節分の日、どんな献立が良いのか分からないという方いらっしゃいませんか?
そんな悩めるお母さんのために、節分の日にぴったりな主役となるメニューや副菜のレシピをご紹介します。
また、子供も喜ぶ節分にちなんだ料理もまとめました。
そして最後は、豆まきで使った豆をリメイクしたデザートメニューの紹介です。
簡単なレシピもありますので、ぜひ作ってみてくださいね。
目次
節分ご飯は子供が喜ぶ献立で!レシピやメニューをご紹介
まずは、メインメニュー!
恵方巻と鬼モチーフのメニューをご紹介していきます。
恵方巻
皆さんも知っている通り、恵方巻は丸々一本丸かじりします。
それは、一気に丸ごと食べることで、途中で運気を切らないという意味が込められているのです。
1998年頃から関西中心に食べられるようになり、2000年頃には全国的に広まった太巻き「恵方巻」のメニューをご紹介します。
基本の恵方巻
<材料 3本分>
焼き海苔…3枚
寿司飯…約600g
卵… 3個
きゅうり… 1本(海苔の幅に切る)
絹さや…6枚(塩ゆでして千切り)
干し椎茸…4枚
にんじん…1本
ほうれん草…1/3束(塩ゆでする)
うなぎのかば焼き…1/2尾分(海苔の幅に切る)
<作り方>
(1) 椎茸を水180mlで戻し、5〜6㎜幅に切る。
(2) にんじんを細長い棒状に切る。
(3) 鍋に椎茸の戻し汁150ml、しょうゆ・みりん・砂糖小さじ4入れて汁気がなくなるまで煮る。
(4) 卵3個を白身を切るように溶き、砂糖小さじ3と醤油小さじ1と1/2を入れて厚焼き玉子を作り、棒状に切る。
(5) 広げた巻きすに海苔1枚をのせ、寿司飯の半量を広げる。
(6) ごはんの上に具材を並べ、手前から巻いていく。
オムライス恵方巻
<材料 2-3本分>
温かいごはん…400g
鶏肉…80g
玉ねぎ…1/2個
にんじん…1/3本
ケチャップ…大さじ3と1/2
バター…10g
卵…3個
塩・こしょう…少々
<作り方>
(1) 鶏肉、玉ねぎ、にんじんを小さく角切りにする。
(2) フライパンにオリーブオイルを引き、鶏肉、玉ねぎ、にんじんを塩こしょうで味付けする。
(3) ケチャップ、バターで全体を絡めて、暖かいご飯を入れて混ぜる。
(4) 別のフライパンで薄焼き卵を作る。
(5) 広げた巻きすに薄焼き卵をのせ、その上にチキンライスをのせ、手前から巻いていく。
(6) お好みでケチャップを上にかける。
鬼モチーフのメニュー
「鬼は外! 福は内!」の掛け声で節分の豆まきをしますよね。
節分といえば「鬼」。鬼をモチーフにしたメニューをご紹介します。
ドライカレープレート
<材料 2人分>
豚ひき肉 …150g
玉ねぎ…1/2個
ピーマン…1個
にんにく…1/2片
にんじん…1/3本
バター…大さじ1
カレー粉 …大さじ1
ケチャップ…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
<パーツ>
海苔…適量
チーズ…適量
グリーンピース…2粒
<作り方>
(1) みじん切りにした玉ねぎ、にんにくをバターで炒め、バターがまわったら豚ひき肉を入れてさらに炒める。
(2) みじん切りにしたピーマンを加える。
(3) すりおろしたにんじん、カレー粉、ケチャップ、しょうゆを加え、汁気がなくなるまで炒める。
(4) チーズを丸く切り抜く。
(5) チーズより一回り小さく海苔を切り抜く。(目)
(6) 眉毛と口を海苔で作る。(眉毛)
(7) チーズを縦長の三角形に切る。(角)
(8) 茹でたグリーンピースは鼻に使う。
