以前は浜名湖サービスエリアで潮干狩りができていました。
珍しい潮干狩りポイントでもあったのですが、2019年12月にサービスエリアが一新されました。
これと同時に、潮干狩りができなくなってしまったのです。
しかし、浜名湖サービスエリアの魅力はそればかりではありません。
高台にあるので、浜名湖を一望できるビュースポットがあるのです。
サービスエリアながらも、楽しい時間が過ごせるでしょう。
潮干狩りスポットはなくなってしまったものの、人気の潮干狩り場が浜名湖にはあります。
ここでは、人気スポットをご紹介します。
浜名湖でも有名でおススメな潮干狩り場
浜名湖サービスエリアでは潮干狩りが不可能となってしまいました。
しかし、有名な潮干狩り場はたくさんあるのが浜名湖の魅力の1つです。
ここでは、無料・有料それぞれのスポットを1つずつご紹介していきます。
中之島
【住所】
浜松市西区弁天島渚園
【開催期間】
潮干狩りの開催期間は設定されていないので、1年中楽しむことができます。
【料金】
入場料金や持ち帰り料金などの設定はありません。無料で採捕可能です。
【駐車場】
浜名湖ガーデンパーク・渚園駐車場・亀崎公園駐車場いずれかが最寄りパーキングです。
周辺には、コインパーキングもあります。
【アクセス】
電車・車それぞれのアクセスについて以下、ご紹介します。
電車の場合
JR弁天駅よりタクシーで10分程度。
車の場合
東名高速 浜松西インターチェンジから浜名湖ガーデンパーク方面に30分程度。
【特徴】
浜名湖周辺で唯一と言っても良いほどの無料潮干狩りスポットです。
有料潮干狩り場が多い地域の中では珍しいといえます。
浜名湖ガーデンパーク駐車場から徒歩1分で中之島まで行けるので、アクセスも抜群。
干潮時に岸辺で潮干狩りができる中之島。
お子様でも上り下りがしやすい階段がついていて、穏やかな岸辺です。
家族で潮干狩りがしやすい環境が無料にもかかわらず整っています。
なお、貝の種類はあさりやマテガイが主となります。
無料の潮干狩りスポットなので、道具類のレンタルなどはありません。
潮干狩りを行う際には持参していきましょう。
村櫛海水浴場
【住所】
静岡県浜松市西区櫛町
【開催期間】
2020年は、新型コロナウイルスの影響もあり中止となりました。
なお、2019年は5月3日(木)~8月26日(日)まで開催されました。
【料金】
・大人 1,400円
・小人 700円
となります。
なお、渡船料込の価格で、あさり2キロまでの採捕価格です。
【駐車場】
切符売り場の東西に無料駐車場あり。
【アクセス】
渡船の場合
村櫛海水浴場より潮干狩り場まで500m。
車の場合
浜名西バイパス坪井インターチェンジより10分。
浜名湖ガーデンパークから西へ約2分ほど。
【特徴】
村櫛海水浴場は岩場などが無い砂浜です。
小さなお子様でも安心。
また、船に乗って潮干狩り場まで行けるので、行くまでの楽しみも味わえます。
干潮の時間をあらかじめ調べておけば、何と最大4時間ほど潮干狩りを楽しめるスポットです。
休憩用にイカダがあったりお食事処があったりと、プラスアルファも堪能できます。
美味しくうま味たっぷりのあさりが主となる貝の種類です。
なお、切符売り場にバケツなどの道具類を販売しています。
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浜名湖サービスエリアはEXPASA浜名湖にリニューアル
以前は潮干狩りができていた浜名湖サービスエリア。
2019年に「EXPASA浜名湖」という名前でリニューアルされました。
では、どのような変化を遂げたのでしょうか。
ここでは、EXPASA浜名湖についてご紹介します。
2019年12月5日にグランドオープン
2019年12月5日、EXPASA浜名湖としてグランドオープンしました。
高速道路初出店となる、数々の受賞歴がある餃子店からウナギ弁当。
