40歳になったけれど、大学入学をしたいと希望している方はいらっしゃいませんか?
もし、その気持ちを強く抱いているのであればぜひとも入学を目指してみてください。
ここでは、大学に入学をすることのメリットを3つご紹介。
また、受験や大学生活を過ごすうえで抑えておきたいポイントも3つチェックします。
最後には、疑問や不安な点をQ&Aで分かりやすく調べてみました。
これからの大学入学を目指す方はぜひとも参考にしてください。
目次
【40歳】大学に入学して学びなおしをするメリットとは?
40歳で大学入学を希望しているものの、躊躇してしまうという方もいます。
学生時代と比べると、生活環境が全くことなるので不思議な事ではないのです。
思い切って大学入学という選択をするメリットを知ると、もしかしたらその一歩を踏み出せるかもしれません。
ここでは、40歳から大学で「学びなおし」をすることのメリットを3つご紹介します。
希望に沿った充実の環境で専門的な勉強ができる
大学という場所は、専攻したい科目や分野を定めることができます。
専門的な勉強や研究を行える場所でもあるのです。
指導をしてくれる先生・講師陣も「スペシャリスト」ともいえる研究者ですから、特化した学習環境が得られます。
高校での学習より、勉強の手段や形も多種多様です。
さらには「学びを得る」ばかりではなく、自習をする際にもこの点は発揮されます。
専門書を多く所蔵している大学の図書館が用意されているところも多いのです。
学びたい点や分からない点をマスターできるという「自習環境」も抜群。
打ち込める環境があるのは大きなメリットといえます。
職種や業務の幅が広がる
職種によっては、専門知識を必要とされることも多くあります。
「勤めたい」と思う職種でも、専門的な知識がないために断念せざるを得ないこともあるのです。
また、業務に携わるうえで「知識がないから」という理由で就けないというケースもあります。
大学に入学して学びを得ることで、この点が解消されるのです。
その結果、就職・転職時の職種の幅や今いる職場での業務の幅も広がります。
待遇面が良くなる可能性がアップする
最終学歴が高卒の場合に、大学を卒業することで「待遇が良くなる」可能性があります。
給与面ばかりではなく、出世という点でも同様のことが言えます。
「実力社会」になりつつあるとも言われていますが、最終学歴が待遇面に影響を及ぼすことも多いのです。
職に安定を求めたいという場合も正規雇用の確率は大卒の方が高くなります。
40歳で大学入学を目指すために注意したい受験ポイント
強い意志をもって40歳で大学入学をという方もいます。
受験対策や合格のための環境を整えることも大切ですが、注意をしておきたいポイントもあるのです。
ポイントをおさえることで、より良い環境をつくることができます。
ここでは、注意をしておきたい受験ポイントを3つご紹介します。
受験や入学後の生活と仕事のバランスを考える
現在、お仕事をしているならば「受験勉強や大学入学後の生活と今の仕事とのバランス」を考えることです。
受験勉強に専念したい・大学生活に全ての時間を充てたいのであれば尚更。
仕事を辞めるかどうかを判断しておいてください。
退職をすると、勉強時間は十分に確保できます。
しかし、収入が無くなってしまいます。
逆の場合には、収入はあるけれど時間の確保が難しくなるのです。
どちらを選択するのが正しいのかは個々によって変わります。
家族がいて家計の中心にあるならば、家族と十分に話し合いをしなくてはなりません。
職場によっては、時短勤務や配置転換などの配慮という協力的な姿勢を見せてくれることもあります。
まずは、職場に相談をしてみるのもオススメです。
学費をどのように確保するか
退職という道を選んだ場合は、収入面の問題が出てきます。
生活や学費の捻出計画を立ててください。
最初は「貯金だけで対応できる」と思うかもしれません。
しかし、「崩していく」という方法を選択しないのが賢明です。
家族や親族に頼れそうな人がいれば、正直に援助や借り入れを申し込むのも1つの方法。
これは決して恥ずかしいことではありません。
卒業後の職環境や就職活動
大学を卒業したらどのような職環境や就職活動をするかという点です。
今から大学に入学をすると過程をすると、卒業まで最短でも4年先になります。
ですから、今考えても分からない部分もありますが「プランを立てる」ことも大切な事です。
大学を卒業すると、新卒枠になります。
しかし、一度社会人経験がある方は、経験年数や年齢から新卒枠から外れることもあるものです。
・社会人経験と大学での知識を役立てられる「中途枠」について
・自身の想定内で「応募資格を満たせるか」
・大学側からのサポートを受けることは可能か
などを考えてみてください。
大学入学を目指す際に気になる点をQ&Aでご紹介
大学入学を目指す際、気になる点や不安な点も出てくるものです。
それらを流してしまうのではなく、解消することが大切。
ここでは、わかりやすくQ&Aで3つご紹介します。
仕事をしながら大学で勉強することは可能?
現在の仕事をしながら大学で勉強をしたいという際、それは実現可能かどうか気になるポイントです。
可能か不可能化で考えれば「可能」といえます。
例えば、大学でも「通信制大学」というものがあり、通学日を減らして学ぶ環境もあるのです。
さらには、「二部学部」といって夕方から夜にかけて大学で勉強できる場合もあります。
そして、今の職場に時短勤務や勤務時間変更を申し出るという方法も1つ。
無理だと決めつけるのではなく、その可能性を考えて動くことが大切です。
奨学金を借りられる資格はある?
奨学金というと「現役の学生」が受けられる制度という印象もあります。
しかし、社会人であっても利用できる奨学金制度も用意されているのです。
例えば「JASSO(日本学生支援機構)」の貸与型奨学金は社会人も対象内。
また、大学側で独自の奨学金制度を設けているというところもあります。
40歳でも大学入学を目指しても良い?
「40歳」という年齢を気にして、大学受験を迷っているのであれば、その必要性はありません。
学びたいと思ったときが最も吸収できる状態。
また、社会経験があるからこそ、それを活かした受験や大学生活も送ることができます。
まとめ
・40歳で大学入学をするメリットはたくさんある
・大学入学や大学生活を送る上での注意ポイントを確認すると、より安心した取り組みが出来る
・疑問点は解消してよりよい学習環境を作る
大学は、年齢関係なく学べる環境があります。
専門的な知識を深めたり得ることも出来るのです。
「無理だ」と決めつける前に、ぜひとも学びたい気持ちを前向きに進めてみてください。
仕事・生活そして人間として大きな成長が出来るはずです。