電車好きな子にとって、旅行とは電車を思い切り堪能できる機会ですよね。
子供がどのように電車に乗れば楽しめるのか、またそれに付き添う大人はどのように同行すれば、子供と一緒に楽しめるのかをご紹介していこうと思います。
また、旅行まではいけないけれども、電車に触れあうお散歩というのもあるようで、「電車さんぽ」と言うそうです。
コロナウィルスの影響を見て、遠出をするのは気が引けるという時に、ぴったりの「電車さんぽ」、詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
電車好きな子供が満足する旅行とは?
お子さんが電車好きの場合、旅行と言えば、電車を使うのが当たり前でしょう。
今回は、電車好きの子どもがどのような旅行なら電車について満足してくれるのかを調べてみたのでご紹介します。
子鉄とは
まず、「子鉄」と言う言葉聞いた事がありますか?
子鉄とは電車が好きな子供のことを言います。
鉄オタなどの子ども版と言った所でしょうか。
侮ってはいけないのが、その知識量。
普通の大人では子鉄の電車の話にはついていけないと思いますよ。
数多くの電車を乗り継ぐこと
それでは、子鉄が満足する電車旅の1つ目のポイントは「数多くの電車を乗り継ぐこと」です。
それも、一筆書きで、同じ電車は乗らないように工夫してあげることです。
なので、行きと帰りでは違うルートを使う事は必須でしょう。
電車が見えるスポットを把握すること
そして、2つ目のポイントは「電車を外から見るスポットを把握しておく事」です。
ただ電車を乗り継ぐだけでなく、電車を間近で見ることが出来る場所を探しておきましょう。
これを、把握しておくことで、電車の旅の満足度がぐんと上がる事でしょう。
ただ、地方に出かけた場合、どこで電車が見られるのかちょっと分かりにくいと思うので、下記でご紹介する本を参考にしてみて下さい。
きっと、満足できる旅になるはずです。
子鉄の本を参考に事前リサーチすること
【子鉄&ママ鉄の電車を見よう!電車に乗ろう!】
【子鉄とGO!ウォッチングさんぽ】
どちらも、子鉄のための本です。
これらを読んでから旅行に行けば、子供たちも大満足してくれるはずです。
電車に興味がない大人におススメの本
子供たちが満足している中、満足できていない付き添いの大人はいませんか?
正直電車に詳しくなければ、行きも帰りも同じ電車でもいいし、駅からでも電車は見えるし、なんて思っていませんか。
そんな、付き添いの大人にも楽しんでもらえる本があります。
【JR私鉄全線乗りつぶし地図帳】
この本を使えば、スタンプラリーのような感じで、乗った線を無理つぶしていけばいいのです。
何の楽しみもなく乗っていた電車が、「この電車に乗ればこの線は制覇出来た」と今までと違った楽しみ方が出来るはずです。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
旅行よりもハードルが低い電車さんぽ
電車好きのこと旅行となるとハードルが高くなりがちですが、さんぽ程度だったらどうでしょう。
子供が小さなうちは十分な電車の旅となるはずです。
それでは、電車さんぽについてご紹介していきます。
電車さんぽとは
電車さんぽとは、子供と一緒に鉄道が見られるスポットを巡る事です。
電車に乗ることがメインではなく、電車を見に行くことに特化しているという事です。
そこで、注意ポイントがいくつかありますので、まとめておきます。
- 子供が安全に楽しめるポイントであるか
- トイレなどの設備が近くにあるか
- 子供連れでも入ることが出来るレストランや休憩出来る場所があるか
- もし、ベビーカーを使うのであれば、エスカレーターの他にエレベーターがあるか
- 電車を見た後も楽しめる場所であるか
これくらいの注意点は事前にリサーチできるでしょうから、必ず電車さんぽの前にはチェックしておきましょう。
東京での電車さんぽスポット
今回ご紹介電車さんぽコースは、東京の王子駅付近です。
上で挙げた、トイレなどの設備やレストランなどもあるので、十分に電車さんぽを楽しむことが出来ますよ。
王子駅「北とぴあ」
北区の複合施設「北とぴあ」の17階、展望ロビーでは、いくつもの電車や新幹線が行きかっている様子が見られます。
都電荒川線やJR、東京メトロの路線が集まっていることからも、電車好きの子供には楽しんでもらえるスポットだと思います。
飛鳥山公園
王子では有名な飛鳥山公園は、園内にSLや都電の車両が保存されています。
近くで見ることが出来るだけでなく、運転席に入れたり、車内の見学が出来るようにもなっています。
公園という事もあり、電車を堪能した後でも楽しめますよね。
男の子が電車好きになる理由
男の子がどうして電車を好きになるのか、考えてみたことありますか?
男の子だったら、電車好きになるのは当たり前だと思いがちですが、電車好きになるにはそれなりの理由があったのです。
今回は、その理由を簡単に説明してきます。
1歳~2歳
このくらいの、年齢は、規則正しい動きも大好きで、しかもちょっとした違いも区別できるようになります。
電車は決まった時間に来て、踏切などで見ていると一定の間隔で遮断機が下りたり上がったりしますよね。
その規則正しさがあるからこそ、電車が好きになるのです。
また、ちょっとした違いが分かるようになると、知識欲が掻き立てられ、鉄道にはまっていくそうです。
2歳~3歳
このころには、さらに知識欲が向上し、もっともっと知識を増やしたいと思うようになってきます。
電車の種類だけでなく、細かな車両についても覚えるようになってきます。
そして、鉄道のおもちゃと言えば、プラレール。
その線路を繋げることをおぼえてきます。
1人で遊んだり、みんなで遊んだりと、社会性や協調性を養う上でも重要な役割を果たしているのです。
3歳~4歳
更に、電車の知識欲は上がっていきます。
今までは、興味を持たなかった駅や電車内のアナウンスを真似したり、複雑な路線図を覚えようとしたり、電車について調べることが尽きないという事です。
そして、この時期が電車好きのピークとなるでしょう。
その後
その後は、電車の他にも、外で学んできた遊びだったり、お友達を遊びに行ったりと、段々と電車好きのピークから離れていく子供が多くなってきます。
ですが、そのまま電車好きを卒業することなく、成長していく場合もあります。
それはそれで、その子の個性を尊重してあげて欲しいと思います。
まとめ
- 子鉄との電車の旅には入念な下調べが必要
- 電車さんぽはゆったりと電車を眺めることが出来るルートを見つけてみましょう
- 子供の電車好きはピークはあるものの、大抵の子はそこで意識が他の遊びへ分散しがちですが、電車好きのまま成長してもそれは立派な個性
コロナウィルスの影響で旅行自体を自粛しているという方も多いでしょう。
ですが、外で電車を眺めるのであれば少しの対策で、実現できるのではないでしょうか。
ぜひ、電車での旅行、さんぽ楽しんでみて下さい。