(9) お皿にご飯を盛り、ご飯の上部の少しにかかるようにカレーをかけ、ご飯の上にパーツを付けて完成。
一口サンドイッチ
<材料 2人分>
サンドイッチ用食パン…2枚
魚肉ソーセージ…2本
海苔…適量
マヨネーズ…適量
スライスチェダーチーズ…適量
スライスチーズ…適量
<作り方>
(1) 魚肉ソーセージを食パンの幅に切る。
(2) 食パンにマヨネーズ塗り、魚肉ソーセージを載せて巻く。
(3) 棒状になった食パンを3等分に切る。
(4) 楊枝を使い、チェダーチーズで髪の毛を作る。
(5) 海苔で目と口を作る。
(6) スライスチーズで角、鼻、牙を作る。
(7) サンドイッチの切り口にパーツを置き、ケチャップでほっぺを書いたら完成。
副菜にも節分ご飯感を出せるメニューを作ろう
節分の日は副菜まで、節分感が出せるような献立にして気分を盛り上げてみましょう。
イワシのつみれ汁
西日本では節分にイワシを食べる習慣があります。
イワシという漢字には弱いという字が入っている通り、傷みやすい魚で、病弱を表す魚として言われていました。
その病弱を意味するイワシを節分に食べて、健康を願うのです。
<材料 3人分>
いわし…5尾
卵白…1個分
塩…小さじ1/3
生姜のしぼり汁…小さじ1
だし汁…600ml
塩…小さじ1/2
醤油…小さじ1
<作り方>
(1) いわしの皮を取り除き、身をたたいてミンチ状にする。
(2) ボウルにミンチ状にしたイワシと塩を入れ、粘りが出るまで混ぜる。
(3) 粘りが出たら生姜のおろし汁と卵白を入れて練る。
(4) 沸騰したお湯にイワシをお団子にして落とし、5分程茹でて火を通る。
(5) 鍋に出汁を入れ、沸いたらいわしのつみれを入れ、しょうゆ小さじ1と塩小さじ1/2を加えて完成。
こんにゃくの甘辛煮
「胃のほうき」とも呼ばれるこんにゃくも、節分に食べる食材として四国地方では有名です。
<材料 3人分>
こんにゃく…1枚
醤油…大さじ2と1/2
みりん…小さじ2
砂糖…小さじ2
ごま油…適量
かつお削り節…適量
<作り方>
(1) 一口サイズに切ったこんにゃくを3分ほど茹でる。
(2) 鍋にかつお削り節以外の調味料を入れ、汁気が少し残るくらいまで煮る。
(3) かつお削り節を全体に加えて混ぜて完成。
豆まきで余った豆で子供に喜ばれるお菓子を作ろう
節分ご飯の最後は、豆まきで余った豆を使ったデザートをご紹介していきます。
大豆フリット
<材料>
大豆…150グラム
片栗粉…大さじ2
<作り方>
(1) 大豆を水に入れて柔らかくなるまで戻す。
(2) 大豆の水気を拭いて片栗粉をまぶす。
(3) 180度の油で4分程揚げて完成。
福豆チョコ
<材料>
大豆…30グラム
砂糖…大さじ1
水…小さじ1
チョコレート…50グラム
ココアパウダー…適量
<作り方>
(1) 砂糖と水を弱火にかけ、ふつふつしてきたら、火をとめて、大豆を入れ混ぜる。
(2) 湯煎したチョコレートに大豆を絡ませ冷蔵庫で30分冷やす。
(3) チョコレートが固まったら大豆を一粒ほぐし、ココアパウダーを混ぜて完成。
まとめ
節分はお正月と並び、日本の伝統行事の一つです。
節分に食べるご飯は地方によって様々ですが、恵方巻が2000年頃から広まり、全国的に食べられるようになりました。
恵方巻の由来は諸説ありますが、縁起の良い食べ物として、最近ではオムライス恵方巻など様々なアレンジも登場し、老若男女問わず楽しんでいます。
こんにゃくやイワシなど、節分に食べる食材もあり、恵方巻以外にも節分の食卓を華やかにするメニューはたくさん!
簡単に作れるメニューもありますので、ぜひ作ってみてください。