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2014年以降は開催中止! あの花火大会露店事故はなぜ起きた!

夏のイベントといえば花火大会です。

訪れた人達のにぎわい、露店の活気がさらにワクワク感をかき立てます。

花火大会 事故 2014 やきとり

しかし、2013年に、ある花火大会会場で、大きな事故が起きてしまいました。

当時ニュースで報道された際、流れた動画を見て、とても衝撃をうけました。

なぜ、このような事故が起きてしまったのか、事故のその後もまとめてみました。

 

福知山花火大会での悲惨な事故

この事故は、京都府福知山市の夏のイベント「ドッコイセ福知山花火大会」にて発生しました。

同花火大会は、京都府で行われる花火大会の中でも、大きな花火大会です。

多くの人達で賑わい、花火を今か今かと待っていました。

花火大会メイン会場内に、ベビーカステラの屋台がありました。

ベビーカステラの屋台店主が、発電機に、燃料のガソリンを給油しようと、携帯缶を開けた際に、観客側にガソリンが噴出してしまい、店側に向きを換えた時に、引火し、爆発を引き起こしたのです。

花火大会 事故 2014 ガス

 

原因は取扱者の不注意な行動

ガソリン携帯缶を炎天下に長時間置いていました。

ガソリンは、常温でも気化し、小さな火種でもすぐ引火する物質です。

気化した蒸気は、空気よりも重いので、留まりやすく、火気を少しでも近づけると、簡単に引火します。

高温になり、ガソリンが気化したことにより、携帯缶の内圧が高まっていました。

携帯缶から給油する際は、高圧により噴射されることを防ぐために、携帯缶のエア調節ねじを緩めて、ガスを抜いてから補充しなければいけません。

このベビーカステラの屋台店主はそれを怠ってしまいました。

案の定、ガソリンが周囲の人や物に降りかかり、慌てて店側に向きを換えるも、店側には火気があります。

ガソリンの蒸気によって引火し、携帯缶に移り、爆発に繋がってしまいました。

きちんとガソリンの特徴、携帯缶の扱い方を理解し、守っていれば起こらなかったでしょう。

 

犠牲者の中には小学生も

この爆発事故で、犠牲者3名、負傷者59名が発生しました。

犠牲者の中には、小学生の男の子「空くん」もいました。

メイン会場の屋台群の裏側は、コンクリートの階段になっています。

階段に座って花火を観覧する人もたくさんいました。

空くんは、爆発の原因となった、ベビーカステラ屋台の横付近の階段に座って、花火が始まるのを待っていたそうです。

そして、店主の軽率な行動により、爆発が引き起こされ、空くんは、全身に大きなヤケドを負いました。

病院に運ばれた後、集中治療室に入った空くんは、爆発事故4日後19日になくなりました。

報道で見た時は、とても悲痛な気持ちになりました。

もっと遊んだり、色々とやりたいこともたくさんあったことでしょう。

花火大会もその一つで、とても楽しみにしていたはずです。

そんな空くんを奪ったこの事故は、とても悲惨な事故です。

 

事故のその後

報道で動画を見た際、その光景に衝撃を受けました。

この大事故が起きた時、現場は騒然としていました。

消化活動が行われ、負傷者は救急車で運ばれ、現場検証が行われ、お祭りどころではありませんでした。

このお祭りはどうなったか、容疑者は何の罪に問われたのか、まとめました。

花火大会 事故 2014 救急車

 

花火大会、イベントは?

爆発事故発生後、同花火大会は中止となりました。

楽しみにしていた方も、まさかこのような大事故が起こるとは思わなかったでしょう。

しかし、起きてしまったのです。

この大事故の影響で、その年の福知山市の夏祭りは、次々と中止になりました。

同花火大会を、2014年以降開催するかは検討中ですが、今現在も開催はされていません。

京都府内でも花火大会中止が相次ぎました。

 

容疑者の罪状は

ベビーカステラ屋台店主の被告は、今回の屋台爆発事件で、業務上過失致死傷罪で逮捕されました。

判決は、禁錮5年の刑。

この事故で、被告自身も、全治3ヶ月以上の重傷ヤケドを負い、面会謝絶になりました。

しかし、重傷のヤケドで入院された被害者はたくさんいます。

今もなお通院されている方もいることでしょう。

被告は、公判後の記者会見で、頭を下げ、遺族と被害者への謝罪の言葉を述べています。

今後どのような形でもいいので、償っていってほしいと思います。

 

こんな悲惨な事故が起きないために

花火大会 事故 2014 スマホ

ガソリン、携帯缶を扱う場合は、ガソリンの特性、携帯缶の使用について知っていなければいけません。

祭り開催者も、ガソリンを持ち込む屋台を把握し、事前に教育していたのでしょうか。

ガソリン爆発の威力は大きく、小さな火種でもガソリンは燃えます。注意して取り扱わなければいけない、危険物なのです。

この花火大会の事故は、一生消えることのない、傷跡を残しました。

このような事故が二度と起きないよう、屋台出店者のガソリン取扱いを徹底し、安全面に注意して欲しいと思います。


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