お台場にある日本科学未来館にはプラネタリウムがあります。
こちらのプラネタリウムは規模はそれほど大きくないですが、なんと3d映像で見ることができるプラネタリウムがあり、2020年9月現在は2つの3d作品が上映されています。
また常設展示では地球、宇宙、ロボット、環境のことなどについて学ぶことができ、プラネタリウム以外にも見どころがたくさんあり、楽しめる科学館となっています。
みなさんも家族でのお出かけや、デートなどでぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
目次
ドームシアター|お台場の3dプラネタリウムのある日本科学未来館の基本データ
ここでは、お台場にある日本科学未来館の基本データについてまとめてみました。
興味のある人はぜひチェックしてみてください。
名称
日本科学未来館という名称です。
料金
- 常設展
(大人)
個人:630円、
団体(8名以上):500円
(小学生~18歳以下)
個人:210円
団体(8名以上):160円
(小学生未満)
無料
- ドームシアター
(大人)310円
(18歳以下)100円
※ドームシアター鑑賞券のみの販売は行っていません。常設展券もしくは企画展券とのセット販売となります。
営業時間
10:00〜17:00
(入館券の販売は閉館30分前までです。)
定休日
火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)
年末年始(12月28日~1月1日)
また施設保守のため臨時で休館日を設ける場合があります。
住所
所在地:〒135-0064 東京都江東区青海2丁目3−6
電話:03-3570-9151(代表)
アクセス
(電車で行く場合)
- 新交通ゆりかもめ線
「東京国際クルーズターミナル駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分 - 東京臨海高速鉄道りんかい線
「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
(無料シャトルバスで行く場合)
- お台場の主要な駅や施設を巡る無料巡回バス「東京ベイシャトル」が運行しています。
(路線バスで行く場合)
- 都営バス「日本科学未来館前」で下車。
- 京浜急行バス「テレコムセンター駅前」で下車。
(車で行く場合)
- 首都高速から
都心方面からは首都高速11号台場線「台場出口」で降りて約5分、羽田・横浜方面からは首都高速湾岸線「臨海副都心出口」で降りて約4分、千葉方面からは、首都高速湾岸線「有明出口」で降りて約7分です。 - 一般道から
都心方面からは、レインボーブリッジ下層の一般道を渡って、レインボーブリッジ入口交差点より約4分です。
URL
https://www.miraikan.jst.go.jp/
事前予約について
2020年9月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、事前予約制による入館者数の調整を行っています。
常設展の入館券は日時指定の事前予約が必要になるので、日本科学未来館に行く計画を立てている人はオンラインで事前予約・チケット購入をしておきましょう。
入場時間については、予約したチケットによって1時間ごとに決められていますが、滞在時間の制限はありません。
またチケットの購入後は来館日時の変更はできないため、注意して購入するようにしましょう。
プラネタリウムを鑑賞するドームシアターについても全席指定制なので、こちらもあらかじめオンライン予約が必要になります。
ドームシアターガイアの上映作品
ここではドームシアターガイアで上映している2つの作品についてご紹介していきます。
ドームシアターガイアでは、全天周・超高精細立体視映像システムのAtomosを使った3d映像を楽しむことが出来ます。
9次元から来た男
この作品は、物理学の究極の目標である「万物の理論」をテーマにした3dドーム映像作品で、上映時間は約30分です。
テーマは難しい内容ですが、「9次元から来た男」では子供から大人まで幅広い層に分かりやすく体験してもらうことを目的に作られています。
またこの作品はドームシアターで上映されるため、一般的な3d映像よりも自分が空間に溶け込んでいるような錯覚を体験できます。
バースディ~宇宙と私をつなぐもの~
