皆さんは、お祭りごっこで手作り屋台をするなら、どんな屋台をやってみたいですか?
今回は、手作り屋台をするまでの準備の流れと、簡単に準備が出来て楽しい屋台にぴったりのゲームをまとめていこうと思います。
また、屋台ごっこを家でやる場合におススメの屋台や、楽しみ方の一工夫を紹介していこうと思います。
目次
【お祭りごっこ】手作り屋台を楽しむためにみんなで準備をしよう!
まずは、手作りの屋台を楽しむためには、どうしたらいいのか準備の流れを解説していこうと思います。
どんな屋台がやりたいか子どもたちと話し合おう
幼稚園・保育編で手作り屋台をやる場合、年齢に合った話し合いを進めていきましょう。
《4、5歳》
自分たちで、屋台のアイディアを考えることが十分できます。
昨年までの経験などを元にして、自分たちがやりたいものを自分たちで、決めることが出来るでしょう。
ただし、上手くアイディアがまとまらない場合は、先生が少し間に入ってあげると、上手く話し合いが上手くいくでしょう。
《2、3歳》
先生のサポートがあれば、やりたい屋台を決めることが出来ます。
いくつか候補を選んでおいて、そこから自分たちのやりたいものを選ぶというのはいかがでしょうか。
子どもたちの反応を見ながら、先生方は判断してあげてください。
《0、1歳》
自分たちで、屋台をやる事は難しいので、何か商品を作るという時にお手伝いをしてもらいましょう。
自分たちが出来る範囲の事を一生懸命やれば、みんなで作った手作り屋台となりますよ。
やりたい屋台が決まったら商品やゲームの準備をしよう
子どもたちがやりたい屋台を決めたら、製作作りに取り掛かりましょう。
子どものアイディア通りのものが作れるように、様々な材料を準備しておきましょう。
例えば、折り紙や画用紙はもちろん、いろいろな空き箱や、ペットボトルなどです。
あらかじめ、家庭にも連絡しておき、材料調達がスムーズにいくようにしましょう。
お祭りごっこ当日はお客さんと店員さんに分かれて楽しもう
お祭りごっこの店員さんは、3歳以上の子どもが担当すると良いでしょう。
1つの屋台に5人から6人で店員さんを行う方が、スムーズにお客さんの相手をすることが出来ます。
なので、クラスであらかじめグループを作っておき、交代制を取る事をおススメします。
店員さん以外の時間は、お客さんとなりお祭りを存分に楽しみましょう。
ちなみに、2歳の子どもも短時間なら、店員さん役を出来る子もいると思います。
積極的に、お祭りに参加させてあげてください。
そして、1歳以下の子どもは保護者と一緒に、お祭りを見てまわり、お祭りごっこを体験させてあげるようにして下さい。
手作り屋台で楽しみたい簡単に出来るゲーム5選
続いては、お祭りごっこに欠かせない簡単ゲームの作り方を5つご紹介します。
ペットボトルボーリング
ボウリングのピンはペットボトルで作ります。
ルールは簡単、ボールを転がしてペットボトルを倒すだけ。
準備はとっても簡単ですよ。
《材料》
・大きいペットボトル6本または10本
・大き目のボール
・養生テープ
・装飾用のカラーテープ
《準備の仕方》
① ペットボトルを装飾用のカラーテープなどで飾り付ける
② ペットボトルに少量の水を入れて、ピンの倒れ具合を確認する
③ 投げる位置に養生テープでしるしをつけておく
④ 会場に制約がある場合は、段ボールで柵を作りましょう
※投げたボールが遠くへ行ってしまわないように
《ポイント》
・ペットボトルに入れる水の量は倒しやすさなど考慮して調整しましょう。
・1ゲーム2回投げて、倒れた本数で得点を競いましょう。
・ピンが10本の方が本格的です。
空き缶ボールあてゲーム
積み上げた空き缶にボールをあてて倒すゲームです。
ボールを当てると缶が弾け飛ぶのは、とても爽快感がありますよね。
《材料》
・空き缶
・ボール
・養生テープ
・ビニールテープ
《準備の仕方》
① 空き缶の飲み口で手を切らないようにビニールテープで塞いでおく
② 台の上に空き缶をピラミッド状に積み上げる
③ ボールを投げる位置に養生テープを貼る
《ポイント》
・倒れた空き缶の本数によって得点が変わります。
・屋台を壁際や窓際にすると、缶の大きな飛び散り防止にもなります。
新聞紙ダーツ
ダーツを新聞紙で作り、的の穴に通すゲームです。
ダーツを通す穴の大きさによって難易度が変わってきます。
《材料》
・新聞紙
・セロハンテープ
・段ボール
・スズランテープ
・ヒモ
・カッター
《作り方》
① 新聞紙を棒状に丸めてセロハンテープで固定
② スズランテープで尻尾を付ける
③ 平たい大きな段ボールに、的の穴をいくつか開ける
④ 段ボールの角に紐をつけて、程よい高さになるように吊るす
⑤ ダーツを投げる位置に養生テープを貼る
《遊び方》
