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子供が大好きな虫取りにはこんな効果が!?|驚くべき3つの効果

子供って、虫取りが大好きですよね。

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蝶、カブトムシ、クワガタ、トンボを見かけたら夢中になって追いかけまわしていることも。

そして昆虫図鑑に夢中になって、気が付いたら親よりも虫の種類に詳しくなっていたり。

近年は、自然が少なくなったせいか、虫取りに出かける子供をそう見かけない気がします。

都会に限った話ではなく、田舎でもそうです。

それは、スマホやゲームなど外以外に興味をひくものが発達してきたからです。

それでも山や公園に遊びに行ったときに、ワクワクした表情で虫を眺めているお子さんをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

実は、虫取りには驚くべき効果があることが分かっています!

本記事では虫取りが子供の与える影響についてお話しします。

 

虫取りが子供に与える効果

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虫取り効果で子供の知的好奇心が伸びる

虫取りの体験は、子供の知的好奇心の成長につながります。

そして知的好奇心の成長は勉強意欲の向上につながります。

 

なぜでしょうか?

虫は世界で最も種類が多い生物とされ、様々な環境に適応して繁栄しています。

家の中でも蜘蛛やムカデ、ゴキブリなどいろいろな虫を見かけますよね(見かけたら悲鳴を上げ、スリッパや殺虫スプレーを持ってきますが)。

その種類の多さと多様な適応力こそが子供の知的好奇心の成長につながるのです。

「この虫とこの虫は似ているなあ。いやでも、この虫とこの虫は足の数が違うぞ」

というように同じ「虫」でも違いがあることで知りたい気持ちが膨らんできます。

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実は、東大生などいわゆる「頭の良い人」の共通点として「子供のころの熱中体験」があるのだそうです。

子供の頃に、知的好奇心を強くすることで様々なことに興味を持ち、勉強好きになるのです。

「ファーブル昆虫記」の著者であるジャン=アンリ・ファーブルは、捕まえた昆虫を机の下で見ていたり、道にはいつくばって一日中昆虫を観察し続けていたのだそうです。

周りの人からは「変わった人」だと一目置かれていたようです。

では、昆虫の分野以外はどうだったのかというと、とっても優秀でした。

小学校、中学校の先生をしており、その後昆虫についての研究や本を書くようになりました。

ファーブルも子供時代に知的好奇心を伸ばしたおかげで、勉強で優秀な成績を収めることが出来たのかもしれません。

 

命や自然について学ぶことが出来る

虫を捕まえ、自然と触れ合うことで五感が刺激され、脳の活性化に繋がります。

虫を通して、相手との距離感や命の尊さを学ぶことが出来ます。

生き物にかかわる上で忘れてはいけないのが、「全ての生き物には命がある」ということ。

子供が虫を取ってきて、餌を与えたり、虫に触る力加減で命が伸びたり、死んでしまうことがあります。

 

私の幼少期の話になりますが、近所の子(名前をAちゃんとします)が子亀を飼っていました。

私の家でも飼育していて、餌をあげたり、日光浴をしてあげたりととても可愛がっていました。

ある日、Aちゃんの家に子亀を見に、私の他にBちゃんという子が遊びに行くことになりました。

実はAちゃんの家ではペットを飼ったことがありません。

うまれて初めて子亀を見に行くことにBちゃんはとてもわくわくしていました。

Aちゃんの家に着き、早速子亀に触らせてもらえることになりました。

家で子亀を飼っている私は力加減をしっていたので、甲羅を軽くつついただけでした。

ところがBちゃんは力加減が分からないため、子亀を持って地面に叩きつけてしまったのです。

Bちゃんにとっては子亀がとても頑丈な石のように思えてしまったのでしょう。

当然、子亀は叩きつけられた衝撃で死んでしまいました。Aちゃんは大泣き、Bちゃんもつられて泣いていました。

軽いトラウマのような話ですが、「命」について考えるきっかけになりました。

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そして、虫を捕まえるには自然の中に入っていく必要があります。

どんなところに虫がいるのか、この植物は触れてもいいのか、どんな物音を立ててしまうと虫は逃げてしまうのか…。

スマホやゲームでどれだけ自然を再現できたとしても、匂いや物音、雰囲気までは再現できません。

自然の中に入っていってこそ、体験ができるのです。

 

体づくりに必要な運動が出来る

子供が楽しく動き回ることで、次第に自分の体を動かしたいように動かせるようになってきます。

虫を捕まえるためには、時には走って行ったり、木に登る必要があります。

実は、何気ないこんな動きこそが大切です。

 

虫取りに必要な道具

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  • 虫かご
    当たり前ですが、そもそもこれがなければ虫は採取できません。
    ホームセンターで購入することが出来ます。
    今は仕切りがついているものの売っていますので、たくさんの種類の虫を捕まえたいときはことらが良いかもしれません。

  • 虫取り網
    必須という訳ではありませんが、例えばトンボや蝶などひらひらと飛ぶ虫を捕まえたいときは用意しましょう。
    他に高い木に登っている虫を捕まえたいときにも活躍してくれるのでもっていて損はありません!

