横浜市営バスでは、同じく市営の地下鉄と組み合わせた、お得なフリーきっぷが発売されていて、これが横浜観光にぴったりです。
また、色々な特典の付いたフリーきっぷもあり、横浜観光の移動手段としてぴったりです。
他にも、子供にやさしいバスの割引制度や、高齢者の方向けの割引制度など、普段から使える制度もしっかりあります。
今回は、そんな割引制度やフリーきっぷについて、詳しくご紹介していきます。
目次
横浜市営バスでの子供区分と料金について
まずは、横浜市営バスの子供料金の区分がどうなっているのか、また、料金はいくらになるのかをまとめていこうと思います。
子供運賃の区分について
横浜市営バスの料金を支払う上での区分は以下のように分けられます。
- 大人:12歳以上(中学生以上)
- 小児:1歳以上12歳未満(小学生)
- 乳児:1歳未満
大人と一緒に子供が乗る場合の料金
幼児(1歳以上6歳未満)が保護者(6歳以上)と一緒に乗る時には、保護者1人につき幼児2名までが無料で乗ることが出来ます。
幼児だけバスに乗る時には、小児運賃を支払う事になります。
ちなみに、幼児が2人で乗る時には、2人分の小児料金を支払います。
横浜市営バスの子供料金
横浜市営バスの運賃は、均一運賃の路線と、運賃が変わる特殊路線の2つがあります。
基本的には、小児の料金は大人料金の半額です。
端数の計算は四捨五入となります。
横浜市営バス乗車券の割引制度
冬休みと夏休みに、子供運賃がお得になる制度について紹介します。
こども50円・100円
【実施期間】
冬休み:令和2年12月26日~令和3年1月6日
春休み:令和3年3月26日~令和3年4月4日
※夏休みはコロナウィルスの影響で休止となっています。
※今後の状況によっては、休止になる場合もあります。
【対象者】
小児
【対象区間】
通常110円(小児運賃)の区間
【支払い方法】
ICカードは使わず、現金のみの支払いとなります。
バスの運転手さんに、「子供です」と伝えてから現金で50円を支払います。
※タイトルにある100円は横浜市営地下鉄に乗った場合の料金となります。
横浜をお得に回れるフリーきっぷ
横浜観光にもってこいのフリーきっぷをご紹介していこうと思います。
ぜひ、観光の移動手段に使ってみて下さい。
バス1日乗車券
まずは、バスのみの1日乗車券をご紹介します。
紙式のものとICカード式ものの2種類あります。
紙式バス1日乗車券
有効期間:購入日当日
購入日と異なる日に使う場合は、運転手さんに申告する事
発売金額:大人券600円 小児券300円
発売場所:お客様サービスセンター、バス定期販売所、バス営業所、バス車内
グリーンライン及びあざみ野~戸塚間のブルーライン各駅
利用範囲:市営バス全路線、あかいくつ、ぶらり観光SAN路線、
横浜交通開発バス(61、70、117系統)
バスIC1日乗車券
- 有効期間:当日限り有効
- 発売金額:大人券600円 小児券300円
- 支払い方法:Suicaのチャージ金額より発売額を差し引く
- 発売場所:バス車内で販売
- 利用範囲:上記と同じ
バス・地下鉄1日乗車券
つづいては、市営のバスと地下鉄が乗り放題の乗車券です。
こちらも2種類のきっぷがあります。
紙券
有効期間:購入日当日
購入日と異なる日に使う場合は、運転手さんに申告する事発売金額:大人券830円 小児券420円
発売場所:お客様サービスセンター(センター南駅、新横浜駅、横浜駅、上大岡駅)
バス定期券発売所、バス営業所、バス車内、地下鉄駅
利用可能バス路線:市営バス全路線、あかいくつ、ぶらり観光SAN路線、
横浜交通開発バス(61、70、117系統)
使用方法:券面を地下鉄の改札係員さん、バスの乗務員さんに提示することで使えます。
紙券(裏面磁器)
- 有効期間:購入日当日
- 発売金額:大人券830円 小児券420円
- 発売場所:地下鉄駅券売機
- 利用可能バス路線:上記と同じ
- 使用方法:バスでは乗務員さんに提示、地下鉄では改札機に乗るたびに通すこと
みなとぶらりチケット
発売金額:大人500円 小児250円
利用範囲:市営バス 横浜~元町・港の見える丘公園、三渓園
