毎年恒例の年賀状ですが、子供向けのメッセージに悩むという先生方いらっしゃいませんか?
今回は、子供向けの年賀状へのメッセージの例文をメインにご紹介していきます。
また、生徒への年賀状を書く際に気を付けなくてはいけないポイントや、子供が楽しんでくれる工夫についても解説していこうと思います。
ぜひ、今年の年賀状を書く時の参考にしてみて下さい。
目次
年賀状の子供向けメッセージはどんなものがいいの?
年賀状へ子供向けのメッセージを書く場合どんなものが良いのか迷いますよね。
ここでは、未就学児・小学生・中学生に分けて、それぞれへのメッセージの一例をご紹介していこうと思います。
幼稚園生などの未就学児へのメッセージの一例
「あけましておめでとうございます」というメッセージはイラスト印刷時に、すでに印刷されていることが多いですよね。
なので、その他に書くメッセージの一例として、
「おしょうがつのたのしかったおはなし、たくさんきかせてね」
「えんそくはとってもたのしかったね!ことしもせんせいとたくさんあそんでね」
「まいにちさむいけれど、かぜをひかないように気を付けてね。ようちえんであえるのをたのしみにしています」
などのメッセージはいかがでしょうか。
他にも、メッセージの内容は、
・昨年の楽しかったこと
・子供たちが今頑張っている事
・先生自身の近況
・今年の目標
などを、子供に合わせて書いてあげるとよいでしょう。
もちろん、未就学児へのメッセージですので、ひらがなだけを使うようにしましょう。
小学生へのメッセージ一例
こちらも、基本的にメッセージの内容は幼稚園児宛へとほとんど変わりません。
例えば、
「昨年は〇組のみんなは勉強に運動によく頑張りましたね。今年もみんなで楽しいクラスにしていきましょう」
「昨年は遠足などの楽しい思い出が出来ましたね。今年も勉強に運動に一緒に頑張っていきましょう」
というのはいかがでしょうか。
昨年の思い出や頑張ったことと、今年も一緒に頑張ろうという文面になっています。
中学生へのメッセージ一例
中学生も小学生と同じようなメッセージで十分だと思います。
しかし、中学3年生と言えば「受験生」ですよね。
ここでは、受験生に向けたメッセージをご紹介していきます。
メッセージを大きく3種類に分けてみます。
まずは、健康面についてです。
「部屋の暖めすぎには注意してね。換気も大切だよ」
「手足の冷えには十分気を付けてね」
「気分転換も大事。○○がおススメだよ」
続いて、勉強面についてです。
「基礎をしっかりやって、ケアレスミスに気を付けるようにしよう」
「勉強ばかりでは疲れてしまうので、〇時間毎に身体を動かしてみよう」
最後に、応援メッセージについてです。
「希望の進路に向けて最後まで一緒に頑張ろう」
「初詣に○○神社でみんなの合格をお願いしてきます」
このようなメッセージを色々組み合わせて、年賀状のメッセージとしてみるのはいかがでしょうか。
先生から生徒への年賀状で注意するポイント
先生から子供たちへの年賀状を送る際に注意するポイントが3つありますので、順番に解説していきます。
その①プライベートな写真は使わない
プライベートと生徒用とは年賀状のデザインは違うものにしましょう。
あくまでも、先生と生徒という関係ですので、先生の友人ではないことを念頭に年賀状を作りましょう。
裏面のデザインはイラスト、植物やペットの写真、自分だけが移っている写真などが無難でいいでしょう。
その②子供たちへのメッセージはみな同じくらいの文量で
気を付けておきたいのは、メッセージの文量です。
手書きの文章はなるべく、同じくらいの文量にするのが良いでしょう。
保護者の中には、先生から来た年賀状を見せ合うという事があるそうです。
そんな時「うちの子へのコメントが短い」となるとトラブルの元になりかねません。
なので、対処方法としてはどんな子にもコメントは1、2文と決めておくといいでしょう。
その③トラブル回避のため自分の住所はかかない
最後に、先生の自宅の住所を書くかどうかです。
何かあった時に、保護者とのトラブルを避けるためにも、学校や幼稚園の住所を使うのも良いと思います。
小さな子供に喜んでもらえる年賀状への工夫
最後に、幼稚園生・保育園性に喜んでもらえる工夫をいくつかご紹介します。
塗り絵年賀状
年賀状に書かれているコメントが分からない子でも、年賀状自体が塗り絵になっていたら、とても楽しいものになりますよね。
しかも、その塗り絵を完成させて、冬休み明けに先生に見せてくれるようにお願いするのも良いと思います。
問題は、先生が塗り絵を出来るようにイラストを書かなくてはいけないことです。
絵が苦手だという先生は、イラストカット集やネットでイラストを探してみて活用するのが良いと思います。
数字つなぎ年賀状
数字つなぎとは、数字を1からなぞっていくとイラストが浮き出るという仕組みのイラストです。
何が出てくるのが分からないというわくわく感が、この数字つなぎの楽しみの一つだと思います。
このイラストの原案はどこにあるのかと言いますと、ネット上に無料のものもありますので、そちらを利用してもらうのが良いでしょう。
シールなどを上手に使用したデコレーション年賀状
年賀状を仕上げてみたのはいいけれど、何か物足りないという時には、シールなどを活用してみましょう。
シールと一言で言っても年賀状シーズンになると、コインでこすったり、1枚はがしてみたりすると運勢が書かれているようなシールを購入することが出来ます。
そのようなシールは貼るだけで華やかになりますよね。
また、マスキングテープやスタンプなども年賀状を華やかにするデコレーション方法のひとつです。
まとめ
・子供たちへ向けたメッセージは、書きたい内容を先に決め、それに沿って書くと書きやすいです。
・先生と生徒という関係を崩さないためにも、写真選びや、メッセージの文量などには気を使いましょう。
・まだ字が読めないお子さんへの年賀状は塗り絵などの仕掛けを施して、楽しいものに仕上げてあげるのも良いでしょう。
年賀状への子供向けのメッセージは、ポジティブなもので、これからの1年を応援してあげるものが良いでしょう。