皆さん「便利帳」ってご存じですか?
簡単に説明すると、あなたの生年月日を入力すると、今までの学歴を一瞬で計算してくれると言うものです。
履歴書などを書く場合にとても役立つツールなんですよ。
今回は、目的別にいくつかの便利帳を集めてみたのでそちらを1つずつ解説していこうと思います。
また、便利帳を使う注意点、便利帳を使って履歴書を書く場合の注意点、この2つの注意点についてもまとめていきます。
目次
【入学・年・月・日を調べる便利帳】目的別に集めてみました
便利帳と一言で言ってもいろいろ種類があります。
まずは、4つの便利帳について解説していこうと思います。
みんなの 知識ちょっと便利帳
https://www.benricho.org/nenrei/sotsugyo.html
最初にご紹介するのは、幼稚園からの学歴がわかる便利帳です。
自分の経歴を計算してもらうのに必要なのは、生まれ年と月だけです。
それを入力すると、自分だけの学歴が出てくるので扱いやすいと思います。
留年・浪人などのイレギュラーがなければ、とても見やすくわかりやすい便利帳だと思います。
クリエイトの生年月日早見帳
https://www.arbeit-jungle.com/article/library/gradList.php
こちらは、中学校からの卒業からの学歴がみられるようになっている便利帳です。
生まれ年を入力して計算するものではなく、すべての年の学歴が掲載されているので、自分の生年月日を探して、見つけるというものになります。
履歴書などには中学校や高校からの学歴がわかればいいので、余計な機能が付いていない、シンプルに使えるものだと思います。
転職ノウハウ入学卒業年度自動計算表
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/rirekisho/07
こちらは、生年月日すべてを入力すると、自動計算してくれるものになります。
この便利帳の機能がすごいのは、現役入学なのか、それとも浪人して何年か遅れて入学したのかを選べるようになっている点です。
また入学した後も、留年などで卒業が遅れた場合の計算もしてくれます。
人生いろいろありますので、このような機能がついているのは、とても使いやすいですよね。
看護師さん向け入学卒業早見表
https://www.medical-cubic.com/topics/rireki/nengo
最後は、看護師さん向けの便利帳です。
看護学校は、高校で看護科があったり、専門学校は3年通う必要があったりと、他の学校とは違う点があります。
それに対応しているので、学歴を書く際にとても便利にできています。
ちなみに、こちらは一覧表になっているタイプの便利帳ですので、段数の見間違えなどには注意してください。
便利帳を使うときに注意したい点
続いては、便利帳を使う上で注意したい点を3つほどご紹介しておきます。
4月1日生まれの人へ
4月1日生まれの人は年度が4月2日に変わるので、学校入学は1つ前の年度の入学となります。
なので、生年月日を入力するタイプ(特に年と月だけを入れるタイプ)の便利帳を使う場合には、3月と入力しなくては正しい計算ができません。
そのあたりは十分注意して使うようにしてください。
浪人・留年の場合
浪人・留年の計算ができる便利帳は多くはありません。
浪人や留年の経験がある人は、先ほどご紹介した「マイナビ転職」の便利帳を使うのが手っ取り早いです。
もし、使わない場合は、普通の便利帳で現役卒業の年から計算するようしてみてください。
元号の改元があった場合
元号が令和に変わり2年ですね。
元号が変わった年は新旧の元号が混ざってしまう事を避けて、改元した年の1月1日から、新しい元号で表記されるようになっているのがほとんどです。
特に、一覧表になっているタイプの便利帳を使う人は、自分で日付の計算をするようにしてください。
【番外編】便利帳を使って履歴書を書くときに注意したい点
便利帳を一番使うのは、履歴書を書く時だと思います。
なので、番外編としまして、便利帳を使って履歴書を書く注意点をご紹介します。
和暦と西暦を混ぜて使わない
履歴書の年号に、和暦・西暦のどちらを書いても特に問題はありません。
しかし、1つの履歴書に和暦・西暦を混ぜて書くのはNGです。
もし自分が面接官だったら、和暦・西暦が混ざった履歴書を見てどう思いますか?
経歴を追うのがとても大変ですよね。
相手のことを思って書くのも大切なことなので、和暦・西暦のどちらかに統一した履歴書としましょう。
和暦を略した表記では書かない
和暦をアルファベットに略して書く場面はとても多いですよね。
昭和は「S」、平成は「H」、令和は「R」など。
ですが、履歴書を書く上では、このように略した書き方はNGです。
また、上の行と同じという意味の「〃」の使用もやめておきましょう。
正式な書類では略した文字はNGですので、履歴書でも注意して書きましょう。
元号が変わった年の表記は「令和元年」が正解
元号が変わった年は「令和1年」と書くのではなく、「令和元年」と書きましょう。
また、令和だけでなく平成も「平成元年」が正しい表記となります。
計算していって、つい1年と書いてしまうかもしれませんが、正しい元年を使うように注意しましょう。
ただし、令和元年は5月からですので、それ以前の期間に履歴書に記載することがあった場合は、「平成31年」と書くようにしてくださいね。
まとめ
・自分の学歴が一瞬でわかる便利帳ですが、それぞれに特性があるので、自分に合うものを使うようにしてください。
・便利帳を使う上での注意点は、特定の人に限られてきますが、注意して書くようにして下さい。
・履歴書は読みやすさを重視して書くことが大切ですので、マナーを守って書きましょう。
便利帳について色々お話してきましたが、便利帳がどんなものか分かっていただけましたでしょうか?
学歴を思い出したいときや履歴書を書きたいとき、とても便利ですので、ぜひ自分に合った便利帳を使ってみてください。