皆さん花火というゲームを知っていますか?
ドイツ年間ゲーム対象を受賞した花火の絵柄が付いたかわいいボードゲームです。
しかし、かわいい絵柄に似合わず、とても難しい頭を使うゲームなのです。
プレーヤーは花火師として、同じ色が付いた花火を数の小さい順から場に並べ、より多くのカードを場に出すことが目的。
自分の手札を見ずに他人の手札を把握できるところがこのゲームのユニークなところです。
自分の手札が見えない状態で、他の人にカードのヒントを出していく協力型の全く新しいゲームで、2人から遊べます。
目次
『花火』の歴史
花火は、フランスのゲームデザイナーによって2010年に公開されました。
このフランスのデザイナーは『世界の七不思議』でエキスパートゲーム大賞も受賞していている天才。
花火は古典的な要素を持ち合わせたゲーム開発の途中で、偶然できあがったそう。
2人から遊べるボードゲーム『花火』はとっても難しい?
自分のカードを見てはいけないという斬新なルールが、この花火というゲームを難しくさせています。
手持ちのカードを配った後、カードの絵柄が他のプレーヤーに見えるように持ち、その状態で順番にカードを出さなければいけないのです。
花火とはどんなゲームなのかまとめてみました。
『花火』とはどんなゲーム?
手持ちのカードから順番に数字の小さい順にカードを場に出していきます。
自分の手持ちが見えない状態ですので、いい加減に根拠もなくカードを出すわけにもいきません。
そのため、自分の番では相手に場に置くカードのヒントを出すことができるのです。
このヒントを考えるのが難しいのです。
プレイ人数
2~5人まで遊ぶことが出来ます。
2人で遊ぶことができる花火。2人だと大人数でプレイするよりも慎重に判断を行う必要があり、より緊張感が走ります。
5人でプレイすると、意図が相手に伝わった時の感動を分かち合えることがメリットです。協力して花火を打ち上げることができたときは爽快な気持ちになります。
『花火』の遊び方
難しいゲームとして有名な花火ですが、一体どうやって遊ぶのでしょうか。
遊び方についてまとめてみました。
事前準備
事前準備は大したことありません。
中に入っているチップを赤と青に色分けし、5色の多色カードをゲームから除いておくだけです。このチップはトークンと呼びます。
カードを良くシャッフルし、2~3人でゲームする場合なら4枚、それ以上なら5枚の手持ちカードを配ります。
ゲームの勝利条件
ゲームの名前の通り、花火を完成させることです。
小さい数字の1から始めて全5のカードが出せたら勝利となります。
ゲームの終了条件
他のプレイヤーへヒントを与えるか他のアクションを実行し、手番を続け、赤トークンが場に3つ出た場合又は山札が尽きて、手番を1巡まわした場合にゲームが終了となります。
ゲームの進め方
既にお話ししましたように、配られた自分のカードは見ることができません。
そのカードの中から他の人からのヒントを元に、手持ちのカードの中で一番小さな数字を推測し、場に置いていきます。
自分の番には、ヒントを与えるか、自分の手札からカードを1枚選び、捨て札の山に追加してから、カードを1枚引くか、カードを1枚プレーするかの選択肢があります。
時計回りに次のプレーヤーが同じアクションを繰り返すだけです。
他にもまだある2人で遊べるボードゲーム
花火の他にも2人から遊べるボードゲームを紹介します。
バトルライン
赤のフラッグを横一列に9つ並べ、そのうち好きな列にカードを1枚ずつ置いき、3枚で役を作って勝負して、勝てばフラッグを獲得。この9つのフラッグを先に5つ取るか、隣の3つのフラッグを先に獲得した方が勝利するというゲームです。
古代ローマ時代の戦争をテーマにした二人用ゲームの最高峰と言われるゲームです。
パッチワーク
パッチワークも二人専用のゲームです。
決められた時間とお金と布きれを使って、対戦相手よりも立派なパッチワークをつくりあげることが目的。
ルール自体はそんなに難しくないですが、手段に頭を使う楽しいゲームです。
ガイスター
ガイスターはドイツ生まれのボードゲームです。
名前の通り幽霊を元にした駒を使った心理戦を繰り広げていくゲームですが、初心者でも子供でもプレイができることから、人気のゲームの一つです。
まとめ
様々なゲームが世の中には溢れていますが、花火は特に面白いゲームとして有名です。
- 自分の手札を見ることができない
- ヒントが勝負のカギになる
と言った、今までにはないユニークな内容となっており、頭脳を使うとても難しいゲームです。
今までとは一風変わったゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。