大人1人で子供を3人連れて飛行機に乗ることは大変だと思います。
しかし、子供3人の内に1人でも小児がいる場合は、大人1人でも子供3人を連れて飛行機に乗ることは可能です。
また大人が2人いる場合は、子供を3人連れていても飛行機に乗ることはもちろん可能です。
ただし、その場合の座席の取り方には注意点があるので、そちらも一緒にご紹介しますのでぜひチェックしてみてください。
目次
飛行機に子供3人と大人1人で搭乗可能?
こちらではまず、大人1人で子供3人を飛行機に乗せることができるのか調べてまとめてみました。
子供が3人と言っても子供の年齢によって、飛行機に乗せることができるかどうか変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください。
子供3人が幼児の場合
子供3人が幼児の場合は、大人1人では飛行機に乗せることはできません。
航空会社の規則で、大人1人に対し子供が幼児の場合は2人まで同伴が可能となっています。
幼児が2人の場合には、幼児1人は大人の膝の上に座り、もう1人の幼児は座席を確保して座ることになります。
子供3人のうち1人でも小児の場合
子供3人の内に1人でも小児がいる場合は、大人1人でも飛行機に乗せることが可能です。
例えば子供3人が幼児2人と小児1人である場合は、幼児1人は大人の膝の上に座り、もう1人の幼児と小児は座席を確保することで座ることができます。
幼児と小児の年齢の違いは、利用する航空会社のサイトを事前に見て確認しておきましょう。
大人2人で子供(幼児)3人連れの座席の取り方
大人1人に対し幼児2人は同伴が可能なので、大人が2人なら幼児を3人連れて飛行機に乗せることができます。
ですが予約する際に座席は工夫しなければいけないので、そのポイントについてもご紹介していきます。
注意点を事前にチェックして、計画的に座席を予約できるようにしておきましょう。
横並びで幼児をそれぞれ抱っこしている大人2人が座れない理由
幼児を膝の上に座らせている大人2人が、横並びまたは同じ座席列に座ることは、残念ですができません。
座ることができない理由は、緊急時の酸素マスクの数に関係があります。
一般的に飛行機の座席には、3列シートなら4つ、4列シートなら5つと、酸素マスクが座席数より1つ多く設置されています。
これは、緊急時に小さな子供も酸素マスクが必要になるので、大人の膝の上に座っている幼児が2人いると、酸素マスクの数が足りなくなってしまいます。
このことから航空会社の規定によって横並びや同じ座席列に座ることができません。
小児と大人1人は隣同士で座れる
膝の上に幼児を座らせた大人1人の隣に、小児用の座席を確保した子供を座らせることは可能です。
この場合は座席列の酸素マスクの数が足りているので、大人と子供が横並びで座ることができます。
一緒に飛行機に乗る子供3人が、幼児2人と小児1人の場合は、幼児は隣同士に座ることができませんが、幼児1人と小児は隣同士で座ることができます。
大人は縦に並ぶか通路を挟んで座る
膝の上に幼児を座らせた大人2人が一緒に飛行機にのるには、大人同士が列変えてを前後並びで座る方法や、通路を挟んだ反対側の席を予約することで可能になります。
家族みんながすぐ近くで並んで座ることはできませんが、少しでもコミュニケーションが取りやすい座席の配置になるよう、工夫して予約をするようにしましょう。
またこのように、子供3人を連れて飛行機に乗るには座席を工夫しないといけないので、ぜひこの情報をチェックして早めの座席指定をすることをおすすめします。
いくつから飛行機に乗せることが出来るのか
そもそもいくつになったら子供を飛行機に乗せることができるのでしょうか。
最後にこちらについても調べてみたのでご紹介します。
子供が生まれてすぐ飛行機に乗せる機会のある親御さんは、ぜひ参考にしてください。
原則生後8日後から
多くの航空会社では、生後8日以降の赤ちゃんから飛行機に乗ることができます。
生後8日未満の赤ちゃんが飛行機に乗ることができない理由は、飛行機では地上と異なり気圧や酸素濃度が低く、生まれたばかりの赤ちゃんには適した環境ではないから、とされています。
ジェットスターは例外
生後8日未満の赤ちゃんは、飛行機に乗ることができない航空会社が多いですが、ジェットスターでは医師の診断があれば生後3日から7日以内の赤ちゃんを飛行機に乗せることができます。
まとめ
今回は大人1人で子供を3人連れて飛行機に乗る場合の乗り方や座席の取り方についてご紹介しました。
これから子供を3人連れて飛行機に乗る機会がある人はぜひ事前にチェックして、子供に対し大人が何人同伴する必要があるか、どのような座席の配置が良いかなどを考慮し、計画を立ててみてくださいね。