・的の穴に向けて新聞紙ダーツを投げます。
・得点や投げる本数は、好きな数に決めてください。
《ポイント》
・段ボールは可愛くデコレーションすると良いでしょう。
・段ボールに、点数をあらかじめ書いておくと、合計点数を競い合いやすいですよ。
坂道ボールコロコロゲーム
坂道を作り、ボールを転がさせて、紙コップに当てて崩すというゲームです。
このゲームなら、小さな子でも挑戦しやすいですよ。
《材料》
・紙コップ
・油性のペン
・ゴムボール
・坂道用の板と箱
《準備の仕方》
① 紙コップに油性のペンでデコレーションする
② 紙コップをピラミッド状に重ねる
③ 空き箱の上に板を傾けて乗せ、坂道を作る
《ポイント》
・遊ぶ子どもの年齢によって、ボールの大きさを変えてみましょう。
・1回あたり、3級まで遊べるなどのルールを作りましょう。
・ボールをミニカーなどで代用すると、男の子などに好評だと思います。
カメすくいゲーム
すくうのは、ペットボトルの蓋と牛乳パック作ったカメです。
縁日にあった、カメすくいの屋台を再現してみたものになります。
《ペットボトルの蓋のカメの作り方》
*材料*
・ペットボトルの蓋
・牛乳パック
・はさみ
・ボールペン
*作り方*
① 牛乳パックの側面の一面をはさみで半分に切る
② 牛乳パックの表面にペットボトルの蓋で円を描く
※中心よりちょっと下に書きましょう。
③ カメの頭と尻尾を書く
※後々、蓋の中に押し込むので、首と尻尾を長めに書く
④ 手足も長めに書く
⑤ 線に沿ってはさみで切り取る
⑥ ペットボトルの蓋に奥までしっかりと押し込む
⑦ ボールペンでカメの顔を書けば、できあがり
《材料》
・ペットボトルの蓋で作ったカメ
・粉洗剤用のスプーン
・お椀
・ビニールプール
・ブルーシート
・水
《準備の仕方》
・ビニールプールに水を入れる
・室内で遊ぶときにはビニールプールの下にブルーシートを引いておきましょう
《ポイント》
・粉洗剤の計量用のスプーンがすくうのにぴったりですが、他のスプーンでも代用できます。
保育園・幼稚園だけでなく自宅でもお祭りごっこを楽しもう
お祭りごっこは、幼稚園や保育園だけでやるものではなく、自宅でも本格的なお祭りごっこができますよ。
そのアイディアについてご紹介していきます。
お家屋台は食べ物屋台がおススメ
自宅では、製作品を売ったり、ゲームをしたりするよりも、食べ物のほうが気軽に始められますよ。
今は、コロナウィルスの影響でホームパーティーなどは出来ませんが、落ち着いてきたら、家族だけでなくお友達を呼んで、お祭りごっこをしても良いと思います。
屋台メニューの工夫の仕方
それでは、屋台メニューの工夫についてご紹介します。
メニュー選び
メニューは、凝ったものを用意しなくても良いんです。
お父さんのおつまみに取ってあった枝豆や、冷凍庫に残っていたフライドポテトを揚げるだけでもいいでしょう。
屋台メニュー定番の焼きそばは必須メニューだと思います。
たこ焼き器を持っていれば、メニューに入っていると喜んでもらえるでしょう。
少し、凝ったものを準備したいという時には、チョコバナナなどを揃えるのも良いと思います。
子どもも好きなメニューなので、喜んでくれること間違いなしです。
1人前ずつの盛り付け
盛り付けの工夫としては、
- 紙コップや紙皿などの方が、屋台っぽさが出ます。
- 紙コップは、無地の白いものを選ぶよりも、デザインがあるものを選んだほうが、お祭り気分を盛り上げることが出来ます。
- 1人前ずつ盛り付けてみましょう。
というような工夫をするだけで、お祭りごっこをリアルに楽しめます。
飲み物も用意
ジュースやお茶など、子どもの飲む分はすぐに揃えられますよね。
ただ、お祭りごっこをやるのであれば、大人の気分も上がるように、アルコール類の準備もしてみましょう。
ビールがお祭りには合っていると思いますよ。
レジスターや引換券でよりリアルに楽しもう
更に、お金のやり取りも行ってみましょう。
金券を作り、食べ物の引換券を買うという体験をしてみましょう。
金券や引換券は、手作りとなりますが、また使う機会もあると思いますので、家族みんなで作ってみましょう。
レジスターはおもちゃのものを使っても良いですし、段ボールなどで手作りすると、手作り感をさらに盛り上げてくれると思います。
まとめ
- 手作り屋台は、年齢に合わせて準備の方法を変えていきましょう。
- 手作りゲームの屋台は、誰でも遊べて、準備も簡単なものを選べば、小さな子も楽しめますよ。
- お家でお祭りごっこをするのであれば、ホームパーティーにもなりそうな、食べ物屋さんがおススメです。
お祭りごっこは、商品となる製作品を作ったり、ゲームを用意したり、準備にも時間がかかりますよね。
準備期間も楽しめるように、大人が手助けをしてあげてくださいね。