皆さん、フリーマーケットと一口に言っても、色々な種類のフリーマーケットがあることをご存じですか?
例えば、女性に人気のハンドメイト作品専門のフリーマーケット、子供服の取り扱いがほとんどのフリーマーケット、バイク関連のフリーマーケットなど、様々です。
今回ご紹介したいのは自転車専門のフリーマーケットで、「サイクルフリーマーケット」とも言います。
出品されているものは、自転車本体、自転車部品、珍しいパーツなどや面白いもので言うと、自転車のカタログなんてものも売られています。
そこで今回は、東京の多摩川周辺で行われているサイクルフリーマーケット2箇所と自転車の防犯登録についてまとめていきます。
目次
多摩川河川敷で行われている自転車フリーマーケット基本データ
1つ目のフリーマーケットは主催者がいないのですが、それでも早朝から人が集まる人気のフリーマーケットです。
それでは、関戸橋フリーマーケットについてご紹介します。
名称
関戸橋フリーマーケット
開催地
住所:東京都府中市住吉2丁目
場所:関戸橋左岸下流側の河川敷(府中市住吉緑地)
開催日時
例年では、毎年4月10月の第3土曜日か開催予定日です。
2020年は、コロナウィルスの影響で4月は中止になり、10月の予定もまだ決まっていないようです。
毎年ではないですが、正月フリマ(1月2日)も開催していることがあります。
2020年は開催されていて、15店ほどの出店があったそうです。
開催時間:明確にははっきりしていませんが、早朝から始まっています。
料金
来場者と出店者、ともに無料です。
駐車場
近所にイベント用の大きな駐車場などはありません。
違法駐車はもちろん、近所に住む方々の迷惑となるような駐車はしないでください。
アクセス
京王線 中河原駅より 徒歩10分位
特徴
主催者がいないことが最大の特長です。
そのため、開始時間も明確に決まっておらず、早朝から人々が集まってきています。
6時に行けば、大体の出店者が揃っているそうです。
早くに始まってしまうので、午前中がフリマのピークですので、早めの参加をおススメします。
多摩川近くで行われている自転車フリーマーケット基本データ
2つ目のフリーマーケットは、多摩川の近くの競輪場で行われている、京王閣競輪場サイクルフリーマーケットです。
基本データを調べてみましたので、お出かけの際の参考にしてみて下さい。
名称
京王閣競輪場サイクルフリーマーケット
開催地
住所:東京都調布市多摩川4-31-1
場所:京王閣競輪場 西門付近
開催日時
毎年、4月と10月の年2回の開催予定です。
前回の開催:2019年10月6日
次回の開催:2020年は4月の開催はありませんでしたし、10月の開催予定も出ていません。
開催時間:10時開始です。
料金
来場者:無料
出店者:出展料は色々調べてみましたが、具体的な数字は分かりませんでした。
申し込みの際にご確認お願いします。
駐車場
専用の駐車場はありません。
周辺のコインパーキングは利用可能ですが、有料です。
駐輪場は、京王閣の西門駐輪場を利用してください。
アクセス
電車:京王線 京王多摩川駅から 下車すぐ
南武線 矢野口駅から 無料バスが運行中
車:中央道調布ICより 甲州街道を新宿方面へ 鶴川街道を右折して約10分
特徴
こちらは、事前予約が必要なフリーマーケットです。
毎回の出店者数は35店~45店舗ほどです。
関戸橋フリーマーケットは出店区画の制限などありませんでしたが、こちらは決まった出店区画があります。(180㎝×360㎝)
屋根のある場所の開催なので、雨天も開催しています。
【京王閣競輪場サイクルフリーマーケットHP】http://keiokakucyclefm.client.jp/
自転車の防犯登録について
防犯登録は自転車を乗るうえで必要な物なのですが、個人間で売買をした際には注意しないといけないポイントがあります。
そんな、自転車の防犯登録について、調べてみたのでご紹介します。
防犯登録とは
防犯登録は平成6年度6月20により、義務化されました。
目的は以下の通りです。
- 自転車の盗難防止
- 放置並びに盗難自転車を所有者に返還するため
登録と登録後の流れもご紹介します。
- 登録
自転車を購入した販売店で登録カードを書き、登録料600円を支払います。
有効期限は10年です。 - 登録カード
防犯登録所→自転車軽自動車商協同組合→防犯協会に送られます。
データは防犯協会で作成されます。 - 作成られたデータ
警察本部によって管理
登録内容は最寄りの警察の生活安全課にて、変更・抹消できます。
フリマなどで購入するときに譲渡証明書が必要
自分の名前で、防犯登録をしたいときには、前の持ち主に防犯登録の抹消手続きをしてもらわなければなりません。
上記で書いた通り、警察での手続きが必要となります。
防犯登録をし直す場合には、その自転車の前所有者の登録カード「お客様控え」か「譲渡証明書」が必要となります。
これがないと、防犯登録の名義変更が出来ません。
サイクルフリーマーケットで、自転車本体を購入する場合には必ず、これを確認するようにしてください。
ちなみに、フリマアプリやネットオークションでの購入時、この譲渡証明書などが無かったりして、名義変更が出来なくなる場合があるので、必ず確認するようにしましょう。
前の所有者の防犯登録が残っている場合のリスク
名義変更が出来ないままの自転車を載っている際のリスクは売った方、買ったほう共にリスクを負います。
それぞれのリスクについてまとめておきます。
【売った方のリスク】
自転車が盗難にあった場合、犯罪に使われたという場合、使用していないにもかかわらず、所有者として警察から話を聞かれる可能性があります。
【買ったほうのリスク】
二重登録となります。
何かあった場合、前の持ち主との関係を聞かれたり、自分の自転車である事の証明をさせられることがあります。
どちらにしても、メリットはありませんので、自転車を売買する際には防犯登録の手続きをきちんとするようにしましょう。
まとめ
- 関戸橋フリーマーケットは全体的に自由なフリーマーケットです。
- 京王閣競輪場サイクルフリーマーケットは、出店者は事前予約の必要なフリーマーケットです。
- 自転車を売買する場合には、防犯登録の手続きをしっかり行いましょう。
多摩川付近では、個性的なサイクルフリーマーケットが2箇所も行われています。
2020年はコロナウィルスの影響で開催の予定がなくなるかもしれませんが、落ち着いてくれば、また再開してくれることでしょう。
再開したときには、早めの来場で掘り出し物を見つけてみて下さいね。