友達、ファミリー、デートとあらゆるシーンに楽しむことができる横浜。
歴史と文化がある魅力的な場所でもあります。
そんな横浜には、博物館もあるのですが、子供と一緒となると難しいイメージもあるでしょう。
しかし、中には子供と一緒だからこそおすすめしたい楽しい博物館もあるのです。
ここでは、子供と一緒に楽しみたい横浜の博物館をご紹介します。
また、横浜から生まれた文化についても触れていきます。
目次
子供と一緒に行きたい横浜の博物館6選
横浜は子供が興味をひかれるような博物館がたくさんあります。
その中でも、子供と一緒の楽しめるものをピックアップしていきます。
週末のお出かけやお散歩・旅行プランの1つにしてみてください。
はまぎんこども博物館
【名称】
はまぎん こども宇宙科学館
【住所】
神奈川県横浜市磯子区洋光台5-2-1
【営業時間】
9時30分~17時
【定休日】
第1、第3火曜日
【料金】
・大人(高校生以上) 400円
・子供 200円
【交通アクセス】
・JR京浜東北、根岸線 「洋光台駅」より徒歩3分ほど。
【駐車場】
完備(1回700円)
【公式HP】
https://www.yokohama-kagakukan.jp/
【特徴】
宇宙や科学というと難しいイメージがありますが、楽しく体験しながら学べる博物館です。
雷やオーロラが視覚的に再現されている展示もあったりと「見て分かる」ものも多いのが特徴的。
週末には、実験も行われていますから参加してみるのも良いでしょう。
「トレーニング室」と称したエリアでは、月面ジャンプなど体験できるものもあります。
身体を動かして楽しい時間を過ごせるでしょう。
これとは別に地下2階には、幼児でも遊べる遊具やプレイハウスが設置。
カフェや持ち込み可能な休憩室もあるので、楽しさを共有しながらホッと一息過ごすのも良いでしょう。
原鉄道模型博物館
【名称】
原鉄道模型博物館
【住所】
神奈川県横浜市西区高島一丁目1番2号 横浜三井ビルディング2階
【営業時間】
10時~17時
【定休日】
火曜日
【料金】
・大人 1000円
・子供 700円
・小人 500円
【交通アクセス】
・JR「横浜駅」から徒歩5分ほど。
・横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」から徒歩2分ほど。
【駐車場】
博物館専門の駐車場はなし。
「横浜三井ビルディング」の駐車場を利用してください。
【公式HP】
https://www.hara-mrm.com/index.html
【特徴】
博物館の名前にある、原信太郎が作成し所有している鉄道の博物館です。
個人所有の鉄道模型やコレクションでは「世界一」ともされているので、大人も子供も必見。
電車が好きな子供は時間を忘れて見入ってしまうでしょう。
鉄道模型が好き・鉄道の歴史や技術に興味があるという大人も満足できる博物館でもあります。
巨大ジオラマは、車両ばかりではなく音の再現度も忠実に作られています。
アクセスも抜群で、小さな子供と一緒でも足を運びやすいでしょう。
横浜みなと博物館
【名称】
横浜みなと博物館
【住所】
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-1-1
【営業時間】
10時~17時
【定休日】
月曜日
【料金】
・大人 600円
・シニア 400円
・子供 300円
【交通アクセス】
・JR根岸線、市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」より徒歩5分ほど。
・みなとみらい線「みなとみらい駅」「馬車道駅」より徒歩5分ほど。
【駐車場】
専用駐車場はなし。
以下、最寄りの駐車場を利用してください。
・タイムズHULICみなとみらい
・タイムズみなとみらい第2
・桜木町駐車場
など。
【公式HP】
https://www.nippon-maru.or.jp/port-museum/
【特徴】
「歴史と暮らしのなかの横浜港」がテーマとなっている博物館です。
開港前後、近代、関東大震災、戦争と接収など歴史と発展をそれぞれにまとめて展示されています。
順を追って触れることがしやすいのが魅力的です。
子供は楽しくこれらを学ぶことができるようなものが用意されています。
操船シミュレーターで、船を運転体験できた利、クレーンゲーム感覚で港での仕事が体験できるのです。
また、この博物館では無料でガイドをつけることができます。
丁寧でわかりやすく説明してくれますから、時間があればお願いしてみても良いでしょう。
キッズスペースも完備されていますので、小さな子供も楽しめます。
三菱みなとみらい技術館
【名称】
三菱みなとみらい技術館
【住所】
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-1三菱重工横浜ビル
【営業時間】
10時~17時
【定休日】
火曜日
【料金】
・大人 500円
・中学生、高校生 200円
・小学生 200円
【交通アクセス】
・みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩3分ほど。
【駐車場】
完備(30分250円)
【公式HP】
https://www.mhi.com/jp/expertise/museum/minatomirai
【特徴】
三菱重工が管理運営している博物館です。
陸・海・空・宇宙とテーマ別にエリアが分かれていて見やすいのが特徴的です。
それぞれの技術や発展・歴史などを学ぶことができて、大人でも乗り物が好きな方であれば大満足できます。
乗り物を見るだけでもワクワクですが、国産ジェット旅客開発機の運転シミュレーターで操縦体験可能です。
