明治神宮は東京での七五三詣の人気スポットです。
返礼品の1つとしていただける千歳飴は、何とフリマサイトで売られるほどの特別なもの。
ここでは、明治神宮の七五三について、知っておきたい基本データから千歳飴について。
さらには、参拝時に恥をかかないためのマナーもご紹介します。
お子様の七五三を明治神宮でご祈祷してもらい、千歳飴を頂くのも良い節目・お祝いになるでしょう。
目次
明治神宮の七五三の基本データ|千歳飴のもらえる返礼品もご紹介
縁起物の1つである千歳飴。
明治神宮で七五三詣をする際に頂けたらという声も多いでしょう。
まずは、参拝・ご祈祷をする前に確認しておきたい基本データについてまとめていきます。
予約の有無
個人での参拝並びにご祈祷に関しては事前予約は必要ありません。
受付期間
受付期間は、10月上旬~12月上旬となっています。
2020年は、10月3日~12月6日が七五三詣の期間です。
時間
時間は、祈祷受付時間を目安にしましょう。
9時~16時がその時間となっています。
初穂料
初穂料は以下の4種類となっています。
- 5000円
- 10000円
- 30000円
- 50000円
です。
返礼品
返礼品は、初穂料によって内容が異なります。
以下、初穂料ごとの返礼品をまとめていきます。
- 5000円
文具セット・千歳飴・記念メダル・お守り・御祈祷
- 10000円
文具セット・千歳飴・記念メダル・お守り・御祈祷・祈願神符
- 30000円
文具セット・千歳飴・記念メダル・お守り・御祈祷・大祈願神符・守護矢・お祝い膳
- 50000円
文具セット・千歳飴・記念メダル・お守り・御祈祷・特大祈願神符・守護矢・お祝い膳
です。
初穂料を多く納めるほど、返礼品数が増えるという事が分かります。
住所
東京都渋谷区代々木神園町1-1
交通アクセスと駐車場
交通アクセスは、電車・車それぞれの方法をご紹介します。
【電車】
・小田急線「参宮橋駅」より徒歩3分ほど。
・JR山手線、JR総武線、都営大江戸線「代々木駅」より徒歩5分ほど。
・JR山手線、東京メトロ千代田線、東京メトロ副都心線「原宿明治神宮前駅」より徒歩1分ほど。
・東京メトロ副都心線「北参道駅」より徒歩5分ほど。
【車】
・首都高3号線「渋谷」より、北参道・代々木方面へ15分ほど。
明治神宮の駐車場ですが、第1~第3の合計3箇所の用意があります。
・第1駐車場(60台)
・第2駐車場(30台)
・第3駐車場(30台)
停車台数が多くないため、周辺のコインパーキングなどを利用することも考えておきましょう。
明治神宮で頂ける千歳飴と千歳飴の意味
明治神宮での七五三詣でいただける千歳飴は、いったいどのようなものなのでしょう。
また、千歳飴の「由来」はどこからきているのでしょうか。
ここでは、千歳飴についてまとめていきます。
ご祈祷を受けると頂ける特別な千歳飴
明治神宮での千歳飴は、ご祈祷を受けた場合のみ頂くことができる特別な飴なのです。
鮮やかではないものの、上品で格式高い袋に入っています。
紙袋には「明治神宮」との文字入り。
千歳飴は、個包装で白が2本・赤が1本の合計3本が入っています。
包装袋には、明治神宮の刻印印刷入りです。
なお、この千歳飴は東京の老舗和菓子店「栄太郎本舗」が製造しています。
ご祈祷を受けないと手に入らないこの千歳飴は、何とフリマアプリで売られるほどの飴なのです。
千歳飴の由来と意味
七五三というと千歳飴という印象も強いかと思います。
しかし、改めて「なぜ?」と聞かれると分からない方も多いのではないでしょうか。
飴そのものの伝来は、神武天皇の御代だとされています。
販売が始まったのは平安時代。
そして、宝永の時代になると江戸浅草で飴売りが「千歳飴」「長寿飴」と書いて売り歩いたのが始まりです。
千歳飴の形や食感についてですが
- 長く細く
- 粘り強く
という思いが込められているという説もあります。
神社のお参りのマナー
明治神宮での七五三詣。
恥ずかしい思いをしない・失礼な行為をしないためにも、神社でのお参りマナーは確認しておきましょう。
神社でのお参りマナーは、初詣でその他の参拝時にも使えます。
ここでは、そんなマナーについてご紹介しましょう。
鳥居をくぐる時のマナー
鳥居は神社の「外側・内側」を示すという意味があります。
鳥居をくぐったその先は「神様の場所」なのです。
くぐる前は、丁寧に一礼をしてください。
目上の人に対して行うような気持ちというと分かりやすいでしょう。
なお、参拝・ご祈祷を終えて神社から出る際にも、鳥居の方に向きかえり一礼してください。
参道の歩き方
参道の「真ん中」はくれぐれ見歩かないようにしましょう。
真ん中は「正中」といい、神様が歩かれる道なのです。
ですから、失礼に新た内容少し左右によって歩くようにしてください。
手水舎でのマナー
参道を進むと、手水舎があります。
ここで「みそぎ」を行いましょう。
心身を清める場所という意味合いがあり、手と口を洗います。
順番は以下の通りです。
- 右手で柄杓を持ち、水を汲み左手を洗う
- 左手に持ち替えて、右手を洗う
- 右手に持ち替え、左掌に水を受けて口をすすぐ
なお、ハンカチはあらかじめ出しておいてください。
また、絶対にひしゃくに口を付けないように心がけましょう。
口をすすぐことに抵抗感があれば無理に行う必要はありません。
お賽銭の入れ方
お賽銭箱の上に鈴があれば、まずはそれを鳴らしましょう。
最初に鳴らすことで、参拝者を清める意味があります。
派手に鳴らす必要はありません。
鈴を鳴らしたら、心静かにお賽銭を入れます。
イメージとして「投げ入れる」ということがあるようですが、心を込めて丁寧に入れてください。
忘れ物やレンタル品の紛失が無いように
子供に気を取られてうっかり忘れ物があるかもしれません。
特に、レンタル品を紛失してしまうと、弁償しなくてはならないこともあります。
くれぐれも、忘れ物や紛失がないように注意しましょう。
特に、週末の七五三詣は混雑が予想されます。
落とし物もあわせて注意してください。
まとめ
- 明治神宮での七五三詣をするなら基本データをあらかじめ確認しておく
- 明治神宮で頂ける千歳飴は特別感がある
- 千歳飴の由来を知る
- 神社でのお参りマナーの知識をもとう
明治神宮での七五三詣。
特別な千歳飴や返礼品を賜り、お子様の健やかな成長を願うのも良いことです。
マナーを知って、失礼のないように参拝・ご祈祷を受けましょう。