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新幹線で子供連れの過ごし方!年齢別のポイントを徹底解説

子供連れで新幹線に乗ったことがある経験がある親御さんはいらっしゃるでしょうか。

「もう二度と子供連れでは乗りたくない」と思うほど、大変な思いをされたかもしれません。

子供が騒いでしまった・席が上手く取れなかったなど、楽しいとは言えない経験をしたという声もあります。

もちろん、子供に悪気はないのですが、快適に過ごしたいものです。

そこでここでは、子供の新幹線での過ごし方を年齢別にまとめていきます。

ぜひとも、新幹線利用時の参考にしてみてください。

 

新幹線で子供と快適な過ごし方をするための年齢別ポイント

子供が快適に新幹線内で過ごしてくれれば、それは親にとっても快適だという事になります。

年齢別の過ごし方ポイントを取り入れることによって、それをかなえることができるのです。

ここでは、その方法についてご紹介します。

 

0歳~2歳まで

どうしても泣くことが多い0歳~2歳。

周りのお客さんが「仕方ない」と言ってくれたとしても、親としては神経質になってしまうでしょう。

まずは新幹線乗車前に「快適に過ごせる環境」を整えてあげるのがポイント。

・満腹にしておくこと

・おむつを交換してあげること

が、基本的な方法です。

おむつは、できれば乗車ギリギリがオススメ。

この環境を整えれば、新幹線の中で眠ってくれる可能性が高いのです。

寝たり、揺らしたりしながら過ごしてみてください。

どうしてもグズグズするようであれば、揺れに気を付けながらデッキへ向かってゆっくり歩くのも良いでしょう。

 

2歳~4歳

頭脳・身体ともに目覚ましい発達をし、さまざまなことに興味を示す2歳~4歳の子供。

もしかしたら、新幹線の過ごし方が難しい年代といえるかもしれません。

眠るよりも「遊びたい」という欲求が高くなりやすいでしょう。

特に、日常生活とは違う新幹線内。

電車好きの子供であればなおさらです。

遊びたい欲求を埋めることが、快適な過ごし方となります。
小さなおもちゃや絵本がピッタリです。

絵本は、シールブックやパズルブックなど、ひと手間がかかって幅が広がりやすいタイプが良いでしょう。

おもちゃは、小さなもので構いません。

子供が好きなもの・知育玩具も時間がかかる移動と相性抜群です。

小さく軽いものですから、子供のバッグやリュックに入れておいてください。

持っていないという場合、100円均一などでも販売されていますので、用意をするのがオススメです。

 

5歳以上

しっかりとしたコミュニケーションが大人とも交わせるようになる5歳以上の子供。

おもちゃもそれに対応したものを用意しておくのが、快適な過ごし方につながります。

例えば、ジュニア・キッズ用スマホアプリや簡単なお勉強グッズ、絵本などです。

電車が好きな子供であれば、それにあわせた本や線路図も良いでしょう。

親と子供の会話を楽しみながらおもちゃで遊ぶという過ごし方を考えるのがポイントです。

 

子供連れの新幹線の席の選び方

子供連れで新幹線に乗車するという場合に、選ぶと快適に過ごしやすい座席があります。

それを知っておくだけで、家族全員が快適な時間を過ごせるのです。

ここでは、子供連れの時に選びたい新幹線の座席についてご紹介しましょう。

 

多目的室の近くの車両

新幹線には「多目的室」があります。

授乳やミルクを与えたいという際に利用できるスペースです。

新幹線での移動時間も、長くなると授乳のタイミングが来ることもあります。

また、寝入る前に授乳が必要だという場合もあるでしょう。

他には、以下のようなことで利用できます。

・子供の着替えが必要な時

・体調が芳しくない際の休憩に

・調乳時に

などです。

多目的室は、東海道線であれば11号車にあります。

移動が少しでもスムーズなほうが快適に過ごせますので、この近くの座席を取りましょう。

 

出入り口に近い席

車両内での移動が少ない出入口付近の席が子供連れの場合には良いでしょう。

乗る時・下りる時に、出入り口が近いので慌てる必要が少なくなります。

ベビーカーやバギーなど、子供の年齢によっては荷物も大きくなりがちです。

親にとっても移動が少ない方が快適でしょう。

また、移動時にデッキに移動することもあるでしょう。

子供をあやすために少し環境を変えることもでてくるかもしれません。

その際、すぐにデッキに立てた方が良いですし、転ぶ可能性も低くなるので安全です。

 

