今年も楽しい夏休みがやってきました!
小学生の子供がなかなか宿題に手をつけず、頭を抱えていませんか?
今回は「絵」の宿題を、簡単に!楽しく!攻略する方法をご紹介します。
目次
夏休みの絵って何をかけばいいの?
小学生の夏休み、楽しみなことがたくさんあると思いますが、宿題もたくさん出されていませんか?
その中でも特に難しい絵の宿題は、何を描けばいいのかわからない!そんな方必見です!
小学生の子供が楽しく描けちゃう方法をご紹介します。
テーマは親子の会話から楽しかったことを自然に導き出す
テーマを決める時は、親子の会話から「子供の心が動かされた思い出」を見つけましょう。
小学生の子供に向かって「夏休みの思い出の絵を描いてみて」と伝えても、何を描けばいいのか、思い浮かばないことがあります。
具体的なテーマを決めるためには、子供の「描きたい」という自主的な気持ちが大切です。
まずは「楽しかったこと」を聞いてみましょう。
例えば、「この間キャンプに行ったけど、どんなことが楽しかった?」と問いかけます。
すると、子供の頭の中では印象に残っている映像が浮かび、「スイカ割りが楽しかった!」と印象深い体験を話してくれると思います。
このように楽しく会話をして、言葉として発することで、描きたいイメージが具体的になっていきます。
また、楽しかったことだけではなく、「ドキドキしたこと」も立派なテーマになります。
旅行やレジャーだけではなく、好きなものをたくさん食べたことなど、日常生活のことでも良いです。子供が関心を持った内容にしましょう。
子供がどうしていいかわからないようだったら
どうしていいかわからず、子供の手が止まってしまった時は、具体例を鑑賞させるといいでしょう。
今は便利なネットがあります。「小学生 夏休み 宿題 絵」と検索するだけでも、子供の絵画の作品が見ることができます。
子供に鑑賞させてみて、少しでもイメージを持たせると、より描きやすくなります。
こちらのサイトでは夏休み絵画コンクールの審査結果が掲載されています。
https://atelier-kohtaki.jimdo.com/
素晴らしい絵がたくさん掲載されているので、とても参考になると思います。
夏休みの絵 手抜き指導マニュアル
小学生の夏休みの絵のテーマは決めたけど、何から始めればいいのかわからない!
実は絵を描くのが苦手なお母さん、お父さん、心配しないでください。
小学生の子供が簡単にすらすら描けるようになる方法をご紹介します。
絵画も運動も準備運動が大切なんです
さぁ描こう!と決めたら、いきなり本番の紙に描くことはおすすめしません。
絵画にも準備運動が必要です。
別の紙で練習をさせてあげましょう。
まずは子供の好きなように、大きくのびのび描くように促します。
これは準備運動のようなトレーニングになりますが、丸と直線を描く練習をさせるのも良いです。
子供のやる気が見えてきたら、次はさまざまな画材を試し、得意または好きな画材を見つけましょう。
絵の具1つとっても、布やスポンジを使ってみる等、様々な書き方があります。
色んな方法を試してみましょう。
このように、本番の紙に書く前にちょっと準備してみると、子供の緊張がほぐれ、自信を持って絵が描けるようになります。
絵が見違えるように生き生きするでしょう。
絵に自信がない親でも大丈夫!Youtubeには役立つ動画がいっぱい
親自身、絵を描くことが得意ではなく、子供にどう教えたらいいのかわからない時があると思います。
そんな場合は、Youtubeに絵画に関する動画がたくさんあるので、参考にしてみるとよいでしょう。
水彩画を描くときのおすすめポイントを、4つご紹介します。
その1 一番最初に鉛筆で薄く下書きをします
まずは、画用紙全体を見て、描きたいものの大まかな配置を丸で描き、紙に鉛筆の跡が残らないように薄いタッチで下書きをします。
このとき線が何重にもなると、正しい線がわからなくなるので、なるべく一本の線で描きましょう。
その2 下書きした線を、油性ペンでなぞります
油性ペンでなぞることによって、絵の具が滲んでしまっても輪郭がはっきりし、失敗する可能性が低くなります。
その3 明るい色から塗りましょう
何故かというと、暗い色から塗ってしまうと後から修正することができなくなってしまうからです。
その4 下地の色を塗ってから本当の色を塗る
これはイメージしにくい手法ですが、水彩画を塗る時は一色ではなく、様々な色が見えると美しく見えると言われています。
動画では、トマトを塗るとき、いきなり赤を塗るのではなく、黄色を塗ってからその上に赤を塗る手法が紹介されています。
違う色だからといって怖がらず、発想豊かに様々な色を塗ってみましょう!
他にも動画を探してみると様々な技法があるので、是非チェックしてみてください。
ただし、注意して頂きたいことがあります。
あくまでも、親は子供をサポートする立場です。
一生懸命「教えよう」とすると、やる気をなくしたり、子供らしい絵が描けなくなったりすることがあります。
口出しをするのはほどほどにし、子供の自主性を大切にしましょう。
夏休みの宿題もバッチリ!水彩画の描き方
水彩の技法 にじみ・ぼかし・吸い取り・かすれ
【初心者必見!】綺麗な色の水彩画を描くコツはたったの3つだけ。
絵をかくときに、あると便利な道具
夏休みの宿題の絵を描くとき、水彩画では筆だけではなく様々な道具を使って描くことができます。
ここでは2つ程ご紹介します。
その1 タンポを使う方法
タンポとはてるてる坊主に似た形のもので、ポンポン叩きながら描く方法です。
作り方は、小さめの布やガーゼを2枚用意し、1枚を丸め、もう1枚でくるみ、輪ゴムで止め、てるてる坊主のような形にします。
水を加えてない絵の具をタンポにつけ、ポンポンと叩くように色を載せていくとふんわりとした質感がでます。
雲や水しぶきのようなものに向いています。
その2 水彩絵の具とクレヨンを使う方法
クレヨンは油性のものを使用してください。
初めに、紙の上に浮かび上がらせたいものをクレヨンで描きます。
描き終わったら、上から水で溶いた絵の具を塗っていきます。
すると、クレヨンで描いた部分が絵の具を弾いて、浮かび上がってきます。
花火などに向いている手法です。
今回は2つだけですが、他にも様々な手法があるので是非色々試してみてください。
まとめ
・テーマを決めるときは、親子の会話から「子供の心が動かされた思い出」を見つける。
・手が止まってしまった時は、ネットを使って具体例を鑑賞させる。
・いきなり本番ではなく練習をさせる。子供の好きなように描かせたり、色々な画材を試してみる。
・親も絵に自信がない時は、Youtubeの動画を参考にする。子供の自主性を大切にし、あくまでも親はサポートする立場を務める。
・筆だけではなく、タンポやクレヨンを使った色々な手法を試してみる。