プラネタリウム

上野で360度に映像が!他のプラネタリウムとは違った映像美を楽しもう!

上野の国立科学博物館には、360度見渡せるプラネタリウムがあるのをご存じでしょうか。

シアターはドーム内全てがスクリーンになっていて、大迫力の映像が楽しめます。

また他のプラネタリウムとは違い1回の上映時間は15分以内と短く設定されていて、また座ったままではなく立ったままの鑑賞となります。

立ったままという事もあり、ベビーカーもOKなので、家族連れのお出かけにもおすすめですね。

さらに料金についても、国立科学博物館の入館料のみでプラネタリウムが楽しめるのでお得です。

そんな国立科学博物館のプラネタリウムについて今回はご紹介しますので、ぜひみなさんも360度の音と映像に包まれる体験をしてみてはいかがでしょうか。

 

シアター360|上野の国立科学博物館にある360度見渡せるプラネタリウムの基本データ

ここでは、国立科学博物館のTHEATER36〇の基本データをまとめてみました。

残念ながら現在(2020年9月時点)ではプラネタリウムは休止となっているので、ご注意ください。

上野 プラネタリウム 360 度 宇宙

 

名称

名称は「THEATER36〇」で、読み方は「シアター・サン・ロク・マル」です。

 

料金

THEATER36〇は、常設展入館料で鑑賞することができます。

  • 一般・大学生:630円
  • 高校生(高等専門学校生含む)以下:無料

 

営業時間

(会館時間)
・通常:9:00~17:00(入館は16:30 まで)
・金曜日・土曜日:9:00~20:00(入館は19:30 まで)

(上映時間)
・通常:9:30(初回上映)~16:30(最終回上映)
・金曜・土曜:9:30(初回上映)~19:30(最終回上映)

※当面の間、夜間開館(金曜日・土曜日 17:00~20:00)は休止となります。

 

定休日

毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日~1月1日)

 

住所

〒110-8718 東京都台東区上野公園7−20

 

アクセス

(電車で行く場合)
・JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
・東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
・京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分

(車で行く場合)
国立科学博物館内には駐車場がないので、近隣の駐車場を利用するようにしましょう。

 

以下に近隣の駐車場情報をご紹介します。

・Parking in 上野駅前(上野駅公園口)
電話番号:0120-661-691
営業時間:24時間

・京成上野駅駐車場
電話番号:03-3834-5708
営業時間:6:00~24:00(入庫は22:00まで)

・上野パーキングセンター
電話番号:03-3833-8151
営業時間:24時間

 

URL

 

国立科学博物館にTHEATER36〇が出来た経緯

このTHEATER36〇は元々、他の場所で展示してあったものです。

ここでは、THEATER36〇が国立科学博物館に移設されてきた経緯をご紹介します。

上野 プラネタリウム 360 度 上野城

 

もともとは「愛、地球博」で展示されていたもの

THEATER36〇は、もともと2005年に愛知県で開催された万博、「愛・地球博」で展示されていた施設でした。

 

「地球の部屋」部分だけが移設

THEATER36〇は「愛・地球博」の展示物を移設したものですが、展示物全てではなく長久手日本館で人気を博した「地球の部屋」という展示物だけを国立科学博物館に移設しました。

 

THEATER36〇として生まれ変わった

「愛、地球博」の終了後に、国立科学博物館に移設され、THEATER36〇として2006年12月に常設展示としてオープンしました。

 

上映作品一覧

ここではTHEATER36〇で上映されている作品や新作上映情報をご紹介していきます。

みなさんも気になる上映作品を見つけて、ぜひTHEATER36〇に遊びに行ってみてください。

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3万年前の大航海 ―ホモ・サピエンス日本上陸―

最初の日本列島人は、3万年以上前にどうやって海を越え、列島へたどり着いたのでしょうか。

この作品では、丸木舟で台湾から沖縄県の与那国島へ渡った200kmを超える航海の様子を体験することができます。

またこの作品では、女優の満島 ひかりさんがナレーションをしています。

※こちらは新作の上映作品ですが、現在THEATER36〇が休止中のため公開時期については未定となっています。

 

深海 ―潜水艇が照らす漆黒のフロンティアー

深海は太陽の光は届かないため真っ暗で低温、そして高い水圧がかかる過酷な環境です。

この作品は、そんな深海の海底を無人探査機で追った作品で、駿河湾・沖縄トラフの深海底に到着するまでを撮影しています。

水深200mよりも深い深海に生息する特異な生物の世界を、ぜひ全方位360度に映し出されるシアターで体験してみてください。

 

人類の旅 ―ホモ・サピエンスの拡散と創造の歩み

人類はアフリカで誕生し、猿人、原人、旧人、そして新人(ホモ・サピエンス)へと進化してきました。

この作品は、そんな人類進化の道筋をたどっていて、作品の途中では、CGで復活した猿人や原人たちが、観客を取り囲み、圧巻の映像です。

 

宇宙138億年の旅 ―すべては星から生まれたー

この作品は、138億年前の宇宙の始まりから、私たちが暮らす地球の誕生までを描いています。

現在の宇宙にある全ての物質の始まりであるビッグバンや、太陽系の誕生など、宇宙や地球の歴史について体験することができます。

またこの作品では、俳優の竹中 直人さんがナレーションをしています。

 

海の食物連鎖 -太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れー

地球上には今では175万種をはるかに超える生物が存在していて、食物連鎖というネットワークの中で暮らしています。

この作品では、地球の表面の70%を占める海の中で、太陽の光エネルギーがどのようにして生物から生物にリレーされていくのかを知ることができます。

またこの作品では、俳優の竹中 直人さんがナレーションをしています。

 

恐竜の世界 -化石から読み解くー

この作品では、恐竜の骨や歯の形や関節の形から、恐竜たちがどのように暮らしていたか、その一端を想像することができます。

国立科学博物館の恐竜展示室のトリケラトプスが生息していた、緑豊かな白亜紀再末期の北アメリカの世界を想像してみましょう。

 

マントルと地球の変動 -驚異の地球内部―

地球の内部は岩石からなる地殻とマントル、鉄からなる核という層構造をしています。

その地球の大陸は、プレートの運動によって分裂移動し、海洋底は地球内部へ沈み込んでいき、そして地震や火山噴火をおこしながら、ときには大山脈を形成していきます。

この作品では、これらの変動のカギであるマントルの動きを地球内部から追いかけて行きます。

 

まとめ

上野 プラネタリウム 360 度 映画館

今回は、360度見渡せる上野の国立科学博物館のプラネタリウムについてご紹介しました。

また博物館の利用情報や、実際にプラネタリウムで上映されている作品についてもまとめてみましたので、事前にチェックして国立科学博物館のプラネタリウムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ぜひみなさんも360度の映像を楽しんで、本当にその場にいるような大臨場感を味わってみてください。


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