兵庫県朝来市：オススメの川遊びスポットとその楽しみ方

兵庫県のほぼ中央部に位置する朝来市は、豊かな自然と数多くの遺産に恵まれています。

天空の城と呼ばれる竹田城跡や、鉱山都市として栄えた生野銀山など、中世から近代の遺跡も有名ですね。

朝来市を北上する円山川と南へ流れる市川が、それぞれ日本海と瀬戸内へと続きます。

ここは降った雨が、それぞれ違った方向へ流れてゆく、分水嶺となっているのです。

そんな自然豊かな朝来市では、春は新緑、夏はキャンプ、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめます。

その中でも断然、夏の暑い時期に涼を求めて、川遊びが一押しですよ!!

今回は兵庫県朝来市、生野エリアにある川遊びの人気スポットをご紹介したいと思います。

魚ヶ滝（黒川渓谷）でできること

湖釣りのメッカである銀山湖を横目に、曲がりくねった道を進んでいくと見えてくるのが魚ヶ滝。

絶え間なく水が流れることで岩が削られ、まるで滝を登っている魚のように見えることから、「魚ヶ滝」と呼ばれるようになりました。

夏には家族そろってみんなが賑わう、川遊びの大人気スポットとなっていますよ。

では魚ヶ滝のみどころをご紹介していきますね!!

天然のプール

目玉はまさに、魚ヶ滝という名前の由来である、岩場からのウォータースライダー!
滑り台が大好きな子どもたちが、ひっきりなしに集まってくるそうですよ。

この岩場から勢いよくスライドすると、そこは、なんと水深5メートルの深ーい滝つぼになっているのです。
一番高いところで3メートル、大人でも怖いくらいの高所から滝つぼジャンプが楽しめますよ。

下流にはほとんど流れがない浅瀬もあるので、小さいお子様が安心して遊べるエリアとなっています。

生き物とのふれあい

四方を山や緑に囲まれた魚ヶ滝に棲息する生き物もまた、多種多様です。

運がよければ、特別天然記念物であるオオサンショウウオに出会うことができますよ。

川遊びのさなか、水中を除けばアマゴなどの川魚やエビ、岩陰には蟹も見つけることができるでしょう。

また山間部で標高も高いこの地域、ホタルのシーズンも市内周辺より1ヵ月近くおそく、7月に入ってから。
ゲンジボタルの他、ヘイケボタルやヒメボタルの3種が棲息しています。

いかにこの地域の水が綺麗かわかりますね。

オートフリーキャンプ

上流には「魚ヶ滝荘キャンプ場」があり、そのすぐ下が魚ヶ滝の川遊びスポットになっています。

遊び疲れたらテントで昼寝するのもよし、お腹が空けばバーベキューで美味しいものをいただくのもよしですね。

魚ヶ滝で川遊びを楽しむためのコツ

魚ヶ滝の天然岩ウォータースライダーや、スリル満点の滝つぼジャンプ、とても魅力的ですよね。

ここでは魚ヶ滝での川遊びがより楽しい思い出になるように、魚ヶ滝荘キャンプ場施設にあるもの、そして予め持っていくと便利なものをご紹介しますね。

施設情報

• 水洗トイレ（とても綺麗）
• 炊事棟（直火禁止）
• 売店、レストラン
• ペットOK
• アマゴの掴みどり（要予約）
• オートフリーサイト

持っていくと便利なもの

まず初めに、アウトドアやバーベキュー用品のレンタルはなく、近隣にスーパーやコンビニもないので、必要な機材や食材はしっかり準備していきましょうね。

• ライフジャケット（特にお子さんには必須、まずは安全第一）
• 浮き輪
• マリンシューズ（普通の靴でも良いですが、水を含むと歩きずらい）
• 魚用網や虫かご（採った魚や虫はリリース）
• 長袖のシャツ、大きいのバスタオルや吸水タオル（山の天候が変わりやすい）
• 絆創膏などの救急用品（あれば安心）
• 虫除けグッズ（蚊の他にアブやブヨに注意）
• 帽子やラッシュガード、日焼け止め（日差しはかなり強い）

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近くのみどころ

兵庫県朝来市生野の魚ヶ滝まで川遊びに来たのなら、是非立ち寄ってもらいたいオススメのスポットをご紹介したいと思います。

まとめ

今回は兵庫県朝来市の生野エリアで、ドキドキワクワクの川遊びができる魚ヶ滝をご紹介しました。

• 天然岩のウォータースライド、水深5メートルの滝つぼジャンプが大人気
• 普段はなかなか見ることが出来ない生き物に出会える
• 近くにオートフリーキャンプ場があり、バーベキューも楽しめる
• アウトドアやバーベキュー用品、川遊びの必需品は準備していく

楽しさいっぱい、みどころ満載のこのエリア、この夏、家族みんなで訪れてみてはいかがでしょうか??