近年、韓国は気軽に行ける国として日本では人気があります。
K-POPカルチャーやファッション、チーズハットクやカフェ文化など、韓国好きな方は大勢いるはず。
その中でも釜山で開催される世界最大規模の花火大会はご存知でしょうか。
毎年、世界中から100万人を超える観光客が押し寄せ、花火と音楽を楽しむ大イベントになっています。
本記事では、釜山花火大会の見どころ、観覧場所、チケットの入手方法を紹介します。
釜山花火大会の見どころは?
日本の花火大会は、夏の風物詩として親しまれています。
日本独自の花火技術はとても繊細でしみじみとした気分にさせてくれるもの。
対して韓国の花火大会は、観光面の収入の関係から秋頃に開かれることが多く、音楽やレーザービームとともに楽しむ「ショー」のようなものになっています。
釜山花火大会も例外ではなく、ド派手なレーザービームや音楽に合わせ、これまたド派手な花火が上がります。
その数なんと一時間に八万発!
花火の色もとってもカラフルです。
広安大橋に映る花火と水面のコントラストが本当に綺麗なんです。
これを見たら他の花火大会は見れないなんて方も…。
それだけではなく、前夜祭としてK-POPアーティストのコンサートが開かれます。
音楽と花火を同時に楽しめるなんて、世界中探してもなかなかないですよね!
どこで開かれるの?
釜山花火大会は広安里海水浴場 で開かれます。
ビーチ沿いにはお店が並んでいて、お酒を飲むことが出来ます。
広安大橋と海の景色がとても美しいビーチなので、花火大会だけではなく普段の観光として訪れても楽しいですよ。
おすすめの観覧場所は?
やはりおすすめは浜辺で見ること。沢山の花火が大迫力で見ることが出来ます。
ただし、音楽が流れているためスピーカーの近くは少々うるさいかもしれません。
もちろん、有料の観覧席チケットも販売されていますので確実に良い席をゲットしたい方はチケットを購入してみてくださいね!
「花火は見たいけど、人混みはちょっと苦手かも…」
そんな方には穴場をお教えします。
なんと、ヨットハーバーでみることが出来ます。人混みも少ない穴場スポットですよ。
運が良ければ広安里海水浴場と海雲台の両方から打ちあがる花火を見ることが出来ます。
お金に余裕があれば会場近くのホテルを取ってお部屋でゆっくり見る方法もあります。
やはり花火大会の時期はホテルの料金はかなり高くなってしまいますが、人混みが苦手な方にはおすすめです。
チケットの入手方法が知りたい!
「釜山花火大会 チケット」で検索すると、予約サイトが出てきます。
ただし開催まで時間があり、まだ受付を開始していないのでこまめなチェックが必要です。
日本から釜山花火大会観覧ツアーが出ているので、韓国語に自信がない方はツアー参加をおすすめします。
おすすめの服装・持ち物
釜山の11月の平均気温は約11℃。11月は気温の変動が大きくなってきます。
ここでは、おすすめの服装と持ち物を紹介します。
基本は長袖で!
夜になると一気に冷え込むのが11月の釜山。
「長袖+パンツ+スニーカー」が良いでしょう。
歩き回りますし、人混みのが凄いので怪我に気を付けてください。
また、上着を持っていくと脱ぎ着が出来るので便利です。
財布、スマホ
どこに行くにもこれは基本です。
無くさないように上着のポケットに入れたり、サコッシュに入れておきましょう。
韓国はキャッシュレス普及率が世界一!
