが好きな言葉としてもあげている、ガンジーの有名な言葉のひとつです。
ガンジーは、その日1日、その瞬間はその時限りだと思い、常にベストを尽くして生きていくという事をこの名言に込めています。
学生の皆さんにとって、死とは遠いものだと思いますが、それでも、この瞬間にベストを尽くすという事は出来ることではないでしょうか。
折角の新学期、ベストを尽くして生活をしてみるのも良いと思います。
夢を見るから、人生は輝く
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが残した名言です。
『夢を見るから、人生は輝く』
モーツァルトはオーストリアの作曲家で演奏家です。
古典派音楽の代表でもあり、ハイドン、ベートーヴェンと並ぶウィーン古典派三大巨匠の1人です。
夢を見るという事は、人生にゆとりがある時なのではないでしょうか。
時間に追われ、毎日の事で人生がキツキツなものなっている時、夢を語ることはできますか?
モーツァルトはときには、現実だけでなく、夢を見て心を休ませてあげることが大切だと伝えています。
学生の皆さんも、新学期を迎える不安ばかりでなく、その不安をいったん横に置いておいて、新学期に向けての夢を考える時間を設けることも大事ですよ。
誰もが才能を持っている…
マイケルジョーダンの名言です。
『誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ』
元プロバスケットボール選手マイケルジョーダンは、2009年にはバスケットボール殿堂入りも果たしています。
マイケルジョーダンにはバスケットボールの才能があったのでしょう。
ですが、その才能とは「可能性」のこと。
それを生かすためには沢山の練習をこなし、努力をしてきているのです。
新学期を迎える学生の皆さんも、何かの才能に恵まれているはずです。
まだ、それが解らないかもしれませんが、人よりほんの少しでも秀でている物、それが才能です。
それを開花させるための努力を惜しまないことが大切ですということです。
まとめ
- 日本の著名人が言った言葉は少し、難しいものだったかもしれませんが、良く読み解いてみると、納得のいく名言だったと思います。
- 世界の著名人の言葉はシンプルなものも多かったですが、読み解くと、その裏にある意味は新学期を迎える学生さんに刺さる名言だったと思います。
新学期を向かる学生の皆さん、少しでも心に響く言葉はあったでしょうか。
もし、響いた言葉があれば、それを胸に新学期を迎えて下さい。