船橋三番瀬では、ホンビノス貝を採捕できます。
全国的にも船橋三番瀬は有名なホンビノス貝が採れるスポットなのです。
三番瀬での潮干狩りは有料・無料の2エリアに分かれています。
嬉しいことに、ホンビノス貝は無料エリアで採捕可能。
大あさりのような、ハマグリのような見た目のホンビノス貝。
実は海外のクラムチャウダーにも入っているんです。
ここではそんな船橋三番瀬での潮干狩りとホンビノス貝についてご紹介します。
船橋三番瀬海浜公園の基本データ
潮干狩りスポットの1つである船橋三番瀬海浜公園。
まず最初に、基本的なデータを知っておくとアクセスや準備もしやすいでしょう。
それら情報をまとめましたので、参考にしてください。
住所・最寄り駅
千葉県船橋市潮見町40番にあるのが船橋三番瀬海浜公園です。
最寄り駅は「船橋駅」もしくは「二俣新町駅」よりバスを利用してください。
バスで25分程度で到着しますが、交通状況によって前後します。
開催期間
2020年の船橋三番瀬海浜公園における潮干狩りは、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
なお、2019年の潮干狩は4月18日(木)~月9日(日)間での開催でした。
料金
2020年は中止でしたので、2019年の料金について確認していきましょう。
利用料金は
- 大人 430円
- 子供 210円
です。
利用料金とは別に、あさりの持ち帰りに別途料金がかかります。
100グラムあたり80円です。
駐車場・アクセス
駐車場は、船橋三番瀬海浜公園に用意されています。
1回あたり普通車500円、大型車2200円です。
アクセスは電車と車、それぞれの方法を見てみましょう。
- 電車の場合
JR総武線船橋駅南口・京成本線京成船橋駅、JR京葉線二俣新町駅いずれかで下車。
「二俣新町道バス停」より、京成バスシステムの「船橋海浜公園」行きのバスに乗車。
終点で下車。
約25分程度で到着しますが、渋滞している際にはそれ以上かかることもあるでしょう。
- 車の場合
京葉道路 原木インターチェンジから4km。
国道357号線 東京方面へ直進します。栄町交差点を越えたところを右、中央埠頭方面2つ目信号を左。
首都高 千鳥町インターから国道357に入ります。湾岸市川分岐を左、中央埠頭方面の地下道。
採れる貝
船橋三番瀬海浜公園の潮干狩りでどのような貝を採捕することができるのでしょうか。
代表的な貝をご紹介します。
- ホンビノス貝
- アサリ
- ハマグリ
- アオヤギ
などです。
「シオフキ」という貝も採捕できるのですが、これは砂を吐き出しきれない貝です。
ですので、食用としては不向きとされています。
ルール
船橋三番瀬海浜公園はあくまで「潮干狩り場」で採捕できる貝を持ち帰ることができます。
公園横にある立ち入り禁止区域では自生の牡蠣が生息していますが、絶対に持ち帰らないでください。
また、大型の熊手やスコップの使用禁止。
ペットの入場の禁止。
というルールもありますのでご注意ください。
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ホンビノス貝の栄養価
最近、少しずつ注目をされるようになったホンビノス貝。
船橋三番瀬海浜公園では、美味しいホンビノス貝を潮干狩りで採捕できます。
ここでは、そんなホンビノス貝の栄養価などを紹介していきます。
ホンビノス貝とは
「大あさり」や「白ハマグリ」と呼ぶこともあるホンビノス貝。
実は、北米からやってきた貝なのです。
意図的に移行したのではなく、恐らく貨物船のバラスト水に混ざっていたのが始まりではといわれています。
日本で発見されたのは千葉でした。
1998年のことですので、認識が薄いのも納得できるかもしれません。
栄養成分
ホンビノス貝は、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。
その他
- タウリン
- カルシウム
- ミネラル
- ビタミン
なども含まれているのです。
コレステロールの分解をサポートし、疲れの原因の1つとなる乳酸の蓄積を抑えてくれるタウリン。
これが含まれているので、栄養価が高く豊富なので、滋養強壮にも良いと注目されています。
うまみ成分
ホンビノス貝には「グルタミン酸」「コハク酸」という、うま味成分も含まれているのです。
この2つの成分についてまとめていきます。
- グルタミン酸
アミノ酸の一種類で、うま味を追加するために調味料にも含まれている成分です。
昆布や野菜に含まれていることが多いでしょう。
- コハク酸
コハク酸は貝類に含まれているうま味成分で、有機酸の一種です。
この2つのうま味成分がホンビノス貝で堪能できるのです。
これだけでも、いかに美味しい貝であるかが見えてきます。
ホンビノス貝の美味しい食べ方
採捕して持ち帰ったホンビノス貝。
少しでも美味しく食べたいものです。
そこで、さらに美味しく食べるためのポイントをご紹介します。
重要なのは「塩抜き」
ホンノビス貝は下処理が不要な貝でもあります。
ですので、手間がかかりにくいのです。
ただ、塩気が多いという特徴もあります。
調理の際の味付けに注意したり、スープや汁物の場合は水分量に気を付ける必要があるのです。
このことから、塩抜きをオススメします。
塩抜きの方法はとても簡単です。
- ホンビノス貝の表面を良く洗う
- ボールなどを用意し、水を張りホンビノス貝を2時間~3時間ほどつけておく
これだけで良いのです。
冷凍保存も可能
潮干狩りで採捕した量を1回で食べきれないということもあるでしょう。
ホンビノス貝は「冷凍保存」が可能なのです。
これも嬉しいポイントです。
冷凍保存方法を以下、まとめていきます。
- 塩抜きをする
- ホンビノス貝がつかるくらいの水を入れて火にかけます
- 貝が開いたら身を取り出す
こうしてむき身にして、フリーザーバッグで密閉して冷凍保存してください。
貝から出汁がたくさんでるので、沈殿物を越してゆで汁と合わせて保存すると良いでしょう。
美味しい出汁が魅力
美味しい出汁が魅力のホンビノス貝。
いくつか、簡単に作れるレシピをご紹介します。
https://cookpad.com/recipe/3128117
調理が面倒だという時でも美味しく食べられる一品。
疲れている時にもホッとできるお吸い物です。
https://cookpad.com/recipe/3922323
キャベツがホンビノス貝のうまみをしっかり吸ってくれます。
そのままでももちろん、パスタと合わせるのもオススメです。
https://cookpad.com/recipe/3874052
うま味を余すことなく食べられるレシピです。
残り野菜を入れても美味しく仕上がります。
まとめ
- 船橋三番瀬海浜公園では美味しいホンビノス貝が採捕できる
- アクセスや料金、駐車場は事前確認しておくと安心
- さまざまな貝を採捕できますが、ルールを守って楽しく潮干狩りを行う
- ホンビノス貝は栄養価も高く調理幅も広い
船橋三番瀬での潮干狩りでは、ぜひともホンビノス貝に注目してみてください。
使い勝手もばつぐんで、美味しく食べられる魅力ある貝です。
潮干狩りを行う際、日焼け対策なども同時に考えておくと良いでしょう。