さらには、浜名湖を眺めながらお食事ができるスポットなどがあります。
サービスエリアながら、浜松の恵みを美味しく楽しくお腹を満たすことができるのです。
ショッピング館・カフェ館。展望台などもあり、思わず長時間滞在してしまうような魅力があります。
ぷらっとパークとは
EXPASA浜名湖にある「ぷらっとパーク」は、高速利用者でなくても利用ができるスポットです。
売店やレストランもありますが、浜名湖を一望できるその景観が大きな特徴。
小さなお子様が遊べる遊具施設も充実しています。
パーク内には桜がありますので、お弁当を持ってお花見というのも良いでしょう。
また、設備も充実しています。
授乳室・ミルク用のお湯の用意もありますので、乳児連れでも快適で安全な環境があるのです。
浜名湖について
以前はサービスエリアでも潮干狩りが行えていたほど、浜名湖周辺は潮干狩りスポットが多いのです。
なぜ浜名湖は潮干狩りが盛んなのかと気になるかもしれません。
それは、浜名湖が「どんな湖なのか」に触れると見えてきます。
ここでは、浜名湖についてまとめていきます。
汽水湖である
浜名湖の大きな特徴の1つに「汽水湖」という点があります。
汽水湖とは、簡単に言えば淡水・海水の双方が入り混じっている状態を指しています。
浜名湖の場合、都田川とその周辺の淡水と遠州灘の海水が入り混じっています。
淡水と海水それぞれの養分が多く含まれた水で育つ貝類は美味しさもぐっとアップします。
そして育成環境も整いやすくなるのです。
潮汐の遅れがある
日本で2番目の汽水湖である浜名湖。
実は湖の南側と比較をすると北川では潮汐の時刻が送れるのです。
南にある舞阪と北にある村櫛で比較をすると2時間ほどの潮汐差があります。
また、奥浜名湖と館山寺では3時間もの差が生じているのです。
これは浜名湖の大きな特徴でもあります。
浜名湖全般について
浜名湖は美しさを誇る湖でもあります。
しかしこれは、人々の努力の結果でもあるのです。
年に一度、浜名湖では「大掃除」が行われています。
浜名湖の水をきれいにする会が主催となり、掃除を行っています。
2012年には332団体・2万人以上が参加をしたのです。
人々の大きな愛に支えられている湖ともいえるでしょう。
また浜名湖には「アオバト」が集まっています。
陸で暮らす鳥類の中で海水を飲むのはこのアオバトだけと言われているのです。
特に村櫛海岸付近では、多い時には200羽近いアオバトが確認できます。
果実や木の実では摂取できないミネラル分を摂取できるからと考えられているこの姿。
5月~10月くらいまで確認することができます。
汽水湖という特徴をいかし、貝類が美味しく育つ浜名湖。
この特徴は「海苔づくり」にも活かされています。
あまり知られていないのですが、文政3年ごろから浜名湖の海苔養殖ははじまりました。
今では郷土食として根付いているのです。
毎年2月6日を「海苔の日」として供養祭と称したお祭りが催されています。
何気なく足を運んだり眺めるばかりではなく、改めて浜名湖を知るとその姿も変わって見えるものです。
浜名湖にはさまざまな特徴や魅力そして、それを支えるものがあります。
まとめ
- 浜名湖で有名な潮干狩りスポットをチェック
- 浜名湖にはさまざまな特徴や魅力がある
- 浜名湖サービスエリアでは以前は潮干狩りができた
- 2019年にEXPASA浜名湖にリニューアルされ潮干狩ができなくなった
- EXPASA浜名湖は魅力的な施設がたくさんある
- ぷらっとパークは小さなお子様でも安心して遊ぶことが可能
潮干狩りができなくなってしまったものの、魅力的な変貌を遂げたEXPASA浜名湖。
ぷらっとパークとあわせて一度、足を運んでみてください。
浜名湖周辺には、湖の特徴から潮干狩り場が沢山あまります。
特産品の1つでもあるあさりを始めとした貝類を自らの手で採るのも良いでしょう。
無料・有料それぞれのスポットがあります。
好みや同行者などに合わせて選んでください。