  • 懐中電灯
    カブトムシやクワガタは、夜や早朝に採取しやすいのです。
    こんな時に活躍するのが懐中電灯。
    夜や早朝でなくても、昼間の雑木林は案外暗い物です。
    まあ、スマホのライトでも良いかもしれませんが…。

  • タオル
    汗をかいたり、首周りを指されないように首回りに巻いておきましょう。

 

虫取りにおすすめな服装

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虫取りをする際は、虫に刺されてしまったり、夢中になって怪我をしてしまったり、はたまた植物に触れてかぶれてしまう可能性があります。

ということでおすすめの服装をまとめました!

  • 長袖長ズボン
    どんな状況であったとしても、虫取りの際は長袖長ズボンが必須です。持っていなければ買いに行ってください。
    「え?でも某ゲームに出てくる虫取り少年はタンクトップに半ズボンだよ?」と思われた方もいるかもしれません。
    あくまであれはゲームです。あんな露出は止めましょう。

    雑木林や山には蚊は当然のこと、スズメバチやマダニなどの危険な虫がいっぱい!
    最近では東京でヒアリが確認されています。
    刺されて終わりなら良いかもしれませんが、場合によっては高熱が出たり、命に関わることも…。

    ちなみに、ハチが好む色はご存知ですか?
    そう、黒です。ハチは世界の色が白黒に見えており、黒か白でしか判断できないのです。
    つまり、黒に近ければ近いほど攻撃されやすくなってしまいます。
    逆に、一番攻撃されにくいのは白色です。そのため、ハチの駆除業者の服装は白色を採用しています。
    とはいえ、全身白はちょっと怪しいかもしれません。薄い色やなるべく白に近い色でそろえるようにしましょう。

  • 帽子
    ハチへの対策に黒い服装を避けることを前提として、我々日本人には黒い物が他にありますよね?
    そう髪の毛です。
    髪の毛が隠れるように帽子はしっかり被りましょう。
    そして、近年夏になると熱中症で病院へ運ばれることが増えてきています。帽子をしっかりと被り、強い日差しは避けましょう。

  • 長靴
    野山や草むらには沢山の虫が潜んでいます。その代表格ともいえるのが「マムシ」です。
    基本的には、マムシやヘビはこちら側から近づかない限り襲ってくることはほとんどありません。
    が、しかし産卵期になると攻撃性が増します。
    その産卵期というのが8月~10月なのです。
    マムシに噛まれてしまうと、焼けるような痛みが広がり、紫色に変色します。その1~2時間後にはリンパ節が腫れます。
    マムシを見かけたらとにかく近づかないことと、長靴で足を防護しましょう。

  • 手袋
    木や草で手を切ったり、危険な虫に噛まれてしまう可能性もあるので手袋は必ず装着しましょう。
    「虫は捕まえたいけど、直接は触れない」という方のためにも手袋は用意しておいた方が良いですよ。

 

番外編 こんな時どうするの

ここまで読んできて、「子供と虫取りをしてみたい!」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、こんな2パターンの場合の対処法について紹介します。

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そもそも子供が虫を触れない

これは、虫取りにおすすめな服装でも触れていますが、まずは手袋をして捕まえてみましょう。

ほんの一枚の布越しかもしれませんが、直接触ることは避けられる為、案外触れる子供は多いです。

ちなみに私も虫は苦手ですが、手袋越しなら触ることが出来ます!

そして、虫に触れる機会が少なくなると自然と虫に触れなくなってしまうのです。

子供が興味を持ち始めた頃に、どんどん自然や虫と触れ合える機会を作ってみましょう。

動きが速い虫や大きい虫ではなく、小さくて動きがゆっくりとしたアリやダンゴムシから挑戦してみるもの良いですよ。

虫に触ることが出来なくても特に困ることはありませんが、例えば授業中に教室に虫が入ってしまったとき、虫を捕まえて逃がしてくれる男の子ってカッコいいものです!

 

虫を捕まえたらキャッチ&リリースそれとも飼う?

これは完全に好みです。

子供が逃がしたい、といったら逃がせば良いし、飼いたいと言ったら飼いましょう。

ただし、たくさん捕まえすぎた場合は飼育しきれるのか考えてから決めましょう。

もし飼育することになったら、どんな食べ物を食べるのか、どんな習性があるのか一緒に観察してみるのも面白いです。

同じカブトムシでも、全くスイカを食べない個体、暴れまわっている個体、茶色っぽい個体や黒っぽい個体など様々な種類がいますからね。

私の同級生には、夏休みの研究でアリの巣の研究をしてきた子がいました。とても面白くて、校外のコンクールで賞を取っていました。

飼育することで虫に興味が湧き、学ぶ楽しさを感じてくれるでしょう。


 

虫取りを楽しんで子供と共に成長をしよう

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今は、スマホやゲームなど家でも楽しく遊べる時代になってきました。

しかし、外に出て自然に触れることでしか得られないことがあります。

幼少期に虫取りをすることで五感が刺激され、知的好奇心が増し、体作りに必要な運動をすることが出来ます。

ぜひ、週末や長期休みに子供と一緒に虫取りに出かけてみませんか。

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