スキー 子供

スキー初心者の子供への教え方を調べてみました!ボーゲンが出来るようになる?

もし親子でスキーができたらと考えている親御さんもいらっしゃるでしょう。

子供が何歳になったら始めて良いのか、スキーを楽しんでくれるのかなど、悩みが出てきてしまいます。

実際、スキー場に足を運んで滑ってみないと分からない部分です。

今回、初心者の子供への指導方法や、スキーを指導する上で知っておきたい点などをご紹介します。

 

スキー初心者の子どもへの教え方

技術的な指導を行うというイメージがあるスキー。

しかし、教え方としては「滑りやすくなる方法」を把握したほうが、初心者の子供へ伝えやすくなります。

ここではそんなポイントについてご紹介していきますので、参考にしてみてください。

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何歳からスキーが出来るか

早ければ早いほど良いと考えるかもしれませんが、決してそうではありません。

答えから言えば「平均4歳、少し早くて3歳」です。

なぜこの年齢なのかと疑問に感じられることでしょう。

年齢に関しては、スキーブーツとの関係性です。

最も小さいスキーブーツのサイズが15センチ。

この15センチの足のサイズになるのが4歳前後となるためです。

 

最初は超緩斜面

親御さんがスキーになれていると、斜面の角度がある程度あっても「普通かそれ以下」と感じるでしょう。

しかし、初心者の子供にとっては恐怖しかありません。

角度もそうですし、スピードにのりやすいので「もう滑りたくない」と言われてしまうかもしれないのです。

なので、傾斜が緩やかでほとんど傾斜がないくらいのところから始めてみましょう。

これは、実は親御さんにとっても大きなメリットとなる要素なのです。

 

子供が分かる言葉に言い換えて説明する

「身体で覚えさせる」のではなく「言葉で覚えてもらう」のが主流となりました。

これは、子供のスキーにとっても同様です。

ただし、子供がその言葉を理解しなくてはなりません。

親御さんとしてできること。

それは「言いやすい言葉に変換すること」です。

例えばよく言われる、スキー板を「ハの字」にするという表現。

カタカナをまだ習っていない年齢であれば、理解ができない難しいことになってしまいます。

ハの字の言い換え方は、その子供ごとにわかりやすい言葉で明瞭なものが良いでしょう。

例えば「チョキ」です。

じゃんけんのチョキであれば、指遊びを始める年齢ですから理解もしやすくなります。

また「お山の形」「困った顔の眉毛」などという表現も、子供は分かりやすいでしょう。

また、親御さんがハの字を作って「真似してごらん」などという方法でも構いません。

 

補助具をフル活用で斜面に慣れる

スキー用具ばかりではなく、初心者の子供でも安全に滑れるものが補助具です。

これらを装備して、斜面に少しずつ慣れて「スキーは楽しい」という体験をしてもらいましょう。

補助具とは、トライスキーやハーネスというものがあります。

以下、オススメをご紹介します。

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スキー板の交差による転倒を防止できるうえに、安全性の高い練習ができる補助具です。

装着しても、スキー板を傷つけることはありません。

  • SNOMAN スノーマンハイパーギア キッズトーロープ with ハーネス

親御さんが紐を操作して、すべりの指導や安全性を確保できます。

紐の色は蛍光色で、他のスキーヤーに対してのアピールになり、衝突事故も防ぎやすくなるのです。

 

ターンの練習

まずは補助具をつけてターンの練習をしましょう。

加重をかけるなどと理屈で言っても子供には伝えられません。

左に曲がりたい時は「右の手でパンチ」など、遊び感覚で伝えてみてください。

ハーネスを装着していると、親御さんは後ろからになりますので、こうして伝えるのが良いでしょう。

トライスキーのみの場合には、自然に曲がることができる位置に親御さんが立ちます。

そして、「ここまで来られるかな」など促しましょう。

この時、あまり大きく距離はとらないでください。

 

