子供 習い事

子供の習い事・キックボクシングってどんなスポーツ?うちの子供にもできる?

近年、人気となっている格闘技のキックボクシング。

周りに習っているというお子様はいらっしゃいますか?

地方だとまだ教室も少ないと感じるかもしれません。

キックボクシングについて知ることで考える、子供への向き不向き。

そして、習う際にかかる費用や準備する用具類などもまとめていきます。

また、親御さんが気になる怪我リスク。

ジム外でのキックやパンチをしてしまうことの危険性から「本当の強さ」についても調べてみました。

 

子供の習い事にキックボクシングはありなのか?

キックボクシングそのものは魅力的です。

しかし、子供の習い事としてはどうなのかと悩むこともあるでしょう。

ここでは、子供の習い事にキックボクシングを選ぶ事についてまとめていきます。

良し悪しのヒントになるかと思いますので、ぜひとも参考にしてみてください。

 

キックボクシングとはどんなスポーツ?

意外と知られていないのがキックボクシングは、日本発祥の格闘技だということです。

どこか、海外の格闘技の印象が強いかもしれません。

その理由は「ルール」にあります。

キックボクシングのルールは、タイの国技であるムエタイを参考にしているのです。

キックとパンチを織り交ぜながら対戦をする「打撃系格闘技」と呼ばれています。

身体全体を使うのが特徴的です。

 

何歳から始めることが出来るのか?

ジムや教室によってその年齢は異なります。

3歳からでも可能というところもありますが、平均的な目安としては「5歳前後」です。

 

怪我の心配はないのか?

格闘技となると、どうしても怪我の心配が生まれてくるものです。

子供の習い事としてのキックボクシングでは、以下のものを装着します。

・ヘッドギア(頭部を守るのもの)

・レガース(脛部分を守るもの)

です。

ですので、後遺症につながるような大きな怪我リスクは低いといえるでしょう。

また、身体の柔軟性が鍛えられますので、さらに怪我リスクは下がっていきます。

 

子供の習い事のキックボクシングにかかる費用と準備するもの

実際に子供の習い事にキックボクシングをという際に気になるのが費用についてです。

費用そして、あらかじめ準備をしておくものはあるのでしょうか。

ここでは、どのくらいの費用がかかるのか・準備する道具類についてまとめていきます。

 

費用面

費用面は、その詳細が分かるように3つに分けてご紹介します。

 

入会金

ジムや教室によって異なります。

安いところですと5000円。

高いジムですと12000円がかかります。

 

月謝

入会金同様、ジムや教室によって月謝も変わってきます。

安いところですと5000円。

高いところで10000円がかかります。

 

短期練習

「短期練習」とは、一週間単位や一ヶ月単位で、短期で通えるコースです。

なお、この期間は「通い放題」になっているジムが多いです。

安いところですと1週間7500円。

高いところですと1週間10000円がかかります。

ただし、短期練習は全てのジムや教室で実施しているわけではありません。

また、入会金の必要・不必要もジムや教室によって異なります。

それぞれについて、あらかじめ確認をしてください。

 

準備するもの

キックボクシングを始めるにあたり、準備をするものがあります。

スポーツ用品店などで取り扱いがなければ、通うジムや教室で購入できる場合もあります。

以下、準備するものをまとめていきます。

 

練習着

練習着はTシャツとファイトショーツとパンツのセットになります。

Tシャツは3000円前後。

パンツは4000円~5000円ほど考えておくと良いでしょう。

なお、練習着は必ず「洗濯した清潔なもの」を着用してください。

梅雨時期などの事も考えると、洗い替えがあると安心です。

 

飲み物

欠かせないのが水分補給。

必ず、練習時には持たせてあげましょう。

ペットボトルでも良いですし、コスパを考えれば水筒がオススメ。

2リットルという大容量のものもありますので、運動時にピッタリです。

 

パンチンググローブ

安いものであれば1500円からあるパンチンググローブ。

格闘技メーカーのものは3500円ほどします。

通信販売でも購入は可能ですが、お子様に装着して判断したいという声もあるでしょう。

そのような際には、スポーツ用品店に足を運んでみてください。

もし、店舗にない場合にはジムや教室にて販売していることもあります。

 

レッグガード

脛を守るレッグガード。

サポータータイプのものであれば2000円ほどで購入できます。

ガード力が高いものは、3500円~5000円前後が目安です。

パンチンググローブ同様に、通信販売での購入も可能。

スポーツ用品店で使用感を確かめる方法もあります。

ジムや教室においても、グローブと一緒に販売していることもあります。

 

格闘技を習う子供へ講師がしっかりと教えたい事

格闘技を習うと、体力やパンチ・キック力がついていきます。

身体が強くなっていくものの、それを決して「ジムや教室の外」で使ってはいけないのです。

もちろん、こうした事柄は、ジムや教室で教えてくれます。

ここでは、格闘技を習っていることについて、講師が伝えたいことを以下、まとめていきます。

 

幼稚園・小学校の友達を絶対に殴ってはいけない

同じ幼稚園や小学校に通うお友達と比べてみてください。

同年代のお子様よりも、体力も打力も強いのです。

お友達を怪我させてしまう可能性があります。

そもそも、格闘技は「誰かを傷つけるため」のものではありません。

あくまで、自己鍛錬や試合・競技としてのものなのです。

 

ジムでしっかり練習したら外では友達に優しく接する事

同じジムや教室で練習をするお友達。

その時間は「ライバル」ともいえます。

時には、歯を食いしばるような思いをすることもあるでしょう。

しかし、その気持ちを決して「外」まで持って行ってはいけません。

一歩、ジムや教室の外に出れば「お友達」なのです。

仲良くそして優しく接することが大切です。

これは、幼稚園や小学校でのお友達に対しても同様と考えてください。

 

本当の強さとは?

試合があればそれに勝つことが「強さ」という印象があります。

もちろん、勝敗というルールがあるのですからそれもまた強さともいえるでしょう。

しかし、本来の強さはそこにないのです。

格闘技で得られる「本当の強さ」は「自分を作ること」なのです。

 

・正しい護身術を会得すること。

・痛みをもって相手の痛みを知ること。

これもまた、本当の強さといえるでしょう。

 

まとめ

・キックボクシングは日本発祥の格闘技

・未就学児でも始められるキックボクシング教室やジムはある

・最大限の怪我リスクへの配慮がされている

・準備するものや費用をチェックしておくと習い始めやすくなる

・格闘技講師が教えたいことからその良さも見えてくる

大人の女性にも人気の格闘技であるキックボクシング。

子供の習い事としても注目度が高まっています。

準備するものを含めると、費用がかかるイメージがあるかもしれません。

しかし、それだけ得られるものが多い習い事ともいえるでしょう。

興味があれば、見学や体験会などに参加してみてください。


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