子供が生まれたことを年賀状で報告したいと思いつつも、どんな文章にしたらよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
本記事では子供が生まれた際の文例や年賀状の文章のコツ、マナーを紹介しています。
親しい友人や親戚、普段交流の無い友人から目上の人までと、実にさまざまな相手に配慮しながら文章を書くことが大切です。
記事を読み終えたら、年賀状の書き方に迷うこともなくなりますよ。
目次
年賀状で子供が生まれたことを報告しよう!【文例集】文章次第で気配り上手に
年に一度しか書かない年賀状。
特に子供が生まれた際はさらに迷ってしまうのではないでしょうか。
文章次第で相手に好印象だったり、反対に失礼にあたってしまったりすることもあります。
ここでは年賀状で出産報告する際の文例やマナーを紹介します。
出産報告の文章例1.親族や親しい友人に送る場合
・あけましておめでとうございます。昨年〇〇が誕生しました。ぜひ遊びに来てくださいね。
・Happy New Year!我が家に新しい家族が誕生しました。にぎやかな一年になりそうです。
親しい友人や親戚であれば、一般的な新年のあいさつと近況報告を一言添えればOK。
形式にこだわるのではなく、あなたらしい年賀状で構いません。
子供の名前の由来を報告しても良いでしょう。
出産報告の文章例2.目上の人に送る場合
・旧年中は大変お世話になりました。ご報告が遅れてしまいましたが、昨年〇月〇日に我が家にも新しい家族が誕生しました。
色々とご迷惑をおかけすることもありますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
・昨年は大変お世話になりました。私事ではございますが、昨年〇月〇日に長女が誕生しました。
色々とご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、本年もどうそよろしくお願いいたします。
当然ですが、普段やり取りしている人に送ります。
年始の挨拶文と日頃の感謝の気持ちをメインに書き、賀詞の文字数は四文字以上のものを使用しましょう。
出産報告の文章例3.送る相手を選ばない無難な言葉
・我が家に小さな家族が仲間入りしました。今後ともよろしくお願いいたします。
・新しい家族が仲間入りしてにぎやかな毎日を過ごしています。親子ともどもよろしくお願いいたします。
・昨年〇月〇日に待望の長女が誕生いたしました。家族が増え、とても賑やかなお正月を迎えております。
「去年」という言葉は避けるのがマナー。
「去」という文字は「別れる・離れる」という意味が含まれるので、新年のあいさつには旧年中や昨年という言葉を使いましょう。
年賀状で出産報告する際のポイント
先ほどは出産報告の文章例を挙げましたが、ここでは年賀状の文章のコツと出産報告のマナーについてご紹介します。
年賀状の文章のコツ
必ず賀詞をメインに持ってくることを忘れずに。
その後、昨年の感謝の気持ち、家族が増えたこと(あなたの近況)、新年も変わらないお付き合いをお願いすること、相手の健康や幸せを祈る文章を書きます。
印刷された年賀状をそのまま送るのではなく、一言添えてあげると作業感がなくなり、相手の印象が良くなります。
年賀状で出産報告する際のマナー
年賀状で出産報告する際に、知っておきたいマナーについて紹介します。
親族や妊娠報告をしていた相手へは年賀状のまえに出産報告を
妊娠していたことを既に知っていた親しい間柄の友人や、親戚には出産後1カ月以内にメールや挨拶状などで報告しておきましょう。
特に、出産祝いを貰った相手に対しては早めの報告が吉です。
子供の写真付き年賀状は注意が必要
可愛いわが子の誕生に気持ちが高ぶり、年賀状に子供の写真を載せたくなるでしょう。
一方で、年賀状に子供の写真を載せるのは賛否両論の意見が多くあります。
子供の写真は親戚のみにとどめておくのが無難ですが、友人から「欲しい」と言った声が聞かれれば載せても構いません。
出来れば子どものみではなく、あなたの写真も載せてあげると近況報告にもなり喜ばれます。
反対に子どもが居ない方や不妊治療など、なんらかの事情がある場合、子供が生まれたことの報告や、子供の写真を載せるのは不快な気持ちにさせてしまうこともあります。
目上の上司や取引先などビジネス関係の人に対し、写真を使った年賀状は失礼と捉えられることもあるので注意しましょう。
子供の写真掲載は避け、文章のみの方が無難です。
あくまでも年始の挨拶!赤ちゃんの紹介にならないように
可愛いわが子が誕生して嬉しい気持ちはわかりますが、あくまでも目的は年始の挨拶です。
赤ちゃんメインの文章にならないように気をつけましょう。
どうしても赤ちゃんの話をしたければ年賀状ではなく、メールや手紙で行うようにしてください。
出産報告をしない場合もあり
出産報告は必ずしなければならないものではありません。
普段交流の無い方や報告しなくても問題ない場合はあえて書かなくてもよいでしょう。
まとめ
年賀状は一年に一度しか書かないもの。
その中で子供が生まれたことを報告するとなると、多くの人は悩んでしまいます。
年賀状は相手が受け取ってこそ成り立ちます。
難しいかもしれませんが、相手を想定し配慮する心遣いを忘れずに。
本記事を参考にしていただけたら幸いです。