この作品は、私たちが見慣れた日常の空間と、壮大なスケールの宇宙とをつないでいく物語で、上映中はまるで宇宙空間に浮かんでいるような感覚を生み出します。
宇宙の成り立ちを立体映像で体験でき、ドーム全体がスクリーンになっているので上下左右全て立体に見えるので、宇宙の星々に包まれるような神秘的で幻想的な体験をすることができます。
上映時間も約25分なので、気軽に鑑賞することができます。
日本科学未来館の常設展示
日本科学未来館にはプラネタリウム以外にも常設展示があり、地球、宇宙、ロボット、環境などさまざまなことについて楽しく学ぶことができます。
ここではそんな常設展示について簡単にまとめてみましたので、あわせてチェックしてください。
3階 未来をつくる
テーマはロボット・情報・イノベーションで、私たちが望む社会や暮らしのかたちを描き出し、その夢がどんなアイディアによって実現されるかを考えるゾーンになっています。
以下にいくつか展示内容をご紹介します。
- ロボットとくらし
ここはさまざまなロボットと触れ合いながら、ロボットとともに暮らす未来を考える展示です。
今後さらに身近な存在になるロボットと触れ合いながら、ロボット技術がもたらす未来の暮らしについて考えてみてください。
- インターネット物理モデル
ここは私たちの生活に浸透したインターネットについて、その情報が伝わる仕組みを白と黒のボールの流れで視覚化した展示です。
巨大なピンボールマシンのような装置がインターネットの仕組みを再現していて、文字だけでなく、音や動きなどの情報もボールに変換し復元されています。
現代の社会でさまざまなものを繋ぐインターネットが、世界に開かれた重要なコミュニケーションツールであることを改めて実感することができます。
5階 世界を探る
テーマは宇宙・地球・生命で、私たちを取り巻く世界の仕組みをさまざまなスケールで探っていくゾーンになっています。
以下にいくつか展示内容をご紹介します。
- こちら、国際宇宙ステーション
ここは宇宙飛行士たちの実験や暮らしを紹介しながら、人類が宇宙を目指す意味を考える展示です。
展示では、宇宙居住棟の模型の中に入り、宇宙での暮らしやそこで行われている研究成果を見ることができます。
- 100億人でサバイバル
ここは現代に生きる私たちを脅かす災害について理解し、どう向き合ったらよいかを考える展示です。
地震や噴火など自然災害や、感染症の拡大、異常気象の増加、原発事故などの思いもよらない新たな災害が、私たちの暮らしに大きな被害を与えています。
この展示では、さまざまな災害が起こる仕組みやその被害を理解することができ、この地球で生き延びていくために、何をすべきなのか考えることができます。
- ともに進める医療
ここは次世代の医療を知ることで、私たちがどのように生きて、どんな医療を受けたいか考えることができる展示です。
画像診断技術の発展や、一人ひとりの体質にあった治療法、病気を防ぐ医療などが紹介されていて、医療の将来像を考えることができます。
地球とつながる
テーマは地球を感じる・地球を探る・地球を解析するで、地球上の生命と環境がどう自分と繋がっているのかを、最新の科学データやツールとともに考えるゾーンになっています。
以下にいくつか展示内容をご紹介します。
- Geo-Scope ジオ・スコープ(3階、5階)
ここは地球のデータに自由にアクセスし、それぞれの視点で地球の新しい側面を発見でき、データから地球の今を探ることができる展示です。
タッチパネルによる簡単な操作で、科学者たちから集めた地球のデータに自由にアクセスすることができます。
生物の生態について、気候変動について、地球環境の未来予測など、コンテンツは多岐にわたり、観測データは定期的に更新されています。
- オーバルブリッジ(3階~5階部分)
ここは地球のディスプレイであるジオ・コスモスを取り囲む回廊で、オーバルブリッジからは宙に浮かぶジオ・コスモスをあらゆる角度から見ることができる展示です。
回廊は全長125mあり、3階から5階をゆるやかにつないでいて、開放的なガラス張りの回廊からはジオ・コスモスをまるで衛生から見るように眺めることができます。
まとめ
今回は本格的な3dプラネタリウムを見ることができる、お台場の日本科学未来館についてご紹介しました。
またプラネタリウム以外にも、見ごたえのある常設展示についてもまとめたので、あわせてチェックしてみてください。
みなさんも家族でのお出かけや、デートなどでぜひ行ってみてはいかがでしょうか。