節分は大豆を買ってきてまくばかりではなく、遊びを取り入れて楽しい時間を過ごすのも良いと思いませんか?
楽しいを彩る、おもちゃ要らずの遊びや手遊び曲などをご紹介。
また、「自分で作る」ことでより節分が楽しくなる手作りおもちゃもいくつかピックアップ。
小さい子供でも簡単に作れるお面や豆入れなど、節分で必要になるもののアイデアも集めました。
思い出に残る節分を過ごすために参考にしてみてくださいね。
目次
【節分の子供遊び】おもちゃの必要ない遊び4選
節分の子供遊びの中でも、何かを購入する必要がないものもあります。
各ご家庭でも気軽に楽しめるのです。
ここでは、節分にちなんだおもちゃ要らずの遊びを4つご紹介します。
1.節分おにごっこ
ルールはおにごっこと大きな変わりがないので、すぐに馴染み楽しめます。
おににタッチされそうな時、逃げる側は「だいず」と言いながら両手を前でクロスさせてください。
これが「バリア」の代わりとなり、おにはタッチできなくなります。
しかし、「だいず」になると自分から動くこともできなくなってしまうのです。
元に戻るには、一緒に逃げている「仲間」からタッチしてもらう必要があります。
おにが全員をタッチするか全員がだいずになるまで追いかけるのですが、時間を決めておくのがオススメ。
時間が来たら「交代」すると、子供の不満も出にくくなります。
2.おにおにバスケット
以前からある子供遊び「フルーツバスケット」の節分版のようなイメージです。
使うものは以下の2点。
・椅子
・赤鬼、青鬼、黄鬼の絵が描いてあるメダル
です。
【遊び方】
1.子供1人につき1つのメダルを首に掛けます。
2.内側を向いて円を作るように1人を除き、椅子に座ります。
3.円の中に1人が立って、3色の鬼の中の1つを言う。
4.首から掛けているメダルと同じ鬼の人は移動をする。
その際「鬼は外」といわれたら、全員で「鬼は外」と復唱して移動する。
5.座れなかった人が円の真ん中に立つ。
これを繰り返していきます。
スペースを十分にとるのがポイントで、2色の鬼を指定しても楽しめます。
3.節分クイズ
とてもシンプルなクイズ遊びです。
節分にまつわる内容なのがポイント。
「鬼に向かって投げるものはなーんだ」
「頭に角が生えている怖いものってなーんだ」
という分かりやすいものは、小さな子供でも答えやすく楽しめます。
口頭でのやり取りでも良いのですが、画用紙などで紙を準備すると分かりやすく、盛り上がれてオススメです。
4.手遊び曲
体を使って歌いながら楽しめる「手遊び曲」。
みんなで一緒にという感覚が強まるので、知育にもピッタリなのです。
そんな手遊びでも、節分を感じることができます。
ここでは、節分の手遊び曲をまとめていきます。
おにのパンツ
飛んだり跳ねたりという動作がないので、場所を選ばず節分を楽しめる手遊び曲です。
手をたたいたり、ガッツポーズをしたりという定番動作だけではありません。
「鬼」「トラ」などを模写したポーズ。
手をたたいてピースをつくる「パンツ」の描写は特に子供は楽しめます。
YouTubeに参考動画がありますので、先生方はそれを参考するのが分かりやすくオススメです。
また、子供が家で練習をする際には同じ動画を紹介してください。
「おにのパンツ」:https://www.youtube.com/watch?v=zwnZ_W8VU98
豆まき
「鬼は外」「福は内」といった腕の曲げ伸ばし。
豆が落ちる表現が楽しい手遊び曲です。
座ったままでも歌いながら遊べるのがポイント。
YouTubeに動画がありますので、参考にしてみてください。
「豆まき」:https://www.youtube.com/watch?v=mzmh8sezN14
【節分】手作りおもちゃで遊んでみよう
節分らしいおもちゃを作って遊ぶのもまた、思い出深い時間につながります。
せっかくですから、節分らしいおもちゃを「自作」することを提案。
ここでは、そんなおもちゃ作りと遊び方をご紹介します。
1.鬼ボーリング
ボーリングのピンを鬼に見立てて倒す遊びです。
ここでは、簡単なボーリングセットの作り方をご紹介します。
【材料】
・紙コップ
・画用紙
・セロハンテープ
・クレヨンやペン
【作り方】
1.紙コップの飲み口部分同士を合わせて、セロハンテープでとめる。
2.画用紙を切って角を作ったり、クレヨンやペンで鬼の顔を書きます。
3.ボールになるものも同じような作り方で、好きな色や柄をいれます。
【遊び方】
ピンを並べて、ボールを転がし当てます。
球体ではないものを転がすので、変則的な動きをするのが楽しいポイント。
ボールの中に小石や生米など重みをつけるとより不規則になります。
紙コップですから、家の床を傷つけたり、子供がけがをする恐れもありません。
2.豆まき鈴割り
みんなで協力して鬼を退散させる遊びです。
【材料】
(くす玉部分)
