新学期は子供にとって環境が大きく変化するストレスが溜まりやすい時期です。
このストレスが発熱などの体の変化や行動の変化としてあらわれることがあります。
そこで、新学期の子供の発熱の原因や、ストレスを感じた子供に起こる変化について説明していきます。
また、子供の不安を和らげるためのサポート方法についても紹介していきます。
目次
新学期の発熱は子供のストレスが原因の可能性がある
新学期が始まって早々に発熱をする子供が少なくあリません。
これは、新しい生活でのストレスが原因の可能性があります。
新学期になりクラスメイトや担任が変わることで、環境の変化が子供にとってストレスと感じるのです。
ストレスがうまく発散できずに溜め込んだ結果、発熱などの身体にあらわれる変化や表情や行動に変化が起こることがあります。
ストレスを感じている子供・新学期にはこんな変化があらわれる
新学期による環境の変化によって、ストレスが溜まると子供に様々は変化があらわれます。
身体的な変化以外にも、表情や行動など様々な形となってあらわれるため、子供の変化をいち早く察知する必要があります。
ここでは、ストレスによる子供の様々な変化について説明していきます。
幼稚園や学校での様子の変化
幼稚園や学校へ行くものの、活動への意欲が無かったり、楽しくなさそうな様子が見られることがあります。
また、体調不良を訴える回数が増え、保健室へ頻繁に通うことも。
幼稚園や学校での様子はなかなか把握することが難しいため、不安な様子があった場合には早めに先生に伝えておきましょう。
身体にあらわれる変化
発熱や腹痛が多くなったり、息苦しさや気持ち悪がる様子が頻繁に見られるようになることもあります。
また、アレルギー体質の子供はアレルギー症状が悪化したり、新たな症状が出たりということも。
大人がストレスを抱えた時のような睡眠の低下もストレスを抱えた子供に起こりがちです。
寝つきが悪くなったり、眠れないと言っていたら要注意です。
表情や行動の変化
感情の起伏が激しくなったり、逆に無表情が多くなるなどの表情にも変化が起こりやすくなります。
また、少しのことで癇癪を起こしたり、反抗したりすることが増えるなどの行動に変化が起こることもあります。
元気がなく挨拶をしなくなったり、独り言が多くなるなど、他の人との接触を避け自分の殻に閉じこもっている様子があらわれます。
新学期の不安を和らげる、子供へのサポート方法は?
新学期を迎えて子供の行動や表情に変化を感じた時、子供にどのようなサポートをしたら良いのでしょうか。
新学期の不安を和らげるための、親のサポート方法を紹介します。
子供の話を聞く
新学期は親も子供も何かとバタバタした毎日を過ごしがちになります。
なかなかゆっくりと子供と話をする時間が取れないという人も多いのではないでしょうか。
子供は新学期の慣れない環境の中、一生懸命に気を張っていることがストレスとなっている可能性が高いのです。
こんな時こそ、親子でゆっくりと話をしたりスキンシップをとったりする時間を作るようにしましょう。
話をして行く中で、「いつもと違うかも」という子供のちょっとした変化を早期に発見できる可能性があります。
子供は話を聞いてくれることによる心の安心がストレスの緩和に繋がります。
親子でゆっくりと会話する時間は、つい見逃しがちです。
短い時間でも、子供と接する時間を作るようにしましょう。
子供の好きなことを存分にさせる時間を作る
幼稚園や学校以外で子供が好きなことを存分にできる時間を作ることで、ストレス発散に繋がります。
新学期の疲れが出て元気が無い子供も、自分が好きなことをしている時は日々のストレスを忘れてしまいます。
スポーツが好きな子供は思う存分体を動かしてスポーツを楽しむと良いでしょう。
スポーツ以外にも子供が好きなことであれば何でも構いません。
絵を描くことやパズルが好きな子供など、好きなことは皆同じではありません。
体を動かす動かさないに関わらず、その子供が一番好きなことを思いっきりやらせることがとても大切です。
週末や放課後など、定期的に子供が好きなことをする時間を作って張り詰めた緊張から解放させてあげましょう。
子供の様子を先生と共有しておく
子供の様子に変化が見られたら、幼稚園や学校の先生と子供の様子を共有しておきましょう。
子供に対して不安に感じることや、新学期からの変化について小さなことでも相談することによって、より子供に目を向けてもらえます。
また、子供も大人が目を向けてくれていることを認識することで、安心感に繋がります。
まとめ
新しい環境に置かれる新学期には、親が思っている以上のストレスを抱え込んでしまう子供が多くいます。
そのストレスが発熱などの体の変化へと繋がっているのです。
子供の変化は体だけではなく、行動や表情にもあらわれるため、その変化にいち早く気がついてあげることが大切です。
新学期のストレスにおける子供の変化について紹介しました。
子供の変化をキャッチして、サポートを行えばストレスは緩和することができます。
今回ご紹介したサポート方法を参考にしていただき、子供に合ったストレス発散方法を試して下さい。