この地名「雄武」は何と読むか、分かりますか?
これは、「おうむ」と読みます。北海道の地名は他県からすると少し読みにくいですよね。
そんな雄武町ですが、潮干狩り場として営業しているような、しっかりとした浜辺はありません。
地元の人だけが知っている穴場的な、アサリの採れる場所という感じです。
それでは今回は、雄武町での潮干狩りについてや潮干狩り以外の人気のスポットについてもまとめていこうと思います。
雄武町で潮干狩りが出来る場所の基本データ
まずは、雄武町で比較的多くの人が潮干狩りをしているスポットをご紹介していきます。
ここも、普通の海岸で、潮干狩り場としてオープンしている場所ではないです。
住所
北海道紋別郡雄武町雄武港
潮干狩りスポットは、雄武港の南側に広がる海岸です。
開催期間
無料のスポットなので、決まった開催期間はありません。
料金
無料です
駐車場
調べてみましたが、詳細は不明です。
採れる貝
主にアサリが良く採れます。
禁漁期間あり
7月16日~9月30日まで、ウニ、コンブ、エビ、ツブ、タコは採ることが出来ません。
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雄武町とは
潮干狩りも出来る雄武町ですが、他にも自然あふれる地域ですので、ご紹介していきます。
地名の由来
まずは、この「雄武(おうむ)町」という地名の由来について調べてみました。
アイヌ語の「オムイ」(川尻・塞がる・所)、あるいは「オム」(川尻・塞がる)が町名の由来となっているそうです。
実際に、雄武川の河口は、風や潮流に運ばれた砂でふさがれるので、オムイから、雄武となったと言われています。
山や川などの自然
雄武町の気候は、冬は流氷が流れ着くくらい寒い所で、その分夏は快適に過ごすことが出来る気温までしか、上がりません。
1月の平均最低気温は-11.3℃、8月の平均最高気温は22.5℃です
そんな、雄武町の自然ですが、山はピヤシリ山が有名です。
整備された林道と登山道があるので、登頂は比較的簡単です。
ちなみに、ピヤシリはアイヌ語で「岩のある山」を意味し、山頂部に岩が多いことから阿名付けられたそうです。
川を見てみると、幌内川が流れています。
ピヤシリ山を源として、北東方向に流れ、雄武町幌内でオホーツク海へ注いでいます。
ちなみに、幌内川はアイヌ語の「ポロ・ナイ」(大きい・川)が由来となっています。
雄武町の人気スポット
雄武町は潮干狩り以外にも、自然あふれる地域です。
雄武町のステキな自然の魅力を2つ紹介したいと思います。
日の出岬
雄武と興部の間にある岬を、日の出岬と言います。
雄武町市街地からは、およそ11㎞、車で20分もすれば着くところにあります。
岬の先端には「ラ・ルーナ(お月様)」と言う展望台があります。
この展望台は2階建てになっており、冬の流氷が迫ってくる様子を見ることが出来ます。
また、日の出岬にはキャンプ場が併設されています。
- キャンプサイト利用期間:6月1日~9月30日
- 料金:持ち込みテント 1泊@1張 4人用以下400円 5人用以上600円
バンガロー 1棟1泊3000円(大人5人用) 予約が必要 - 駐車場:無料 100台
- 設備:炊事場 野外炉7基 水洗トイレ
- シャワー:なし 徒歩10分圏内に日の出岬温泉あり
- 注意点:ごみは持ち帰り
直火でお肉を焼いたりするのは禁止 - 【問い合わせ先】日の出岬キャンプ場:0158-85-2044
ぜひ、夏の思い出作りにキャンプ場を活用してみて下さい。
流氷
1月下旬から2月にかけて、オホーツク海沿岸では流氷がやってきます。
流氷はどうやってできているか、ご存じでしょうか。
流氷は、ロシアのアムール川から海へ流れ込んで塩分濃度が低くなった海水が凍り、さらに凍る途中に塩分が抜けっていった結果できたものが、流氷と言われています。
30年前までは、岸まで流氷が来て、びっしりと埋め尽くしていたそうですが、現在では地球温暖化により、流氷が減ってきているそうです。
昨年の情報ですが、2019年1月26日には沢木港に迫るほど、流氷がやっています。
流氷について調べていると、よく「流氷が鳴く」という言葉が出てきませんか。
これは、夜になると流氷同士が擦れ合って鳴っている音です。
昔のように、沢山の流氷が流れ着かないと聞けない音だそうで、残念ながら現在では聴くことは中々難しそうです。
まとめ
- きちんとした、潮干狩り場はありませんが、アサリがよく採れるそうです。
- 雄武町には、夏はキャンプ、冬は流氷観察が出来るステキなスポットがあります。
潮干狩りは地元の人が通うような穴場のようなスポットです。
潮干狩りとキャンプが一緒にできる期間もありますので、ぜひお出掛けしてみて下さい。