子供だけで飛行機旅をさせてみたい、子供だけで飛行機で移動をしないといけない。
そんな機会もあるかと思いますが、親御さんとしては子供だけで飛行機に乗って安全に目的地に到着できるか不安だと思います。
そこで今回は子供二人だけでの飛行機に関して、注意点や航空会社の行っているサービスについてまとめてご紹介していきます。
また航空会社によって変わりますが、子供だけで飛行機に搭乗することができる対象年齢についてもあわせてご紹介するので、子供だけで飛行機に乗せる予定のある親御さんは、ぜひ事前にチェックしてください。
目次
飛行機に子供2人だけで乗れるのか?
本当に飛行機に子供二人だけで乗ることができるのでしょうか。
以下に子供二人だけで飛行機に乗る場合の、対象年齢や注意点をご紹介します。
JALやANAの子供だけで乗れる年齢
日本の代表的な航空会社のJAL・ANAについて、子供だけで飛行機に乗れる年齢を調べたところ、どちらも6歳以上の子供から利用可能となっていました。
子供だけで飛行機に乗せようか考えている親御さんは、ぜひ対象年齢を参考にしてみてください。
LCCの代表格ジェットスターやPeachの子供だけで乗れる年齢
こちらではLCCの代表的な航空会社のジェットスターやPeachでの子供だけで飛行機に乗れる年齢を調べてみました。
(ジェットスター)
12歳以上から子供だけでも飛行機に乗ることができますが、一人での搭乗条件を満たしているか不明な場合は、年齢を証明する書類を確認する場合があります。
(Peach)
こちらも12歳以上から子供だけでも飛行機に乗ることができます。
子供二人だけの飛行機で注意したい点
子供二人だけで飛行機に乗ることになれば、子供も親御さんも不安になると思います。
当日不安にならないためにも、こちらでは事前の準備をまとめてみましたので、ぜひお子さんと一緒に参考にしてみてください。
ガイドブックでの予習
航空会社によっては飛行機に乗る前の準備から、飛行機が目的地に到着するまでの流れをまとめたガイドブックがあります。
ガイドブックには、飛行機に乗る前にどんなことを準備すればいいか、基本的な飛行機の乗り方、飛行機に乗っている間に周りの人に迷惑をかけないためのマナーなどが書かれています。
ぜひお子さんと一緒に飛行機に乗る前に読んで、飛行機の乗り方を予習しておきましょう。
持ち物の確認
飛行機内に持って行く持ち物について、どのように扱うのかも事前にチェックして、お子さんと一緒に確認しておきましょう。
飛行機が離陸中は携帯やゲーム機器の電源はオフにする、航空チケットは絶対に無くさないようよう肌身離さず持っておく、等飛行機特有の注意点もあります。
困ったときはCAさんへ
事前に予習をしても当日不安なことや困ったことがあるかと思います。
そんな時はCAさんへ質問するように、お子さんにしっかりと伝えておきましょう。
子供だけで飛行機に乗る・JAL国内線でのサービス(JAL国内線キッズお出かけサポート)
JALで行っている、子供だけで飛行機に乗る時のサービスについてご紹介します。
対象年齢
JALでは、6~7歳の子供だけで飛行機に乗る場合は、サポートサービスを必須としています。
また8~11歳の子供だけで飛行機に乗る場合は、必須ではありませんが希望によりサポートサービスを利用することができます。
出発地でのサービス
【スマイルメッセージ】
子供の健康状態などをCAに知らせることができます。
【搭乗口までの保護者のお見送り】
保護者が搭乗口まで子供に付き添うことができますが、子供一人につき付き添いは一人までです。
【事前改札サービス】
飛行機に搭乗する際に、優先的に機内へ案内してくれます。
サービス利用には、搭乗口係員に事前改札の希望を伝えましょう。
機内でのサービス
【JALオリジナルグッズ】
子供向けにオリジナルのグッズが用意されています。
【機内でのお手伝い】
飛行機内で困ったことや希望がある場合は、CAに相談することができます。
到着地でのサービス
【到着ロビーまで係員がご案内】
飛行機が目的地に到着後、到着ロビーまで係員が案内してくれます。
飛行機に子供だけで乗る・ANA国内線でのサービス(ANAジュニアパイロット国内線)
ANAについても、子供だけで飛行機に乗る時に行っているサービスについてまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてください。
対象年齢
ANAでも6~7歳の子供だけで飛行機に乗る場合は、サポートサービスが必要になっています。
また8~11歳の子供だけで飛行機に乗る場合も、必須ではありませんが希望によりサポートサービスを利用することができます。
出発地でのサービス
【ANAジュニアパイロット専用ホルダー】
ANAでは搭乗から到着までの流れを簡単に記載した「ひとりたびカード」と、専用のホルダーが渡されます。
こちらは目的地についてお出迎えの人と会うまで身に着けるようにしましょう。
【搭乗口までのお見送り】
保護者が搭乗口まで子供に付き添うことができます。
またANAでも付き添いの人数は子供一人につき一名となっています。
機内でのサービス
【ANAオリジナルおもちゃ】
機内では子供向けにANAのオリジナルのおもちゃをもらうことができます。
到着地でのサービス
【到着後のご案内】
目的地に到着後、CAが子供をロビーへ案内してくれるので、声を掛けられるまで座席に座っているように、子供にはしっかりと伝えておきましょう。
その後お出迎えの人まで子供を連れて行ってくれます。
【発着通知メール】
事前にメールアドレスを登録しておくことで、お見送り・お出迎えする人へ出発・到着時刻を知らせてくれます。
まとめ
今回は子供二人だけで飛行機に乗る場合の、対象年齢や航空会社で行っているサービスについてご紹介していきました。
また、各航空会社での具体的なサービスの内容についてもまとめてみましたので、今後お子さんだけで飛行機に乗る機会がある親御さんは、ぜひ参考にしてみてください。