子供へ教えるための親の心構え

子供へスキーを教えるには、親御さん側にもいくつかの注意点があります。

初心者ですから、全く分からない状態の子供。

それを理解していても、踏まえておきたいポイントはあるものです。

ここでは、そんな注意点・心構えをご紹介していきます。

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親がスキーを楽しむ

絶対条件と言っても過言ではないでしょう。

親が苦痛・不快な顔をしていては、子供も当然ながらスキーを楽しいものとは認識できなくなります。

まずは、親がスキーを楽しむようにしてください。

意識的に「楽しんでいる姿」を見せましょう。

子供が自発的にスキーに興味を持ってくれます。

親も練習という意識を捨てて「一緒に遊んでいる」という感覚を持つと良いでしょう。

 

転び方を教える

大人の初心者でも同様なのですが、転ぶことの恐怖心というものが大きいものなのです。

転び方をマスターして、安心して滑れる環境を整えていきましょう。

手から地面についてしまうと、怪我をする可能性があります。

ですので「腰から」「お尻から」を教えてください。

また、スキー板をそろえて倒れること・膝を曲げて上半身を起こして立ち上がるまでも教えておきましょう。

これは、口で伝えても難しいと感じてしまうかもしれません。

実際に、親が転び立ち上がるまでを見せると覚えやすいですし、安心感も増します。

 

怒らない

思うように理解をしてくれないと、ついカッとなったり感情的な怒ってしまうという親御さんもいます。

気持ちは分かるのですが、決してこれは無いようにしましょう。

「怒られてまで滑れるようになりたくない」と思うのは、子供だけではありませんから注意もしやすいでしょう。

もし、親御さん側が煮詰まったような感覚になれば休憩を入れるようにしてみてください。

 

子供のペースに合わせる

その子供によって、進度は異なるものです。

焦ることなくペースに合わせてあげましょう。

また、親の疲労感と子供の疲労感は異なります。

スキー場での練習は「3時間前後まで」とするのがオススメ。

ストレスがたまらず、スキーを楽しんで練習できる時間です。

他の時間は、雪遊びやロッジで休憩するなどにあてても、子供も親も楽しめるでしょう。

 

とにかく褒める

少し大げさかなと思うくらいで構いません。

極力、子供を褒めるようにしましょう。

褒めれば嬉しくもなりますし、スキーそのものを楽しむようになっていきます。

そしてそれが「頑張りたい」「またやりたい」につながっていくのです。

 

スキーの子供や初心者への教え方で知っておきたいボーゲンなどのスキー用語

子供や初心者にスキーを教える上で知っておきたいのが「用語」についてです。

日常的に使わないので、詳しく説明できないかもしれません。

そこでここでは、今さら誰にも聞けないスキー用語についてをまとめていきます。

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プルーク・スタンス

プルークスタンスは、スキーの板で「ハの字」を作って立つ形です。

初心者が行う基本的なスタンスともいえるでしょう。

板の前部分を合わせて、後ろ側を広くようなイメージです。

 

インエッジ

インエッジはその名前の通り、スキーの板の内側端のことをいいます。

方向転換をする際に使うのがインエッジなのです。

軸足となる方の足の親指側に体重をかけると、その方向に曲がります。

 

アウトエッジ

インエッジの真逆がアウトエッジです。

スキー板の外側(小指側)に体重をかける方法です。

インエッジ同様に、ターンの際に必要になります。

 

まとめ

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  • 子供にスキーを教える時期や道具類を知るとタイミングが掴みやすい
  • 親として教える心構えや注意点は把握しておこう
  • 基本的なスキー用語を認識することも大切

子供に伝わりやすく、子供も親御さんも楽しく。


そんな時間を意識しながらスキーを教えていきましょう。

気負い過ぎてしまうと、それが子供にも伝わってしまうので、雪遊びの延長上という感覚がオススメ。

安全性を確保するための用具類を活用すれば、事故やけがも防げます。

家族みんなで、雪と風を堪能するためにも、上手な教え方をマスターしてみてください。

-スキー, 子供

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