市営地下鉄ブルーライン 横浜駅~伊勢崎長者町駅
発売場所:地下鉄駅、定期券発売窓口、市営バス車内、桜木町観光案内所、旅行代理店
取り扱いホテル、施設等
※取り扱いホテルが多いので、公式HPのURLより確認してください。
取り扱いホテルURL:https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/tanoshimou/kanko/burari/otokunajoushaken.html
特典:みなとぶらりチケットを提示するだけで、割引やプレゼントがもらえます。
※特典が多いので、URLより確認してください。
特典URL:https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/tanoshimou/kanko/burari/tokuten.html
みなとぶらりチケットワイド
ワイド版は新横浜駅も利用範囲内に入っています。
発売金額:大人550円 小児280円
利用範囲:市営バス 横浜~元町・港の見える丘公園、三渓園
市営地下鉄ブルーライン 横浜駅~伊勢崎長者町駅、新横浜駅
発売場所:地下鉄駅、定期券発売窓口、新横浜駅観光案内所、旅行代理店
取り扱いホテル、施設等
※取り扱いホテルが多いので、公式HPのURLより確認してください。
取り扱いホテルURL:https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/tanoshimou/kanko/burari/otokunajoushaken.html
特典:みなとぶらりチケットを提示するだけで、割引やプレゼントがもらえます。
特典が多いので、URLより確認してください。
特典URL:https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/tanoshimou/kanko/burari/tokuten.html
その他の割引制度
障がい者割引制度・敬老パスについて紹介します。
障がい者割引制度
【種別】
第1種・第2種身体障がい者
第1種・第2種知的障がい者
※年齢の制限はありません
【割引対象対象者】
本人及び介護者
【割引率】
普通乗車券:5割引
定期乗車券:3割引
敬老特別乗車証(敬老パス)
【対象者】
横浜市内に住んでいる70歳以上の希望される方
【対象交通機関】
・横浜市営バス(全線)
・横浜市営地下鉄(全線)
・金沢シーサイドライン(全線)
・市内民営バス路線
※利用できない交通機関
・みなとみらい線
・川崎市営バス
・「あかいくつ」
・空港連絡バス
・深夜急行バス
・高速バス
・直行バス
【申し込み方法】
必要書類を揃えて、返信用封筒で返信する場合と、高齢・障害支援課に行って手続きをする場合があります。
詳しくは、HPよりご確認ください。
【受け取り方法】
有料の人:市内郵便局で負担気を支払うと敬老パスが受け取れます。
無料の人:引換券を市内郵便局か高齢・障害支援課に持っていくと敬老パスが受け取れます。
【負担金額】
収入により負担額が変わりますが、負担額が最高金額になる場合は、年間合計所得金額が700万円以上の市民税課税の方で、負担金が20500円となります。
【パスの更新】
毎年10月1日
敬老パスの詳細は公式HPよりご確認ください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/kaigoyobo-kenkoudukuri-ikigai/ikigai-shakaisanka/keirou.html#keiroupasutoha
まとめ
- 横浜市営バスでは保護者1人につき、幼児2人までが無料となります。
- 敬老パスは仕組みが少し複雑なので、HPを見てもわからない場合は、直接問い合わせることをおススメします。
- お得きっぷは使いたい目的に合わせて、選ぶようにしてください。
ここまで、色々と紹介してきましたが、使ってみたいフリー切符などはありましたか?
横浜市内の観光に、お手軽な市営バスを使ていみるのも楽しいと思いますよ。