子供にとっても良い思い出の時間が過ごせるでしょう。
小さな子供のためのエリアである「キッズグラウンド」は大きなブロックなどのおもちゃもあり、自由に遊べます。
このほかには、週末にはワークショップやその他ショーイベントも開催。
平日、週末どちらにも足を運びたくなる博物館です。
Orbi横浜
【名称】
オービィ横浜
【住所】
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1マークイズみなとみらい5F
【営業時間】
10時~20時
【定休日】
不定休
【料金】
・大人 800円
・中学生、高校生 500円
・小学生 300円
【交通アクセス】
・横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい駅」より直結。
・JR 、市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩8分ほど。
【駐車場】
完備(30分280円)
【公式HP】
https://orbiearth.jp/
【特徴】
駅直結で、ベビーカーやバギー・荒天時でも足を運びやすい博物館です。
動物を見て楽しめるというと動物園をイメージしますが、屋内でこれを実現できます。
「アニマルガーデン」では、森の中の動物を観察することが可能。
普段はなかなか見られないミーアキャットなどの様子を楽しめます。
「キャットパラダイス」は、その名前の通りさまざまな猫が集まっています。
猫じゃらしやキャットタワーが用意されていて、一緒の遊べるのです。
慈しむ心や大切にする気持ちを育てることができるでしょう。
幻想的な雰囲気の「インフィニットアクアリウム」は海の生態に触れることができます。
体験型の「ベースキャンプ」は、迫力満点の映像で大人も子供もワクワクすることでしょう。
カップヌードルミュージアム
【名称】
カップヌードルミュージアム 横浜
【住所】
神奈川県横浜市中区新港2-3-4
【営業時間】
10時~18時
【定休日】
火曜日
【料金】
・大人 500円
【交通アクセス】
・みなとみらい線 「みなとみらい駅」 「馬車道駅」より徒歩8分ほど。
・JR、市営地下鉄 「桜木町駅」より徒歩12分ほど。
【駐車場】
完備(30分250円)
【公式HP】
https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/
【特徴】
誰もが知っているチキンラーメンやカップヌードルの博物館です。
インスタントラーメンに関する展示や体験を通して、発明や発見そして食育まで学ぶことができます。
世界の珍しい麺料理が食べられたり、これまでの歴代パッケージを楽しむことも可能。
そして目玉といっても過言ではないのが「自分だけのオリジナルカップヌードル」の作成体験です。
パッケージを書いたり、さらには中にいれる具材を好みのものにもできます。
家に帰って、親子で博物館での思い出や出来事を話しながら食べるのも良いでしょう。
この他には、自分自身がラーメンになって遊びながら、製造工程が学べる個性的なエリアもあります。
世界食ともなっているカップヌードルの世界を堪能してみてください。
実は横浜が発祥だった文化や食べ物
日本初の鉄道が実は横浜だったというのはご存知でしょうか。
横浜から品川を結んだことが「初めての電車」となりました。
横浜発祥の文化は、意外に知られていないものも少なくありません。
そこでここでは、そんな文化についてご紹介していきます。
鉄道
1872年の6月12日。
横浜と品川を結ぶ路線が開通しました。
明治新政府へ政治機構が移された後、欧米を強く意識して建設計画が立てられてといわれています。
紆余曲折はありましたが、港町横浜だからこそ「貨物輸送」に当初は重きを置かれていました。
しかし、そればかりではなく旅客目的でも大きな需要を獲得したのです。
ガス灯
ガス灯というと、北海道の小樽をイメージされるかもしれませんが、その発祥は横浜にあります。
馬車道に作られたガス灯は、日本で初めて夜道を照らしたのです。
さかのぼること1872年、一足先にガス灯が設置されていたイギリスから輸入し、日本の職人が製造しました。
夜が近づくと「点灯夫」と呼ばれる人々がガス灯に火をつけ暗闇を照らしていたのです。
それからというものの、横浜は毎夜、多くの人で賑わうようになりました。
当初は東京からもガス灯を見に来るほどの新しい存在だったのです。
電話
横浜の中区には「電話発祥の地」の記念碑が今でも残っています。
1890年、12月16日に「日本電信電話株式会社」により電話局が設置。
日本で初めての電話交換が行われたのです。
当時の申し込み者は40人だったといいます。
また、今でいう公衆電話が横浜に1か所設置されました。
写真
時代は幕末。
1859年に開かれた横浜港はその翌年に写真というものが上陸しました。
日本で初めての「写真師」となった下岡蓮杖が写真館を開いたのが1962年のことでした。
これが、写真の始まりといわれています。
関内駅の北口にはその記念碑も立てられています。
まとめ
- 横浜には子供と一緒に楽しめる博物館がある
- 知られていない意外な横浜発祥の文化がある
お買い物やお食事というイメージが強い横浜。
しかし、子供と一緒に足を運びたい博物館がたくさんあるのです。
小さな子供でも楽しく学ぶことができますので、足を運んでみると良いでしょう。
また、周辺には今でも生活に必要なものたちの発祥地があります。
お散歩がてらその、文化と歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
博物館・発祥地含め、歩道もしっかりと作られている場所が多いので、安心して歩けます。