愛知県には潮干狩りができる場所が多くあり、春の季節にはたくさんの人が訪れます。
せっかく潮干狩りをするならたくさん採れる時に行きたいですよね。
そこで、潮干狩りをするのにベストなタイミングと、潮の状態を確認する方法についてご紹介します。
目次
愛知県の潮干狩りにぴったりの潮の時間は?
潮干狩りをするには、潮が引いて底が露出している所を探していきます。
これはあさりは一度底に着くとほとんど動かないで過ごすからです。
そのため、もともと海水が無い場所にはあさりはいないので、潮がひいて底が露出している時に行うのです。
潮が満ちたりひいたりするサイクルは、季節によって多少の変化はありますがおおよそ29.5 日です。
また、大気圧の影響などもあり、夏から秋は高潮になり、冬から春は潮が低くなりやすい傾向があります。
特に春は昼の干潮時に大きく潮が引くため、潮干狩りに適した季節で、多くの人が潮干狩りをしに訪れます。
潮干狩りを行うのにベストなのは、干潮の約2時間前から干潮までです。
この時に、潮が引いて行くのを追いかけながら波打ち際を探すのがおすすめです。
2020カレンダーから干潮の時間を確認しよう
潮干狩りに最も適した時間帯に潮干狩りをするには、干潮が何時なのか調べる必要があります。
潮位はその地域によって大きく変わるため、潮干狩りを行う地域の干潮時間を調べましょう。
干潮を調べるには、気象庁などのサイトからチェックします。
気象庁のサイト以外にも、その日の潮位を記載している新聞がありますので、調べやすい方法で潮位を確認します。
また、釣具店に持ち歩きしやすいサイズの潮位表が販売されているので、一つ持っていると便利です。
潮位がマイナス表記になっている日時が、潮干狩りに最も適した時間帯と言えます。
干潮のピークは周期で回ってくるので、土日等のお休みの日に当たったらラッキーですね。
愛知県のおすすめ潮干狩りスポット
ここでは愛知県で潮干狩りが楽しめるおすすめのスポットをご紹介します。
矢梨潮干狩り場
愛知県知多郡美浜町にある矢梨潮干狩り場は、南知多道路豊丘ICから約10分の場所にあります。
無料の大型駐車場があるので、駐車場の心配もありません。
第一会場と第二会場の、2つに会場分かれていてどちらでも潮干狩りができます。
どちらの会場にもトイレが設置されているので便利です。
砂浜ではなく、砂利浜なので履物を忘れずに持って行く様にしましょう。
利用料金は大人1400円、子供1000円で、一人に一枚の網袋がもらえますので、網袋の中に入る量のあさりを持ち帰ることができます。
北方潮干狩り場
北方潮干狩り場は、名鉄河和線河和駅から徒歩5分の場所にあります。
20台ほどが利用できる無料駐車場がありますが、大きな駐車場では無いので、最寄り駅から歩いて行くのもおすすめです。
潮干狩り場は国道247号線に黄色いのぼりが立っていますので、目印にしてください。
利用料金は大人1400円、子供1000円で、一人に一枚の網袋がもらえますので、網袋の中に入る量のあさりを持ち帰ることができます。
河和口潮干狩り場
北方潮干狩り場を国道247号線沿いに北方向へ行ったところに河和口潮干狩り場があります。
潮干狩り場の入り口には、赤いのぼりが立っているので目印にするとわかりやすいです。
無料駐車場がありますが、台数に限りがあるため、有料ですが近くの民家の臨時駐車場場を利用すると便利です。
電車で訪れる場合には、名鉄電車河和口駅を下車してすぐの場所にありますので、渋滞などを避けたいという人は電車がおすすめです。
利用料金は大人1400円、子供1000円で、一人一枚網袋がもらえますので、この中に入る量を持ち帰ることができます。
潮干狩りに持って行くものは?
潮干狩りにはどんな物を持って行く必要があるのでしょうか。
熊手
潮干狩りにマストアイテムの熊手は一人一つ必要です。
熊手には種類や大きさが様々ありますが、地域によっては使用する熊手の種類にルールが決まっている場所もあります。
事前に使用可能な熊手について確認しておきましょう。
グローブ
グローブは短いタイプだと深く掘ることができませんので、長めのタイプにしましょう。
肘まである長さで、肘部分がゴムなどで絞れるタイプならずれ落ちてくる心配がなくおすすめです。
ウェダーブーツ
グローブ同様に長めのタイプを選ぶと濡れずにすみます。
ま多ブーツが落ちてこない様に膝部分に紐が付いて結べるタイプがおすすめです。
靴底にはしっかりと滑り止めが付いているかも確認しましょう。
バケツ
採った貝を入れるのに役立ちますが、特におすすめなのは蓋が付いて椅子の代わりになるバケツです。
潮干狩りはしゃがんでいる状態で行うため長時間行っていると腰や足が疲れてきます。
そこでバケツを椅子代わりにすることで、疲労が軽減できますのでおすすめです。
クーラーボックス
採った貝は新鮮なまま持ち帰りたいですよね。
そんな時におすすめなのがクーラーボックスです。
採れた貝をクーラーボックスの中に入れてお具ことで自宅まで鮮度を保つことができ、より美味しく食べる事に繋がります。
潮干狩りのやり方
潮干狩りをするにはどんな場所で行うのが良いのでしょうか?
潮が引いて所々に海水が溜まっている所を探してみましょう。
海水の水溜りには、流された貝がいる可能性があるので、水溜りを見つけたら探してみましょう。
また、砂地に小さな穴を見かけたら、その下には貝がいる可能性がありますので、小さな穴を見つけたら掘ってみましょう。
掘る場所を決めたら、熊手を使って砂を優しくかきます。
強くかいてしまうと貝に傷つけてしまう可能性があるので、あくまで優しくがポイントです。
貝に引っかかると熊手に手応えを感じますので、見つけたら優しく取り出します。
クーラーボックスへはなるべく砂を落としてから入れる様にしましょう。
海水をペットボトルに入れて持ち帰ると、帰宅後砂抜きをする時に使えますよ。
まとめ
潮干狩りに最も適しているのは、干潮の約2時間前から干潮までです。
このタイミングを事前に調べるには、気象庁などのサイトから潮見表を参考にすると、詳しい情報を得ることができます。
せっかく潮干狩りに行くならたくさん採りたいと誰もが思うことです。
ぜひこのベストタイミングを調べて、潮干狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。