・ざる2つ
・紐
・新聞紙などの大きめの紙
・赤い折り紙
・赤いビニールテープ
(垂れ幕部分)
・垂れ幕になる紙
・割りばし
・ラップ芯
・折り紙
・毛糸
(鬼の飾り)
・画用紙
・新聞紙
・毛糸
・はさみ
・のり
・両面テープ
・ガムテープ
・マスキングテープ
・セロハンテープ
・ペンなど
【作り方】
1.ざるに赤い紙を貼り付けます。その中に垂れ幕を入れてざる同士を合わせマスキングテープで固定。
2.画用紙をまるめて「円錐」をつくります。その中に新聞紙を詰めて、くす玉に取り付ける。
3.画用紙で顔を、毛糸で髪の毛を作り貼り付ける。
4.くす玉にあてるボールは、新聞紙をまるめて「大豆」のような形にして、画用紙などで包み止める。
【遊び方】
鬼のくす玉に向かって、豆ボールを投げていきます。
くす玉が割れて、垂れ幕が見えたら大勝利。
くす玉の中に紙吹雪や小さな景品を入れても良いです。
遊びの中で「どうして節分に鬼退治なの?」「どういう言葉で豆を投げるの?」などのやり取をするのもオススメ。
3.輪投げ鬼
小さな子供でも簡単な動作で楽しめる輪投げ。
これを、節分版にアレンジして楽しみます。
【材料】
・ティッシュボックスなどの空箱
・トイレットペーパーの芯
・画用紙
・のり
・はさみ
・クレヨンやペン
・ボンド
【作り方】
1.空箱に画用紙を貼って、クレヨンやペンで鬼の顔を作ります。
2.顔の上に、色を塗ったり画用紙を巻き付けたトイレットペーパーの角をのせます。
3.投げ輪は、画用紙を丸く止めて作ります。
【遊び方】
鬼の角をめがけて投げいれます。
近くですんなり入るなら、少しずつ離れて楽しむのもオススメ。
箱が倒れてしまうという場合、箱の底に重りを付けると安定します。
4.大豆移し
お箸で大豆がつかめる年齢(4歳~5歳前後)から出来る遊びです。
2つのお皿を用意し、うち1つに大豆を手礼おきます。
「よーいどん」で、大豆をお箸で空の豆入れに移していきます。
シンプルながらも盛り上がる遊びの1つです。
豆入れは、以下にご紹介する豆入れを利用するとより雰囲気がでます。
節分豆まきに必須!鬼のお面と豆入れを作ってみよう
自分自身で使うお面や豆入れが簡単につくれます。
購入しても良いのですが「作る」という事で、節分がより楽しくなるのです。
ここでは、そんなお面や豆入れの作り方アイデアをご紹介します。
鬼のお面のアイディア集
世界に1つの鬼のお面。
お面の作り方アイデアをまとめていきます。
紙袋で作る顔の見えるお面
顔が入る大きさの紙袋を使った「かぶるタイプ」のお面です。
折り紙や毛糸を使って鬼の装飾をしてください。
顔が出る部分は丸く切り抜きますから、視界不良の心配もありません。
牛乳パックのお面
手軽に楽しく作れる牛乳パックのお面。
牛乳パックを開いて、鬼の顔に切り抜きます。
目の位置をくりぬいたら、あとは好きな色で鬼の装飾をしてください。
角は折り紙を三角に折って貼ると簡単。
耳に掛ける部分は、輪ゴムをホッチキスで固定します。
色を塗る範囲が広く、子供の想像力やワクワクを高めてくれるお面です。
羊毛フェルトを使ったお面
紙や画用紙・段ボールや好きな素材でお面を作ります。
そこに「羊毛フェルト」をプラスするのです。
羊毛フェルトを髪の毛の部分に作ることで、立体的に見えてフワフワした触感も生まれます。
羊毛フェルトは、100円均一でも売られていますし、色も豊富ですし混ぜることも可能。
アレンジもしやすく、用意しておくとさらに楽しめます。
豆入れのアイディア集
節分といえば「大豆」です。
そんな大豆を入れるための箱のアイデアをご紹介します。
紙コップで作る豆入れ
簡単にできる紙コップの豆入れです。
紙コップに色を塗ったり、色紙を貼ったり、角を付けたりと装飾してください。
画用紙を折り曲げてバケツ風にするのも持ちやすい豆入れになります。
鬼のひもとおしバッグ
紙コップや画用紙を降り併せて袋状にして作った豆入れに「紐」を通します。
穴をあけて紐やリボンを通してポシェットバッグ風に仕上げるのです。
もし、穴あけ作業が子供には危険・まだ難しいようでしたら、大人が代わりに行ってください。
牛乳パックで作る豆入れ
牛乳パックの「底」の部分を残して切ります。
周りに色が身を貼ったりペンで装飾をして出来上がりの、とても簡単な豆入れです。
鬼に見立てた装飾でも良いですし、子供の好きな色や柄でも構いません。
まとめ
・節分に楽しみたい子供遊びや手遊び曲で楽しい時間を過ごす
・手作りおもちゃで節分を盛り上げる
・お面や豆入れも小さなアイデアで、自分だけのものが作れる
ただ豆まきをしたり、食べたりというのではなく「遊び」を取り入れると、子供は楽しい時間が過ごせます。
楽しみながら節分に触れることで、その意味や知識も自然に身に付きやすくなるのです。
大人も子供も「一緒に」素敵な節分を過ごしてください。