海外でも使えるクレジットカードを持っていくと便利です。
レジャーシート
浜辺で見るのであれば持っていきましょう。
椅子を持っていく方もいますが、よりくつろげるのはレジャーシートです。
飲み物や軽食
人混みが多いので、買いに行くのも戻るのもい大変です。
出店ではぼったくられる観光客が続出しているようです。
事前にスーパーやコンビニで購入しましょう。
花火大会の注意点
開催時間よりもかなり早い時間で着けるようにスケジュール調整はしておきましょう。
タクシーやバスは混むので、地下鉄で移動するのがおすすめ。
人混みが凄いので、トイレはあらかじめ済ませておきましょう。
トイレに行って戻るまで一時間かかるなんてことはザラです。
事前に使用可能なトイレも確認しておきましょう。
持ち物はなくさないように貴重品は肌身離さず身に着けておきましょう。
釜山は比較的治安の良いところだと言われていますが、それでもスリや置き引きには気を付けてください。
そして、花火大会といったら出店。
美味しそうな出店が沢山立ち並ぶ釜山花火大会ですが、日本人はお腹を壊すことが多いのだそう。
お腹に自信のない方は避けた方が良いかもしれません。
しかも、屋台はいわゆるぼったくり価格(例えばコーヒー一杯が日本円で八万円など)で販売されることも多いのだそう。
食べ物や飲み物は近くのコンビニやスーパーで買っておくのがベターです。
もし花火大会後に食事をするのであれば、水営駅まで歩いたほうがいいです 。
広安里周辺 はとっても混みあいます。
【番外編】釜山で食べておきたいグルメ
釜山花火大会に行くのであれば、釜山のグルメも味わってみませんか?
という訳で釜山で食べておきたいグルメを5つ紹介します。
ミルミョン
釜山の夏を代表する冷麺。小麦粉を原料にしており、もちもちとした食感で、日本人にも食べやすい口当たりです。
韓国では冬でも冷麺は大人気!ハサミで切って、酢や辛子をつけて食べます。
コムジャンオ
コムジャンオはヌタウナギのこと。見た目が「気持ち悪い」と一時期話題になりました。
しかし、食べてみるとコリコリとした食感でクセになってしまう方も多いんだそう。
甘辛いタレで焼き肉のようにして食べるグルメ。
釜山でしか食べられないそうなので一度試してみては?
デジクッパ
釜山と言えば「デジクッパ」。柔らかく茹でた豚肉とねぎとご飯を加えて、数種類の薬味を混ぜながら食べる料理です。
首都ソウルでもデジクッパのお店はほとんど並んでいないため、韓国人観光客の間でも人気のメニューです。
ふぐ料理
釜山は日本の下関ぐらいのフグの漁獲量があります。
フグと言えば、高級食材のイメージがありますが、釜山ではもっとお手軽に食べることが出来ちゃうんです。
もちろん刺身(フェ)は日本を凌ぐほどの価格ですが、「ポックッ」と呼ばれるふぐちりのようなスープは庶民的な価格で食べられます。
あっさりとした味わいとふぐの旨味が出ていて韓国で飲み過ぎた後にもおすすめです。
ヤンコプチャン
じつは「ヤン」と「コプチャン」は別物で、牛の内臓部分であるヤン(ミノ)とコプチャン(小腸)で作る料理の名称として呼んでいます。
釜山では牧場や屠殺場 があったことから新鮮なホルモンが手に入りやすかったのだそう。
塩やタレなど様々な味付けで食べます。
ホルモンは少し臭みがあって苦手な方もいるかもしれませんが、釜山のホルモンは新鮮で臭みがありません。
一度挑戦してみては?
その他韓国の食文化
韓国と言えば、チキン屋台!
パリパリとした皮とジューシーな肉汁の組み合わせはもうたまりません。
韓国の人にとってチキンとメクチュ(ビール)の組み合わせは定番であり、通称「チメッ」と呼ばれています。
花火大会ではチメッしている方を大勢見かけることでしょう。
韓国では「ペダル」と呼ばれる配達の文化が発達しており、花火大会や公園にも出前を頼むことが出来ます。
ですが、この釜山花火大会は大勢の観光客が押し寄せるのでもし頼むのであれば時間をずらした方が良いでしょう。
まとめ
釜山花火大会は一時間に八万発ものカラフルな花火が打ち上げられ、レーザービームや音楽も一緒に楽しめる花火大会です。
世界中から100万人以上の観光客が押し寄せるため、事前準備はしっかりと行いたいものですね。
タイトルの通り、2020年の釜山花火大会は11月7日に開かれます。
忘れないように今から予定を開けておきましょう!