2歳~3歳の子供には通路側を選ぶ

子供は窓側へというイメージがあるでしょう。

しかし、2歳~3歳の子供は通路側を選ぶのがポイント。

この時期の子供は、長時間おとなしくしたり同じ姿勢をキープすることが苦手です。

通路側であれば、すぐにデッキに出やすくなります。

また3歳くらいになると、おむつ離れをしている子供もいるでしょう。

その代わり、大人より高い頻度でトイレへ立つこともあるのです。

トイレへの行きやすさを考えても、通路側はオススメとなっています。

 

それ以上なら窓側を選ぶ

4歳以上の子供になると、環境を見る力・空気を読む力が養われている時期です。

ですから、ひどく騒ぐという事も少なくなるでしょう。

ですから、窓側に座らせても問題がありません。

流れる景色を楽しみおとなしく過ごしてくれるかもしれません。

逆に通路側だと、外を見たいのに見られないストレスが溜まってしまうこともあります。

窓側に子供・通路側に親が座り、景色を見ながらそれにまつわる話をしてみるのも良いでしょう。

いつもと違う環境で、いつもと違う会話内容に、子供も親も楽しい時間が過ごせます。

スペースは広くないものの、窓枠に小さなおもちゃなどを置くこともできるのも良い点です。

 

なぜ子供は新幹線の中で騒いでしまうのかその理由と解決策

普段は騒ぐような子供じゃないハズなのに、新幹線の中だと騒いでしまうということもあるようです。

なぜ、そのような状況になってしまうのか、大人からしてみたら不思議に感じます。

しかし、それには理由があるのです。

ここでは、子供が騒いでしまう理由と解決策をご紹介します。

 

子供が次の行動の見通しが出来ないため

その場その場の判断と感覚で動いているように見える子供。

しかし、そうではないのです。

しっかりと「次にしたいこと」を考えながら生活をしているのです。

新幹線移動中は、限られた空間となってしまいます。

そのため、自分のしたいことが思うように出来なくなり、予定通りはいきません。

さらには「座っていなくてはならない」「走ってはいけない」などの空気は子供にとって重圧につながります。

これが、ストレスになってしまうのです。

 

大人の都合で子供に不安を与えるため

大人は、新幹線乗車中でもその次が分かっています。

しかし子供は認識できません。

「親が分かっているのだから心配はない」と感じてしまうのですが、子供は不安でいっぱいです。

大人が子供を振り回しているといっても良いかもしれません。

逆の立場で考えてみれば、機嫌が悪くなってしまうのも理解できることでしょう。

 

1番の解決策は「事前の言い聞かせ」

1番の解決策は「事前の言い聞かせ」です。

言っても分からないだろうと考えずに、子供に伝えることが大切です。

年齢別での伝え方ポイントをまとめていきます。

 

3歳以下の子供への対応

言葉で説明をするのは難しい3歳以下の子供。

「親も一緒にする」ことで理解をしてもらいましょう。

真似っこ遊びのような感覚で理解させていくと、お互いにストレスに感じにくいでしょう。

言葉で説明するのであれば、擬音や子供が理解しやすい単語選択をする必要があります。

 

4歳以上の子どもへの対応

4歳以上の子供は、難しい言葉でなければ言いきかせても理解をしてくれます。

ただし、「静かにしなさい」「座っていなさい」というだけでは、納得してくれないかもしれません。

言葉の意味を理解できても、納得してくれないと意味がないのです。

「なぜ静かにしなくてはならないのか」をしっかり伝えてください。

おとなしく過ごしているようであれば、途中・降車時に十分に褒めてあげましょう。

 

まとめ

・子供の新幹線での快適な過ごし方を取り入れることは、親も快適な移動時間にする

・年齢に合わせた方法を実践する

・座席の取り方も一工夫すると、さらに快適な過ごし方ができる

・子供には強要ではなく、言いきかせをすることが大切

子供も大人も新幹線内を快適に過ごすような環境を整えましょう。

それが、素敵な思い出にもつながってきます。

年齢別の対処方法を目安に、子供に合わせて実践してみてください。


 

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