春の風物詩ともいえる潮干狩りですが、春とは言え、日本の蒸し暑い初夏の中での潮干狩りは体力を奪われることがあります。
また、足に砂がついたまま車に乗ると、車が砂で汚れてしまいます。潮干狩りの翌日の掃除は大変。
そんな思いをしなくても済むのであればうれしいですよね。
この新舞子潮干狩り場では休憩所が充実しており、休憩所の利用と潮干狩り入浜料がセットになったチケットが販売されています。
瀬戸内海国立公園内にある新舞子潮干狩りの場は、干潮時には500m以上も潮が引くほどの遠浅の海岸で、夏には海水浴も楽しめる関西屈指の潮干狩りの会場です。
新舞子潮干狩り場の休憩所3選
新舞子潮干狩りの場の休憩所を3カ所ピックアップしましたので、ここでご紹介します。
休憩所の中には宿泊することができる場所もあります。
海岸物語
【料金】
・大人 1,000円(中学生~)
・子供 600円(小学生)
・幼児 400円(3歳~5歳)
【営業時間】
平日 10:00~17:00
土日祝 9:30~17:00
【営業期間】
7月1日(水)~7月17日(金)までは土日祝日のみ営業
7月18日(土)~9月初旬まで通常営業
【含まれるもの】
飲食持込可
温水シャワー(¥500/回)が使い放題
空気入れ無料
貴重品ロッカー(¥100/回)利用可
瀬戸の浜
【料金】
・大人 1,600円
・子供 1,000円
・幼児 500円
【営業時間】
9:00~9:00
【営業期間】
1月3日~12月31日
【含まれるもの】
潮干狩り入場料
休憩所利用料
瀬戸の浜は宿泊もできる施設です。潮干狩りの場合の営業時間等は異なる場合がありますので、ご利用の際にはあらかじめ確認しましょう。
かもめ
【料金】
・大人 1,600円(中学生以上)
・子供 1,000円(小学生)
・幼児 500円(3歳以上)
【営業期間】
4月18日~6月28日
【含まれるもの】
潮干狩り入場料
休憩所利用料
大人と子供にはアサリのお土産付き
新舞子潮干狩り場の基本データ
関西屈指の潮干狩り場と言えば新舞子潮干狩り場。
新舞子潮干狩り場の基本データをまとめてみました。
住所・最寄り駅
- 住所:兵庫県たつの市御津町黒崎1414
- 最寄り駅:山陽電鉄網干駅
開催期間
4月1日~6月30日
年によって開催時期が違うので事前に確認してください。
料金
- 大人 1,400円
- 小学生 800円
- 幼児 400円
駐車場・アクセス
公共交通機関を利用の場合:山陽電車網干駅より神姫バスで約12分、新舞子バス停下車
車を利用の場合:山陽電車網干駅より車で約10分
潮干狩り、海水浴のシーズンには臨時バスが運行しています。
- 駐車場:1,000台駐車可能(1日500円)
採れる貝
新舞子潮干狩り場では、ハマグリやマテ貝、アサリが採れます。
2018年に播磨灘で採れた貝から規制値を上回る貝毒が検出されたことにより、安全が確認されるまでは、持ち帰りを禁止しており、その代わり国産のアサリをお土産としてくれるようになっています。
潮干狩りでとれたアサリやマテ貝等の二枚貝と海水は安全が確認されるまでは、持ち帰らないようにしましょう。
安全が確認されたら、再訪してたくさんのアサリをゲットしてください。それまでは我慢です。
↓【お出かけ前に要確認】潮干狩りの持ち物、服装、注意点はこちらより↓
潮干狩りに着ていく服装・ファッションは何が良いのでしょうか? 水濡れや日差し対策など、潮干狩りならではのポイントを押さえた服装が重要になります。 そこで今回は、潮干狩りにぴったりな親子の服装をまとめま ... 続きを見る
潮干狩りの服装・ファッションは?初心者の気になる注意点もご紹介!
アサリに含まれるタウリンについて
潮干狩りと言えば、アサリ。自分で採ったアサリの味は格別ですよね。酒蒸し、お味噌汁やパスタなど様々な料理法があり、毎日食べても飽きないくらい。
アサリは美味しいだけでなく、栄養価も高い食品です。アサリの栄養素であるタウリンについてご紹介します。
タウリンの含有量
アサリ100G中に約380㎎のタウリンが含まれています。
疲労回復効果
タウリンには疲労回復効果があります。
筋肉の疲労や摩耗の原因となっているのが老廃物。その老廃物を体内に排出するのを助け、筋肉細胞に対するダメージを軽減する効果があります。
肝機能回復効果
タウリンが肝臓に効くという話はよく聞く話ですよね。
タウリンは、肝細胞の膜を丈夫にしてくれる働きがあります。また、肝臓の解毒作用を強めるだけでなく、血液中の中性脂肪を減少させる働きもあるのです。
まとめ
関西でも指折りの潮干狩り場である新舞子海岸は、干潟が現れる美しい海岸です。春には潮干狩りが楽しめ、アサリやハマグリなどの二枚貝を採ることができます。
2020年現在では規制値を上回る貝毒は検出されていませんが、潮干狩り場で採った二枚貝を持ち帰ることは今のところ禁止されています。
その代わり国産の安全が確認されたアサリをお土産としていただくことができます。
また、近くには宿泊することもできる休憩所がいくつかあり、おいしいお食事も楽しむことができます。
干潟に沈みゆく夕陽を眺めると、心がどこかほっこりとする気持ちになるでしょう。
潮干狩りには最適な海岸ですが、絶景も楽しむことができる穴場スポットかもしれません。
ぜひ来年の春には潮干狩りを楽しみ、夏には海水浴を楽しみ、秋には夕日を楽しみ、四季折々の顔を見せる新舞子海岸を訪れてみませんか。