学校の課題でよくあるのが、入学後の抱負について書く作文です。
抱負を書くと言っても、どんな書き出しで始めてどのようにまとめれば良いのかわからないという人も多いようです。
そこで、入学後の抱負について書く作文の書き出しからまとめまでの書き方や気をつけたいポイントなどを紹介します。
また、中学、高校、大学とでは書く内容が大きく変わります。
そこで年代別に分けた作文の書き方についても紹介していきます。
目次
【入学後の抱負】作文の書き出しからまとめまでの流れ
入学試験や入学後の課題で、入学後の抱負について作文を書くことがあります。
いったいどんなことを書いたら良いのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、特に悩みがちな書き出しからまとめまでを一連の流れに沿って説明します。
初めに抱負や目標を書く
入学後の抱負についての作文は、まず書き出しに自分の抱負はどのようなことなのかを書きます。
自分の抱負はこの作文の結論になりますが、あえて冒頭の書き出しで伝えるのがポイントです。
自分の抱負を宣言することからスタートして、自分の思いをはっきりと伝えます。
抱負には自分の目標や入学後に成し遂げたいことを書きましょう。
勉強や部活、学生生活のことなど、いろいろな面から考えた上でこれだと思うことを見つけて下さい。
抱負の理由
次に、その抱負にした理由を詳しく書いていきます。
入学後の抱負を決めた理由は様々だと思います。
「これからの学生生活で克服したい」や「改善したいから」などの理由を詳しく説明しましょう。
その際に、これまでの自分の経験や失敗や後悔したことなどを踏まえて説明すると、より抱負に込めた思いが伝わりやすくなります。
自分の抱負がありきたりだと思っても、その抱負にした理由は皆それぞれですので、自分の経験や思ったことを書きましょう。
まとめは抱負を実現するための計画を書く
まとめ部分には、「その抱負を実現するためにこんなことを行っていく」という意思を書きます。
これからの過ごし方について書く内容になりますので、具体的な行動や気持ちの持ち方を書くようにしましょう。
あまりにも現実味のない内容や、続かないだろうと思われてしまうような内容は好ましくありません。
ハードルを上げるよりも、ハードルを一段階下げて確実に実現できる内容にした方が信頼性が増します。
入学後の抱負を書く時のポイント
入学後の抱負について作文を書く時にはいくつか気をつけたいポイントがあります。
ここでは、そんな作文のポイントを紹介していきます。
前向きな内容にする
これからスタートする学生生活を、前向きに考えて取り組むという意思があらわれる内容の作文にすることが大切です。
前向きな文章は、積極的になんでも取り組める人だという印象を与えます。
逆にマイナスなことばかりの内容は、「やる気がない人」のイメージを持たれてしまう可能性も。
作文を読んだ時に、前向きな姿勢や夢や目標に向かって頑張る準備をしている姿が思い浮かぶような内容にしましょう。
構成はシンプルに
読む人が理解しやすい作文は、シンプルな構成であることがポイントです。
結論を始めに書き、次にその結論に向けた理由、最後に今後の計画とまとめという3段階で十分わかりやすい作文ができます。
言いたいことや伝えたいことがたくさんあっても、あれもこれも書くのではなく、伝えるべき内容をシンプルに書くということが大切です。
自分の抱負に自信を持つ
自分の抱負を恥ずかしがって素直に書けない人や、自分の抱負に自信が持てない人も少なくありません。
「こんなことを書いたら笑われるかな」などと思って本当の気持ちを書けない人がいます。
しかし、自分の抱負や目標は、他人が良し悪しをつけることではありません。
自分の目標や夢は、自分だけのものですので、自由に思ったことを素直に書きましょう。
年代によって抱負の視点を変えよう
年代によって考え方や抱負に対する視点が変わってきます。
視点が変わると作文全体の表現や雰囲気も大きく変わります。
ここでは、中学、高校、大学の年代別にそれぞれの年代に合った書き方を紹介していきます。
中学生の抱負
中学生の抱負を書く作文では、具体的な抱負に対して自分の気持ちがどう変化したのかも表現できるとさらに興味深い作文になります。
抱負に対して自分がどのような考えを持っているのかをアピールすることで好印象を与えます。
高校生の抱負
高校生の抱負を書く作文では、自分の抱負を複数あげるのもおすすめです。
高校生活で大切だと思われる抱負を様々な分野からピックアップします。
さらにそれぞれの抱負に対して自分はどのように何をするかを明確に書くと、様々な分野で積極的に頑張ろうとする意欲が感じられます。
大学生の抱負
大学生の抱負を書く作文では、自分の将来像を踏まえた抱負を書くと良いです。
将来に繋がることや、将来に向けて身につけておきたいことなどを抱負としてアピールすると、大学生活の過ごし方が想像しやすくなります。
将来のビジョンを描きつつ、社会人になる前にやっておきたいことや興味があることを思う存分アピールしましょう。
まとめ
入学後の抱負について書く作文は、冒頭にて抱負を書き、自分の思いを宣言するのがおすすめです。
抱負を考える際には、自分の興味のあることや挑戦してみたいこと、将来像などを考えると見つかりやすいかもしれません。
ぜひ今回ご紹介した作文の書き出しからまとめまでを参考にして、自分の思いを100%表現できる作文を書いて下さい。