「御殿場で潮干狩りが出来るなんて知らなかった!早速今週末に出かけよう!」と決めたあなたは、関東圏に住んでいるのではないでしょうか。
早まってはいけません。
潮干狩りが出来る御殿場は、アウトレットで有名な御殿場ではなく、三重県の御殿場です。
ここでは三重県御殿場海岸の潮干狩りポイントと駐車場の情報を紹介します。
三重県でも有数の潮干狩りポイント御殿場海岸
三重県でも御殿場海岸は潮干狩りが出来るスポットとして有名です。
御殿場海岸での潮干狩り状況についてまとめてみました。
住所・最寄り駅
三重県御殿場海岸の潮干狩り会場の住所は、三重県津市藤方です。
お問い合わせ:059-246-9020(津市観光振興課)
開催期間
御殿場海岸での潮干狩りは通年行うことが出来ます。
毎年3月下旬からゴールデンウイーク前後に大勢の人が訪れています。
開催時期は変更になることもありますので、行く前に必ずチェックしてから行くようにしましょう。
料金
御殿場海岸の潮干狩りの最大の特徴は費用が掛からないということです。
あくまで2020年の料金ですので、潮干狩りに行く前には確認してください。
駐車場・アクセス
公共交通機関で行かれる場合は、JR近鉄津駅からバスで約20分。「御殿場口」で下車し、徒歩3分。
車で行かれる方は伊勢自動車道の津ICから約20分で行くことが出来ます。
御殿場海岸の駐車場は無料の駐車場と有料の駐車場に別れています。有料の駐車場を利用する場合の料金は、500円となっています。
採れる貝
御殿場海岸の潮干狩りでは以下の貝が採れます。
- アサリ (小さいサイズのアサリはリリースしなければなりません)
- マテ貝
- バカ貝
持ち物・服装
くまでやバケツは潮干狩りの必須アイテムです。
御殿場海岸ではマテ貝が採れるので、塩を持参すると良いでしょう。マテ貝の穴に塩を振りかけるとマテ貝がピョコっと顔を出すので、採りやすくなります。
御殿場海岸の駐車場事情
2020年6月1日からは24時間開放している駐車場があり、無料で利用することが出来ます。
また、朝8:00から午後5:00まで開放している無料駐車場もあります。
大型駐車場ですので多くの車を駐車することが出来ますが、2020年現在堤防護岸工事のため、一部利用できない駐車場があるので、行く前に確認してみてください。
御殿場駐車場
無料の駐車場は500台分も止められる大型駐車場となっていますが、ゴールデンウイークは非常に混雑します。
事前に確認してから向かうようにしましょう。
浜茶屋駐車場
御殿場海岸には浜茶屋が沢山並んでおり、とても賑やかな潮干狩り会場となっています。
各浜茶屋には80台程の駐車場が設けられており、浜茶屋を利用する方は500円で駐車することが可能です。
ちなみに、浜茶屋とは海の家のことを指し、地方によって呼び方が違うそうです。
マテ貝の採り方と下処理方法
潮干狩りの定番の貝と言えばアサリですが、御殿場海岸の潮干狩り会場ではマテ貝が採れることで有名です。
ちょっとしたコツをつかめば、面白いように採れるので、その取り方と下処理にまとめてみました。
取り方
マテ貝の取り方は意外と簡単。
モグラたたきのような要領で面白いほど沢山取れます。
マテ貝の取り方を順に紹介していきます。
- 住みかの穴を見つける
砂浜にはたくさんの穴があります。その中からマテ貝の穴を見つけます。
巣穴がひし形に近い楕円形になっているのが特徴ですが、砂浜を見ただけではほとんど区別がつきません。砂浜に対し斜め45度の角度にスコップなどを入れ、優しく砂をすくって下さい。
- 穴に塩を投入
マテ貝の巣穴を見つけたら、穴の中に塩を振りかけます。
そうすると、マテ貝が潮を吹いて巣穴に水が溜まってきます。
- マテ貝が出てきたら手でゲット
暫くすると、巣穴から顔をピョコっと出すので、マテ貝を素早くつかみましょう。
もたもたしていると、マテ貝は元の巣穴に戻ってしまいますので、一瞬を見逃さずに頑張りましょう。
下処理方法
マテ貝はアサリのように砂を含んでいません。
砂抜きしなくても良いのが嬉しいですね。
しかし、表面についている砂やぬめりを採るためには、以下の下処理を行うと良いでしょう。
- 海水と同じ濃度の塩水の中に付けます。
マテ貝が住んでいた海水を持って帰ると良いでしょう。
海水を持って帰ることが出来なければ、海水と同じ濃度の塩水を作り、その中にマテ貝を入れます。
- 蓋をして3~4時間待つ
マテ貝が住んでいた環境に近くするため、フタなどをして暗くし3~4時間ほど放置します。
優しく貝をこすり合わせて汚れを取って完了です。
まとめ
潮干狩りが出来る場所は沢山ありますが、その中でも無料でできる潮干狩りが出来る会場は珍しく、御殿場海岸の潮干狩りは毎年多くの人で賑わいます。
また、アサリだけでなくマテ貝など他の貝も採ることができ、マテ貝の採り方はゲーム感覚で子供から大人まで楽しむことができる潮干狩りとなっています。
マテ貝はゴールデンウイーク前後が一番よく採ることが出来ます。今年は既に過ぎてしまいましたが、来年は御殿場海岸の潮干狩りで沢山の貝を採って、貝三昧を楽しんでみてはいかがでしょうか。